MUKU-DATA  欅にクマンバチ(熊蜂)の巣

昨夜は30代後半のそれぞれ親方大工さん4人にお誘いを受け、
ビアガーデンでした。
みなさん、下積みの修行に10年以上、独立して数年経っていますので、
技術も気持ちも筋が一本しっかりと通っていて、話していても曇りがありません。
どんな小さな仕事でも下請けだけではなく
直接、頼まれる事の大切さ、など話したりしていました。
将来新潟の大工を担っていく親方になっていくのだろうと期待しています。

昨夜のお酒がまだ少々残る中、さきほどだらだらとTVを見ていましたら、
エリート一家でご本人も灘高→東大工学部→官僚試験パスのエリートコースを歩んできたのですが、
選んだ道は学歴にとらわれない大工。(静岡沼津の平成建設(大卒大工採用で有名))
図面や机上ではなく自らの手で、建ててみたかったのが理由。
東大卒という道を歩んできた人が、大工の選択というのはそれだけで説得力があるものですね。

新潟でも大卒→平成建設さん→大工として独立した方と数か月前に話しましたが、
発想が面白かったですし、期待です。

家を作る=大工さん
昔はまず最初の窓口はこれ一本だったのが、今はさまざまです。
ハウスメーカーにはじまり、建築家、不動産屋、材木屋、デザイナー、家具屋だって内装を手掛けています。
いろんな窓口があるのはそれはそれでいいのでしょうが(それぞれに得意分野がありますから)
でも実際に作る人は、技術のある大工さんです。
どの窓口であれ、大工さんなしでは家は作れません。
作れるってことはほんとうに凄い事だと思います。
昨夜の4人の大工さんとの話を思い帰しながら、そんな事を思っていました。

酔った中、
「でも一番大切なことはここですよ」
右手の拳で強く胸を2回叩いていましたね。

鎌倉倉庫へ板を移して、はじめての夏がきましたが、
板の反り割れはもう覚悟はしていますが、
また新たな問題?が・・・
クマンバチが木をかじって巣をつくっています。
観察していると、栃や欅の傷んだ柔らかい部分から入っているようです。
もともと下小屋の梁なんかにはクマンバチの穴はあったのですが、
そうかぁ・・・板にも入ってしまうのですね。

初夏、メスが太い枯れ枝や木造家屋の垂木などに細長い巣穴を掘り(穿孔営巣性)、中に蜜と花粉を集める。
蜜と花粉の団子を幼虫1匹分ずつまるめて産卵し、
間仕切りをするため、一つの巣穴に、一列に複数の個室が並ぶ
(英名の carpenter bee(大工蜂)は、この一連の巣づくりの様子に由来)。
ウィキペディアよりコピペ

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