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適材適所 - 新発田屋 木材倉庫 https://shibataya-mokuzaisouko.jp Wed, 15 Jul 2026 23:02:31 +0000 ja hourly 1 https://wordpress.org/?v=6.8.8 https://shibataya-mokuzaisouko.jp/wp-content/uploads/2020/07/cropped-icon2-1-32x32.png 適材適所 - 新発田屋 木材倉庫 https://shibataya-mokuzaisouko.jp 32 32 180542900 シャム柿(ジリコテ) https://shibataya-mokuzaisouko.jp/persimmon-and-rosewood/42608/ Wed, 15 Jul 2026 23:02:28 +0000 https://shibataya-mokuzaisouko.jp/?p=42608 ■ MUKU-DATA  シャム柿(ジリコテ) 先日関東から急遽、シャムを引取りに来られた。あと5本あった在庫のうち3本を持って行っていただいた。割れてるし小ヒビも多いが何とかして使うという。 材木屋になりたての若かりし…

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■ MUKU-DATA  シャム柿(ジリコテ)

先日関東から急遽、シャムを引取りに来られた。
あと5本あった在庫のうち3本を持って行っていただいた。
割れてるし小ヒビも多いが何とかして使うという。

材木屋になりたての若かりし頃20代、少し材を覚え始め目にした黒柿やシャムの縞模様
単純に、かっこいい木だなぁ・・って思った。

黒柿は買えないけどシャムならと手頃なシャムがあると時々買っていた。
ここんところ10年はシャムの案内も来ないし
市場で目にすることもなくなった。
床柱として作られたシャム柿もいっとき市場に時々出ていたが
今は見る影もなし。。

当時床柱として作られたシャム柿の細めの(確か4.5寸前後だったかと思う)柱が2本
手をつけられずに残っている。
杢に惚れた木だったから、購入したもの。
芯持ちだし、それなりの値段がしたし、、
部材取りしても歩留りが悪いし単価が合わないからそのままになっている。
この2本は床柱としての用途として使われるのが一番良いんだろうと出番を10年以上待っている。

床柱屋さんが言っていたけどシャムは削ると白がぼやけてしまうので
コントラストを出す為に白太部分に何だったかを塗り脱色するらしい。
そんな技術ももう素材がなけりゃ必要ないことなのかもしれない。

残りのストックは2間の巾400mm程度の薄めのカウンター材2枚
3mの500mm巾ほどの厚みのあるもの(割れあり)1枚
床柱3m 芯持ち2本
そして写真の丁物2本
端材少々

うちにはこれしか残っていない。

適材適所の機会が訪れたらお勧めしようと思っている。



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好きなダオで特注家具 https://shibataya-mokuzaisouko.jp/wooden-furniture/42451/ Sun, 28 Jun 2026 23:29:49 +0000 https://shibataya-mokuzaisouko.jp/?p=42451 ■ MUKU-DATA ダオ(ニューギニアウォールナット)平割材   大阪のオーナーさんと福島の木工所さんが新潟の材木屋(弊社木材倉庫)でダオという材を使ってこれから作る収納棚の打合せを兼ね木取りを行った。 経緯は、ダオ…

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■ MUKU-DATA ダオ(ニューギニアウォールナット)平割材  


大阪のオーナーさんと福島の木工所さんが新潟の材木屋(弊社木材倉庫)で
ダオという材を使ってこれから作る収納棚の打合せを兼ね木取りを行った。

経緯は、ダオ好きなオーナーさん(ダオ好きって、、ダオ自体多く流通している材ではないので
好きな材種は?と聞いて、ダオって返答は稀なケースではあると思われますが・・)が
弊社にあるダオを使って収納棚の家具を計画している時に
それをどこの木工所で作って貰うのが一番いいだろうか・・と考えていた時に
ちょうど木材倉庫オープン日の土曜日に訪ねてきていただいた福島県からの木工所さんが居て
お会いして数分程度だったのですが
この話、この方に作ってもらうのがいいんじゃないかなぁ・・って
直感ですかね、、
名は体を表す・・といいますか・・
今までの生き様がその人の顔や全体の仕草に表れるといったらいいのでしょうか・・
その人自身が名刺代わり。
誰も見ていないからこれでいいやって事をやってると
それはきっと顔つきに表れてくると思うんですよね。
(それらの規律っていう基準は人それぞれに持っている事かとは思いますが)
お天道様は見ているんだなぁと思います。


自分が木取りをする際はごちゃごちゃしていると間違うので
一人静かに集中したい。
木取りのやり方で出来上がったものの見え方も違ってくるし
使う枚数も変わってきてコストに影響する。
なので、なるべく邪魔にならないよう余計な口を挟まぬように心がけていた。
自分の仕事は、オーナーさんと木工所さんで木取り方法を記した材を
立掛け、また新たな材を寝かせる、ロボット肉体作業。

立場をわきまえ人も木も適材適所
老いを感じますが、、まだまだやらなきゃ、否、木を触っていたいんですよね・・






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木の本棚 https://shibataya-mokuzaisouko.jp/wooden-furniture/42097/ Thu, 09 Apr 2026 00:18:32 +0000 https://shibataya-mokuzaisouko.jp/?p=42097 ■ MUKU-DATA  組み立て式 木の本棚 支柱はマホガニー材 お客さんが考えた案を形にするのが我々の仕事の一つお客さんからどうせなら木で本棚を作ろうかって事になり先ずは提案させていただいたもの(完成品)をお客さんが…

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■ MUKU-DATA  組み立て式 木の本棚 支柱はマホガニー材


お客さんが考えた案を形にするのが我々の仕事の一つ
お客さんからどうせなら木で本棚を作ろうかって事になり
先ずは提案させていただいたもの(完成品)をお客さんがアレンジする。(組み立て式)

過去に一度でも作った事があるものであれば
その際の問題点など考慮して更に精度等高まるのだが
はじめて作るものは、作ってみないと分からない点も多い。
その点、考えなきゃいけない時間も必要だし、気苦労もある。

はじめての〇〇っていう一点物という機会が結構多いような気がする。。
まぁできる限りお応えできれば・・という気持ちから
それらの事に一つ一つ向き合っている。

台座と鉢巻部分は鉄製で、そこに支柱を差し込んで支柱に埋め込んだ棚板の受け柱に
棚板を載せるというシンプルな構造なんだけど
要となるのは木の柱で
お客さんからの要望は杉や桧ではなく広葉樹でとなっている。

いろいろと考えると広葉樹の支柱のサイズは50×40mm程度は欲しいよね・・
広葉樹でなるべく安く、尚且つ支柱は直材で仕上げなくてはならない。。
この時点で、適材は何がいいかぁ・・と頭が病める。

『2.6m 50×40mmの直材 なるべく安めのもので・・・』
製作する側のあなたなら、何の材を選択しますか・・・?
材種の選定、難しいでしょ?


以前に購入して在庫していた3mの平割材t45mmのマホガニーがあったので
(何度も確認してマホガニーとして購入したが、マホガニー系は似たような材が多いので
これが何マホガニーかとは輸入業者もハッキリと分からない様子だった。
過去にアフリカンマホガニー、シンガポールマホガニーの扱いはあったが
この平割材はアフリカンではないのは分かる。
どちらかというとシンガポールマホガニーに似ているのだが・・
ハッキリとは分からない)
その厚み45mmの材から巾60mmに製材
どの材もそうだが製材すると少し曲りが出てくる。
なるべく素性のいい素直そうな材を選んで製材するもそうそう上手くはいかないよね。
50mm仕上げ側は削り代10mmみて60mm製材、もしくは65mm程度で製材したので
50mmには仕上がるが
厚みの45mm側が問題で40mm仕上げは厳しかったので仕上げ38mmとさせてもらった。
それでもその厚みの仕上げが厳しいものが数本あったので
一部支柱を2枚貼り合わせで作る事も検討したが
数ミリ真ん中が膨らんでいても、棚板を設置する際に押せるので
数本の曲りは問題なかろうと判断した。

5連結と2連結の書棚の製作で
2連結は別室のものなので棚板はタモ集成となり、
5連結の40枚は無垢材で作る事になった。
D300mmの無垢材、これもコストを抑えてその数を用意するのがなかなか大変で
とりあえずビーチ材で20枚のみの製作となった。

残りの棚板20枚は木が好きなお客様なので都度、色々な材種を追加していきながら楽しんでもらう事にした。
耳付きの棚板があってもいいし
好きな色々な材種を選択してもいいのかと思う。

技術的には難しい作業はないので製作は大工さんにお願いした。
上下の鉄はお客さんとお付き合いのある鉄工所さんに依頼
鉄工所さんとやりとりしながら、
心配だったので一部仮組をしてから、全ての材を仕上げる事にした。

使用場所は東京なので組立はお客さん自身、もしくは内装業者さんがやることになっている。
問題なく上手く組み立てる事ができればいいのだけど。。
念のため図面と材料の全てに番号をつけてから梱包した。


今回の要は柱材
材の選定とそれを直材に仕上げること

例えば支柱はナラ材で、、と指定されたら
50×40mmの直材を製作するのにどれくらいの削り代が必要で
そういった材を安価に手配するのは難しいだろうなぁと思う。

あ、そうそう塗装はなし、
オイル塗装すると本がオイルを吸ってしまうので、、
木の質感と紙の質感
無塗装の触り心地の良さ

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黄檗(キハダ)一枚板 天然乾燥材 https://shibataya-mokuzaisouko.jp/mukuita/41886/ Mon, 16 Mar 2026 00:07:09 +0000 https://shibataya-mokuzaisouko.jp/?p=41886 ■ MUKU-DATA  黄檗(キハダ)一枚板 2.7m 天然乾燥材 Rプレナー加工済み SIZE 2.5m~2.8m 巾600mm前後 厚60mm程度 ちょうど3年経過したキハダにプレナー掛けをして倉庫に立て掛けた。丸…

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■ MUKU-DATA  黄檗(キハダ)一枚板 2.7m 天然乾燥材 Rプレナー加工済み

SIZE 2.5m~2.8m 巾600mm前後 厚60mm程度

ちょうど3年経過したキハダにプレナー掛けをして倉庫に立て掛けた。
丸太から製材された板を樹皮を剥がして虫が入り難いように処理して割れ止めを塗り
桟済みをして眠らせる。
眠らせている板たちは定期的に点検して必要に応じて防虫する。

そろそろ乾いてきたころだし、一旦削ろうかと奥から材を出して表面を削る。
やはり結構反りが出ている。
木の癖はなかなか抜けない。
こうしてある程度乾いた板を削り、今度は倉庫内に立掛ける(ものによっては木裏側を手前にして立て掛ける
これは変な癖がつかないように、逆反りの方がまだ木表側を使う際に都合がいい)

そして削られた一枚板たちは更にまた少しだけ癖を出し反る。
最終的に仕上げる際は更に再度プレナーをかけ、サンダーで仕上げる。
弊社の場合、プレナー掛けは殆どの材に2度行っている。癖を抜く為に。

製材後の流通段階で誰が乾かすか?
目に見えない時間をどの段階で誰が請け負うか・・?
これは価格に反映し辛いが無垢材、一枚板にとっては一番大事な工程でもある。

弊社みたいな天然乾燥を終えてから出荷する材木屋もあれば
生材のまま販売して工務店さんがその天然乾燥期間の時間を費やすところもある。
一枚板市場で出てくる材は殆どは挽きたての生材
まだ癖が出る前に売り切ることが多い。

栃の虎杢、縮み杢も挽き立ては美しいが、あの杢目部分は早く割れ止め等の処理をしないと
ピリピリ割れてしまう。
折角の銘木、美杢が手入れ如何で台無しになってしまう事も多い。
材を知ること、良く観察していれば分かることである。
神代木なんてまさにそれで、挽き立ての乾かないうちに販売できれば
見た目の状態は悪くない。
問題は乾燥かと思う。
バキバキグニャグニャ・・何度も経験済みだし都度心が折れる。

プレナーを掛け終えたキハダを一枚一枚確認しながら
あれだけ頑張って手入れしたのにやはり数カ所虫穴があった。
キハダも虫は大好物な木、美味しい木なんだなぁ・・

硬く過ぎず適度な質感、この木も良い木だなぁ・・と実感する。
手をかけてきたからこそ感じ得ることかと思う。


直ぐに売りたい、使いたいという気持ちは分かるが
その先を考えると結果は悪い方向へいく。
我々が適切な使い方を示してこなかったから一枚板、無垢材が厄介な存在として
隅へ追いやられてきたんじゃないのかな?
天然素材、自然素材、環境問題等を掲げてそれっぽく商売しているところをみると
なんだか笑ってしまう。。
何が環境問題だよ、何が天然木だよって・・
それっぽいだけだろと見えてしまう。(批判ではなく、)

扱い方の問題、扱う側の問題で木はちゃんと手入れを怠らずに
適所に使えばそれに応えてくれる。

何でそこまで固執するのか?
言われるのが嫌だから、弊社から出た一枚板類、可愛がってきた板たちが輝いていて欲しいから。
過去に何度か割れたり反ったりを経験したから出来る限りの手入れをするがそれでもまだ失敗する。

つい先日も縮んで割れてしまった事があった。
神代欅の柾目4枚ハギテーブル。
柾目は縮み難いし反り難い。
一日中エアコンを付けている飲食店に納めたテーブルだったが
送られてきた写真を見ると柾目部分から変な割れ方をしていた・・??
現地に補修に行って現物を見て原因が分かる。
裏桟に反り止め用として入れてある鉄のCチャンに少し縮んでしまった神代欅がめり込み
鉄に押されて柾目部分から変な割れ方をしていた。
8年寝かせて神代欅だった。
しかも目細な柾目の4枚ハギ
加工屋さんは左右両端に一分(3mm)の隅間を設けていたというから全体で6mmは縮んでしまった事になる。
柾目もこんなに詰るのかなぁ・・と
そしてCチャンを埋め込む為の遊びを左右6ミリづつ設けていれば
あの割れは回避できたと思う。
毎日木を扱っていてもまだまだ新たに知る事がある。

可愛がって手をかければかけるほどそれに応えてくれるのが木、木材、かと思う。
なるべく少しでもいい状態で次へ手渡すのが我々の仕事。

新たに削ったキハダたちを見て触り、やっぱ木はいいよなぁと思う。
よし、めげずに頑張ろう!と前向きになれるのは木のおかげ。












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樫の木 牡丹杢 一枚板 https://shibataya-mokuzaisouko.jp/mukuita/41799/ Wed, 25 Feb 2026 23:27:42 +0000 https://shibataya-mokuzaisouko.jp/?p=41799 ■ MUKU-DATA  樫 牡丹杢 3.3m 540~650mm程度 厚45mm 天然乾燥材 5年ほど乾かしていた樫の木を製材した。樫の丸太の木口に入った黒い模様が牡丹の花の輪郭に見えることからそう言われているのかと思…

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■ MUKU-DATA  樫 牡丹杢 3.3m 540~650mm程度 厚45mm 天然乾燥材


5年ほど乾かしていた樫の木を製材した。
樫の丸太の木口に入った黒い模様が牡丹の花の輪郭に見えることからそう言われているのかと思う。
製材すると材面に黒い縞模様が入り、ウネウネとした模様が躍動感を与える。

重くて硬い樫の木
厚み60mm程度に修正挽きできたのですが、取り扱いなど考えて、粗木の状態で45mm厚とした。
製材時、節のある部分を帯鋸が通過する際に鋸の刃を傷めてしまい切れなくなって
部分的に帯鋸目の痕がくっきりと残ってしまった。
切れなくなった鋸は抵抗を受けて横に逃げていくので一旦取替えした。

その後プレナー加工を行おうと思ったが
否、待てよ・・ この板に関しては帯鋸目のまま使うのもありかもな・・とそのまま立て掛ける事にした。

スベスベツルツルした質感も良いが
細かな凹凸のある帯鋸目の触り心地も悪くはない。
そのカウンターやテーブルがどういった目的で使われるかで
最適解の仕上げを考える。

指から伝わる質感と凹凸のリズム
30年、50年と使われ続けていく未来を想像して適材適所へ行く事、使われ方を考える。





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41799
楢虫食いの茶筅筒 https://shibataya-mokuzaisouko.jp/tree/41285/ Fri, 26 Dec 2025 00:23:05 +0000 https://shibataya-mokuzaisouko.jp/?p=41285 ■ MUKU-DATA 楢虫食い茶筅筒  敷板:神代杉(鳥海山)柾目  テーブル:神代栃 約ひと月ほど前だったかなぁ・・愛知県から木工をされている方が木材倉庫に寄っていただき神代木等を購入いただいた際に、屋外に投げてある…

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■ MUKU-DATA 楢虫食い茶筅筒  敷板:神代杉(鳥海山)柾目  テーブル:神代栃


約ひと月ほど前だったかなぁ・・
愛知県から木工をされている方が木材倉庫に寄っていただき
神代木等を購入いただいた際に、屋外に投げてある(捨てている訳ではなく何かに使おうと置いているのだが)
楢の虫食いの欠片に反応して、この材料父が喜ぶかと思いますと話していたので
折角遠くから来ていただいているし、どう使われるのかも気になったので持って帰ってもらった。

父が喜ぶと思うので・・・
お父さんも同じ木工家として活躍されているのだが
自分自身も家業を受け継いだ身ではあるが、「父が喜ぶと思うから」なんて考えたこともなかったかもしれない。
なんて親孝行なんだろうって感心する。

数日後、早速お酒と共に箱に入った茶筅筒が送られてきて箱を開けて感動して
直ぐにお父様へお礼の電話をいれた。

子供の頃にハサミで何か切る時、なかなか切ることができずにヤキモキしている横で
父に「バカとハサミは使いよう」と言われて
子供ながらに切れない事とバカと言われているようで余計にイライラしたような記憶がある。
切れない?ハサミも使い方次第では良く切ることができる
あんたの使い方に問題ありという事なのだろうけど・・


虫に喰われた材を構造材、家の躯体に使ったら大問題となるのだが
造作材へ向けると、へぇ~って感心されたり感動を呼ぶ。
特に真行草でいうところの草の崩した数寄屋には時々虫食い板が使われているのを目にする。

黒柿の虫食いの欄間、栗の木虫食いの幕板、
過去一感動したのは数寄屋建築部材を得意とする銘木匠から見せてもらった
栗の虫食いの炉縁である。

虫食いの穴の大きさ、4角の炉縁に見える穴の空き方のバランス
併せて極上黒柿孔雀杢の炉縁も見せてもらったけど
どちらかを選ぶのならば迷わず虫食いの栗のほうだ。

もう少しこの虫食い材を深掘りすると、虫の食われ方、バランス、穴の大きさや空き方
この虫の食われ方いいねぇ~ とか
割れた板の割れ方、全体と割れのバランスこっちの方が割れた感じがいいよねぇ・・とか
スポルテッド、黒柿、ダオ、バストゥーンなども
一枚板の中での縞模様の入り方と全体のバランス
好みの差もあるけどその辺がポイントになってくるのかと思う。



虫が喰っているからダメ、捨て
割れているから、ハイ評価無し、
無傷無欠点に木取りされた「ザ・銘木」もそれはそれで溜息が出るほど
素晴らしいものあるのだが
虫食いだって、割れだって、視点を変えれば良材とは別な力を発揮する事ができる。
良材にはない凄み、素敵さを演出できる材なのである。

切れないと思われているハサミは使いよう・・
実は使う側がバカなだけなのかもしれない。


材を粗末にせずに愛する者だからこそ作れる茶筅筒かと思う。
いいものをいただいた。








これだよ、
これに反応してくれたのは過去一人二人程度
実はこの強烈な楢の虫食い板、大きな材で数枚在庫しているのです。







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花梨(カリン)一枚板カウンター材 https://shibataya-mokuzaisouko.jp/counter/41030/ Wed, 03 Dec 2025 01:00:37 +0000 https://shibataya-mokuzaisouko.jp/?p=41030 ■ MUKU-DATA  花梨(カリン)4m 天然乾燥材 プレナー加工済み 真ん中の赤い板目の2枚が花梨となります。(左の赤い柾目の木はパドックです) 花梨① 4000 SC450-470 t45mm花梨② 4000 S…

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■ MUKU-DATA  花梨(カリン)4m 天然乾燥材 プレナー加工済み


真ん中の赤い板目の2枚が花梨となります。
(左の赤い柾目の木はパドックです)

花梨① 4000 SC450-470 t45mm
花梨② 4000 SC460-470 t40mm

特に杢がある訳でもなく板目の真っ直ぐな素性のいい花梨です。
昔は白太部分を外して両耳を落しストレートカットして使われる事が多かったです。
耳のある白太部分は虫やられていたり、朽ちかけて傷んでいたりする事が多いし
耳から辺材が残る事で辺材に引っ張られて板が反り易くなるようにも思います。


最近は個性の強い杢物が求められることも多いですが
この何の変哲もない素直な花梨の板目も、「素直さ」ということが個性の一つです。

以前、タモの無垢の階段材を用立てして納品した際に
15段の中の2~3枚、縮み杢が入った材が混ざっていて
その数枚だけ他とは様子が違うので取替えを求められたことがありました。
その数枚は杢目としては良いものだったのですがねぇ・・・

似たような話で、デッキ材に使われるイタウバも
杢のあるもの、瘤部分などはデッキ材として使うにはあまり好まれないそうです。
まぁ杢がある木は癖がありますから、暴れやすいという理由もあるのでしょうが・・
主な理由は見た目です。
同じイタウバの中でも他とは違った1割にも満たないその特殊な杢目、個性は目立ってしまい嫌われる。
デッキの世界では揃っていて均一が好まれるようです。(木なのにね・・)

そうしてデッキ材に成れなかった個性のある杢のあるイタウバの耳付き一枚板も
弊社に何枚か並んでいます。

使う場所、用途が変われば、嫌われものも重宝される訳でありまして・・

やっぱり材木は適材適所、その材が一番輝けるところに使ってあげるのがいいのです。
この素直な花梨2枚、
どんなところで使ってあげるのが、この花梨たちにはいいのでしょうかね・・



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オーク 一枚板カウンター https://shibataya-mokuzaisouko.jp/counter/40666/ Wed, 15 Oct 2025 00:22:19 +0000 https://shibataya-mokuzaisouko.jp/?p=40666 ■ MUKU-DATA  オーク 一枚板 両耳付き 天然乾燥材  4.1m材 厚み45mm ホワイトオークや水楢などが数年前と比較して髙過ぎてなかなか手を出せずにいる。北米産のホワイトオーク材など現地製材工場で製材されて…

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■ MUKU-DATA  オーク 一枚板 両耳付き 天然乾燥材  4.1m材 厚み45mm


ホワイトオークや水楢などが数年前と比較して髙過ぎてなかなか手を出せずにいる。
北米産のホワイトオーク材など現地製材工場で製材されてある一定期間の天然乾燥を経た後に
人工乾燥機で水分を抜き取る。
巾は6インチ~12インチ程度までランダムに入っていて(8インチ前後が多め)大体1梱包が
2㎥~3㎥で、現状だと1梱包ゆうに100万超えとなる。

38.1mm、50.8mmと厚くなるにつれて、粗木の状態では材面に割れや小ヒビは目立たないが
プレナーをかけると中の小ヒビや割れなどが出てくる。
これは人工乾燥機に入れる前の天然乾燥期間が十分でない事からそうなり易いと聞いた事があるが
数年前に 8/4インチ厚(50.8mm)の梱包を取った際は
中の割れで殆ど使える材がなくエライ目にあってしまった。
もちろんグレードは安物買いの銭失いになるのは嫌だし、そもそも木取りに時間も要するので
役物に関してはWオークに限らず常に上のグレードを購入している。
それ以来、オーク材に関しては価格が価格だけに慎重になっているのだが・・

数年前に目詰まりのいい素性の良さそうなオーク材があったので押さえておいてもらった。
両耳付きで板目部分は割れているけど
両際の柾目はしっかりしているし、反りも少なく目も細かいので造作材の部材取りに向けるのに
適材だと思った。(ただ、板目なしの柾目木取りになるのだが)

中の状態の確認作業をしていたが、やはり分かってはいたがことごとく板目部分には割れが出ている。
まぁオークですからねぇ・・

ウイスキーが好きな方で自宅の一角にバーカウンターを設置したく
それをナラ、オーク材で作りたい方がいて
一枚だけ丁度ほぼ適寸で2.7mの間に割れがなかった材があったので
これがいいのではなかろうか?とついでに木取り等も検討してみた。
その他は、殆どが板目部分は割れが生じていた。

一枚一枚チェックしていたが、元で900mm程度あり元から2m付近でも800mm弱ある板もあったので
これらを細かく部材取りしてしまうよりも一枚板の天板用に向けた方がいいのではなかろうか?
と眺めていた。
最近は割れた部分もOKだと言われるお客様もいるし、
割れ方具合によっては、割れていない一枚板よりも迫力を感じる板もある。
申し訳なさそうに自信なく少し割れるよりも
パキーンっと思いきっり割れた板を見ているとこの板が内包していた力強さを感じてしまう。
そういった事を気にせずに大胆に割れたまま使われていたりすると
それがその空間にマッチしていたとしたら、
「割れた板を使ったからこそ」
「この割れた板でしか出せない雰囲気」
って演出できるのかと思う。

割れた箇所には蝶チギリを数カ所打ち込んでいてもいいし(材がオークなので、チギリには黒檀がいいのかローズウッドもいいかと思う)
同じ木の粉をボンドと混ぜ(コクソ)割れた部分を埋めてもいいし、
割れた荒々しさを残して木口から黒鉄の鎹(カスガイ)をそのまま露出して打ち込んだままでもあり。。

割れ方、見た目、見せ方、適材適所、使い方かと思う。

部材取り用にしようか、折角の巾広だから元から2m位は一枚板天板用にしようか
迷っている。









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リンゴの木 🍏🍎 https://shibataya-mokuzaisouko.jp/mukuita/40541/ Mon, 29 Sep 2025 00:07:19 +0000 https://shibataya-mokuzaisouko.jp/?p=40541 🍎 MUKU-DATA  りんごの木(青森県産) 未乾燥材 先日、市場に出ていた、林檎を購入した。市場と言っても「リンゴの実」ではなく木材市場で製材された「リンゴの木」木材の林檎の木の方である。 購入するまでもなかったの…

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🍎 MUKU-DATA  りんごの木(青森県産) 未乾燥材

先日、市場に出ていた、林檎を購入した。市場と言っても「リンゴの実」ではなく
木材市場で製材された「リンゴの木」木材の林檎の木の方である。

購入するまでもなかったのですが、知っている製材所の方が製材された青森県産の林檎の木らしく
今まで持っていなかったこともありお付き合い程度で購入したもの。

過去に製材した果樹は葡萄、梨、桃、キウイフルーツ、柿、といったあたり・・
この辺では、桃や梨の産地が近くにあるし、近所には葡萄園もあるので
機会があればいつでも果樹は製材したいと考えている。

この青森県産のリンゴの木、品種は何?かと聞いたら
「ふじ」、「つがる」、「王林」などが混ざっているという。
材面だけ見ても、りんごの品種まで判別できるには到底至っていないのだけど。。。
(多くを扱うとそのうちに香りや材面などでわかるようになるのかどうか・・?)

→ りんご大学 りんごの基礎知識

フルーツウッドは何だか可愛らしくて、楽しい気分になってきますよね。
材木として活用されてこなかった樹はまだまだ世の中に沢山あるのかと思う。
それぞれに材の特徴があるだろうから
適材適所に活用できたら楽しいだろうね。



『求む!果樹🍏🍎🍇🍐🍑🍊🍈

役目を終えた果樹がある時は、是非ご一報くださればと思います。
今度は材木として製材して何か木製品へと生まれ変わらせましょう!






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黒柿の小さめの一枚板 https://shibataya-mokuzaisouko.jp/persimmon-and-rosewood/40269/ Fri, 29 Aug 2025 01:17:50 +0000 https://shibataya-mokuzaisouko.jp/?p=40269 ■ MUKU-DATA  黒柿 天然乾燥材 プレナー済み 黒柿の小さめの板を削りました。黒い縞模様の目は細かくはないので例えばペンブランク材や箸類など小さな木製品用の木取りとして適さないのかもしれません。 目細の材と細か…

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■ MUKU-DATA  黒柿 天然乾燥材 プレナー済み

黒柿の小さめの板を削りました。
黒い縞模様の目は細かくはないので例えばペンブランク材や箸類など
小さな木製品用の木取りとして適さないのかもしれません。

目細の材と細かな杢目は良材でいいのですが
作るものによってはこれ位の杢目の方が見え方が
いい感じになるものもあるかと思います。

その材を何へ向けて作るのが、それを一番活かせて良く見えるだろうか?
と考える事も、木を扱う上での大きな楽しみの一つですし
作る人のセンスや他者との違いも出てくるものかと思います。

『適材適所』とは聞きなれた言葉ではありますが
その答えは一つではなくなかなか奥が深い言葉だなぁと思います。

是非、これらの黒柿たちを何かに活かしていただければと思います。



黒柿① 480 390 ~ 410 t20mm
黒柿② 450 400 ~ 450 t20mm
黒柿③ 500/600 230-490-450 t20mm
黒柿④ 520 310 ~ 350 t18mm     SOLD OUT 新潟県N様
黒柿⑤ 530 390 ~ 430 t20mm









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