■ MUKU-DATA  神代欅 1/13製材


埃が被りグレーに変色して何の木か良く分からない盤
20年以上は倉庫の隅で眠っていたのかと思う。
色は挽いてみないと茶神代か黒神代なのか判別できなかったのだけど。。

埃まみれで捩れた材面に鋸を入れる。
製材機はマジックのようだと思う。

枯れてボロボロになった瀕死の盆栽をプロの手によって剪定し直し
それにあった鉢に入れると文人風の洒落た盆栽に様変わりする。
凄いなぁと思う。
こういった事はどこの業界でもその道のプロの手で使えるものへと再生される。

製材屋でいえば、その汚れた材面を製材機でなめる事で眠っていた材を呼び起こして
息吹きを注ぐ。
材木を扱っていてワクワクする瞬間の一つかと思う。

挽き直した材はどれも割れが生じているものが多いが
神代欅としては色はいい。目詰まりはまぁまぁ
一部玉杢の載っているものもあるし
2枚は片側に樹皮が残ったままの材もあって使い方によっては面白い材かと思う。

材面や材質が分かるようにできる製材機がマジックなら
次はこれらの材を活かして
この材でしか出せないものへと変化させるのが次の人たちの仕事かと思う。