
■ MUKU-DATA 沢胡桃(サワグルミ)3.7m カウンター材
建築で胡桃(クルミ)の木と言えば、もう少し色の濃い鬼胡桃(オニグルミ)
輸入物はウォールナットにあたる。
過去にサワグルミなんて使った事があったっけなぁ・・と。。
しばらく前に工務店の設計士さんと施主さんが
木材倉庫にカウンター材選びに来られて
まだ削らずに倉庫の奥に立て掛けてあったこのサワグルミが気になった様子で。。
選んだ理由は多分、自然な曲り、、というか丸太が少し曲がっていたので
製材時に片側だけ樹皮が残った一枚だった。
きっとこの自然なゆるやかなカーブが気に入っていただけたんだと思う。
あとは色、濃くなくナチュラル色の薄めの優しい色
なかなか、色の薄めの木というと限られてくる。
色の白い代表格は栃や楓となるが、
近年、栃なんて高過ぎてなかなか使いたくても使えない。
楓もそうそう長いカウンター類も多くはないし、、、
樟の一枚板は5~6年ほど前までは比較的安めに入手できたけど
近年はそれなりの値段が付くことが多い。
そう考えるとなかなかコスパのいい白系の木も適材が出てこないのが実情
このサワグルミ、あまり市場には出てこないが、仕上がったサワグルミをみて
この木も白系にはありだなぁ・・と思った。
材は柔らかめで油分も少ない印象でパサパサした感じはするが
優しい色合いは気持ちを穏やかにしてくれるし
指先から伝わる木の質感も柔らかくて優しい。
このサワグルミ、曲がって先細りする角度が図面上、逆だったので
木裏使いで使うとのこと
現場納品してから1か月以上過ぎたけど、上手く納まったかなぁ・・・
身近にある木に触れる生活で、少しでも人の心が優しくなれれば
この仕事を続けていて良かったと思う。
森と水の郷 あきた 樹木シリーズ サワグルミ






