■ MUKU-DATA 鳥海山神代杉 仕上げ加工済み


この僅か1mほどの根っ子部分の板、ギザギザに縁取りされたキャンバスには
この木が生きてきた証としての年輪が刻まれている。
これ自体でもうこの大きかったであろう杉の木のほんのわずかな断片だけでも
大きなエネルギーを感じることができる。
死体・・ 死木・・
これが真実で噓偽りのないこの木、そのもの。完成された断片の一つと言えよう。

この素材を使って、これに人の手を加える事にした。
この完成された本物、樹齢で言えばきっと200年、300年それ以上かもしれない生きていた木
鳥海山の噴火による山体崩壊で2500年も地中に埋もれていた埋れ木

わずか数十年生きてきた人間に何ができようか・・・
神聖なるものへの冒涜だ!

それとも
人の手が加えられることで何か新たなものが生まれてくるのだろうか・・

足掻きながらそれでも、前へ行こうとする。。

儚い人生だ。