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■ MUKU-DATA ツガ一枚板カウンター 4.3m 東京都 G様
ひと月前に納品させていただいたツガのカウンター材だったが
オーナーさん側より、白太部分に入った青は何とかならないだろうか?と連絡をいただく。
長さ4.3m以上、巾は実際に使用する部分は400mm 付け台部分を入れて500mm強
弊社に適材がなかったので(巾の広いものは何枚かあるがコストが合わない)
同業者さんが在庫して乾燥しているものを数枚ご提案させていただいた。
その中の1つのツガに決定したらしく、工事の納期がない中で
急いで段取りして、加工屋さんへお願いして納品したものだったのだが・・
現物は5mほどあったもので必要寸法にカットした際に
木口に青が入っていたのが少し気がかりだったが、
工事業者さんの都合上納期は数日後、加工屋さんには
削った際に青が強ければ、カビ抜き材での脱色も要検討の話はしてはいた。
実際に削ると、、、案の定、うっすらと青が・・・

悩みどころ・・・
これに全面脱色かけて、これ以上に良くなるのかどうか・・・?
本来の少しクリーム色がかった色まで抜けてしまうし、
加工屋さんの意見を聞きつつ、青の部分はなかなか抜けなく
白く抜けた色にかえって青が目立ってしまうのではなかろうか・・・と
迷う、悩む
今から別な栂材を探しても4.5mの乾燥した適材は直ぐには出てこないだろうし・・
念の為、オーナーさん側へこれらの青の写真を送りつつ
青出たのでどうしましょう?なんて聞いても、向こうも判断に困るよねと思い
青は出たのですが、青の強い方を奥の付け台側へ向けて
青の弱い方をお客様が座る手前側へ向けて使えばどうでしょうか?
納期も迫っていたので
そのまま作業を続けますねと添えてメールを入れておいたが
返信はいただけなかったが、それはそうだと思う。
この写真だけじゃ、なかなか判断もできないだろう。。
自分自身もこの青に迷っているのだから・・・
要は、完成したお店に入った瞬間に気になるかどうか違和感があるのかどうか?
そこを訪れたお客様が汚いと見えるかどうか?かと思っていた。
納品後、2週間過ぎ、3週間過ぎ、あぁ・・あれ大丈夫だったんだなぁと思っていた矢先に
電話
やはり少しあの青というか黒が汚れているようで気になるので
何かいい方法ありませんかねぇ・・?と
無塗装の状態からガラス塗装を塗ったら更に色が濃くなったようだった。
言われてみればそりゃそうだ。。。 誤算、甘かった・・

奥側の方もギリ付け台の袖壁に隠れない箇所があり、丁度入隅部分に黒が残り
余計に汚れている感じに見えてしまっていた。。。
オープンは1週間後、こりゃぁ何とかしなきゃ
と
先週の火曜日の夕方に電話をいただいてから、急ピッチでどうリペアするか
加工屋さん塗装屋さんに相談に乗ってもらった
先ず、同じの板の切れ端が残っていたのでその粗木を削り
青の状態が分かるようにして塗装屋さんに現物を見てもらうことにした。
一応、脱色してみようかって事になり、脱色剤を塗るも何故か直ぐに反応しない。。。何故?

ツガ材は反応し辛いのか? 古い材は反応が遅いのか?
過去に一度、自分自身も脱色剤を使った事があるのだが
それはボセの白太部分の青が妙に気になったのでそれを落す為に塗ったのだが
ボセの赤身部分の色まで落ちてしまって収集がつかなくなって
全面に塗って白ボセになってしまった事がある
他に加工屋さんの話では赤身のみのブビンガ材を天然風に見せたくて
両サイド白太風に脱色して耳も天然風に作った事があるらしいが
どう見ても不自然な感じだったらしい(そんな要望があるんですねぇ
)
栂はどうした訳か直ぐに抜けないので脱色剤を塗ったままラップして一晩寝かせる事にした。

本来のツガの色部分も白くなり、青も気持ち少し薄くなったように見えるけど
本来の色が抜けた事で余計に青が目立っているようにも見える。。
うぅぅぅ 更に悩む・・
どうしましょうと塗装屋さんや加工屋さんとあれこれと相談
皆さんの経験値を聞き参考にしながらどうするのが一番いいのか相談する。

どうしようか悩んでいる間に塗装屋さんがいろいろな色の調合をはじめて
エアーブラシで木目に沿って染色をし始めてくれた。
何種類もの色を作り、年輪(冬目)部分を避けて木が成長した夏目部分を中心に染色する。
色を使い分けながら何度も何度も染色していくと
青がぼやけて分かり辛くなってきた。
オーナーさん側と話していると染色よりは脱色の方を希望されているように感じたのだが
(それはきっと自然素材、より自然のままを好まれているお店だからだと思う)
仮に現場で脱色して、直ぐに色は抜けないので一晩寝かせ、翌日更に抜けていない箇所を再度脱色
脱色後は水洗いして乾燥するのを待ってから、エアーブラシで補修
開店間近なお店で3日も時間をいただく事もできないだろうし・・
仮に脱色に失敗したら、現状よりもかえって見た目も悪くなるリスク大 

細かい事はお話せずに、こちらに任せていただけませんか?と一言だけ、
承認をいただく。
日時を調整して、先週土曜日の朝8:00~の作業
真夜中に塗装屋さんと加工屋さんでワゴン車2台に道具を積んで都内の現場に7:30着
ここは都会のド真ん中で先ずは道具を降ろして周辺駐車場探しから
ラッキーにも直ぐ脇のパーキング2台分が空いていた。
車を停めて、現場へ入り
お店は完成して引き渡しも終えて開店間近で備品も揃った店内の養生作業から
火災報知に粉が舞って反応して全ビルを数時間止めてしまったという話を聞いた事がある
怖い、怖すぎる。リペアにきて、そんな事にでもなろうもんなら・・・考えただけで気が滅入る。。
火報にもちっきり養生して・・
現状塗られているガラス塗料剥がしから始まる。
集塵機も1台、大工さんから借りてきて、塗装屋さんと加工屋さんでサンダー掛け
ガラス塗料はサンダーが直ぐに目詰まりするようで何枚も直ぐにサンダーを取り替える。
染色できる状態になるまでガラス塗装を落して、
今度は塗装屋さんは色を調合して何種類かの塗料を作る。




この時点で多分9時頃、
ここからが塗装屋さんの腕と経験値、勘と技術の見せ所
エアーブラシのよる気の遠くなるような細かな作業が始まった。
何度も調合して、色を染めるもなかなか黒が薄くならない

黒を消す為に別な色を吹き付ける。
夏目部分を目がけて吹いていたのんだと思う。青が入っているのは夏目部分
このツガは仮に目細過ぎたらこの方法では木目が消えてしまったのかもしれない。。
10時、11時、12時、 少し休む?と聞くも、否、大丈夫と黙々と休憩なしで作業を続ける塗装屋さん
本当に申し訳なくありがく・・
13時、コンビニで買ってきた水を飲んでくれるも休むことなく作業は続く
色々な色を使いながら染色して徐々にいつの間にか青が分かり辛くなってきた。
しかし凄い集中力だし
何とか木目を残しつつ自然な形で仕上げてやろうとする
プロ根性が垣間見られて頭が下がる思いだった。。
普段からクールで口数の少ない塗装屋さんだが
こういったプロ根性を垣間見ると、自分自身が軽い人間に思えてきて情けない。。
仕事に対する姿勢にはほんと脱帽です。






これ以上染色すると、塗った感が出てしまうので、
これ位かなぁ・・と 時間は15:00
現場に入ってから8時間近く、集中を切らさずに作業を続けていただいた。
私自身は少し車で休んだり仕事の電話をしたり
約1時間毎にカウンターを見に行くと少しづつ少しづつ青が薄くなっていくのが分かった。
この状態で約1時間程度、乾かして仕上げのガラス塗料を塗り完成となるので
オーナーさん側に現場確認に来れますか?とメールを入れる。
17;00頃行きます!との返事だったが
確認後に更に補修してからのガラス塗装だと時間が遅くなるので
これ以上、上塗りしてもかえっておかしくなりそうだったので
染色が乾いた16:00頃にガラス塗装を塗ってもらった。
(ガラスを塗るともうその上から染色ができないので、もしももう少しこの部分の補修してとなったら
また養生してサンダーで落してからのリスクはあったのだが
誰が見ても自然な感じでほぼ青も取れているし、これ以上はないだろうと判断した)
オープン前に準備で厨房で作業されていたスタッフの方々も
どうやって色を落したんですか!?と
カウンターを見て聞いてくれた。
念力で落しました・・と
ある意味、念力も嘘ではない塗装屋さんの執念の細かい根気のいる作業は
念力といってもいいだろう。。
「どうやって色を落したんですか!?」は
色を抜いて落した訳ではないので、やったぁー!と、最高の誉め言葉と思った。


ガラス塗装を塗り終え、片付けをしながらオーナーさん側を待つ・・
え、 あ、 オーナーさんがお店に来た!
約2年ぶりにお会いしたが、やはりオーラを纏っていた。
おぉう、どうした?元気か?
あぁぁ
はぁい~~っ
・・と
今日は新潟からカウンターの補修に来ていまして17:00にIさんが確認に来てくれるそうで
今待っていましたと。。
オーナーさん自身もカウンターの青にはもう意識はいかずに
スタッフの方と器の事や料理の事など真剣に話し合っていた。
その後カウンターの事でIさんも来られたが
カウンターが目に入ったのかどうか、
オーナーさんやスタッフさんと料理の細かい話をはじめていた。。。
あの~ 
って感じで
補修にきた自分たちが、何だか置いてきぼりになったようだった・・
しばらく待っても調理の話が終らないので、
オープン前の大事な話の腰を折るようで申し訳ないけど、
一応、確認と今回補修してくれた職人たちを紹介させていただき
OKをいただい帰路についた。
オーナーさんもIさんも、もう気にならず意識は別なところへ向いていたというのが
最高なこの件に関しての仕上がりだったのかと思う。
そしてスタッフの方の、どうやって色を落したんですか?の言葉
忙しい中、時間を無理に作っていただいた塗装屋さんと加工屋さんには
頭が上がらないし、感謝の気持ちでいっぱいです。
今回、このような事になってしまった反省点は何点かあるのですが
先ずは弊社で管理していない材木を使った事
その選定の際に青が入っている事を見抜けなかった自分
加工途中、青が出た際に、納期がなかったのでそのまま進めてしまったこと
4.3m材の同じような栂材が他にある可能性が少なかったこともその要因の一つなのだが。。
施工業者には迷惑をかけてしまうが、納期を数日伸ばしても
別な材を提案するなどオーナーサイドへ打診すればよかったのかもしれない。。
所どころの判断を誤った結果が、現場補修というもっと大変な作業をする結果となってしまった。
リペアの出時上がりが良かった事で、全てが解決でき
晴れ晴れとした気持ちになれて土曜日の夜は肩の荷が下りてゆっくり眠れた。
親身に相談に乗ってくれて作業してくれた皆さんに感謝しかない。


銀座という都会のド真ん中での補修、
一つ仕事以外の落ちがあって
駐車場料金のこと

「最大料金はございません」って大きめに書かれてあるのですが
そうか、
何故か、これを「最大に料金がかかる事はありません」と解釈してしまって
途中で、加工屋さんが気づいてくれて
ん?ってなって
最大料金はございませんっていうのは、延々に12分440円=1時間 2200円かかる事なんですよね。
1台は2時間、もう1台は3時間後に出して、4400円+6600円も取られてしまった

その後、1時間限定の道路脇の都の駐車場に停めて、こっちは1時間 300円、
1時間経過する毎に、何度も何度も2台の車を移動して、また停めてを繰り返し
駐車場係りみたいな事をやっていたのだけど
周辺で停めている車の様子を見ていると皆さん300円を払わずに出て行っているんだよね・・
こっちなんて100円玉作るのに何度も自販機で水やお茶買って
真面目に都度、車を動かして300円入れてって繰り返していたのに
皆さんベンツやフェラーリなんか留めてたけど、払ってなくて・・
あれってお金要らないの?ねぇねぇ、教えて東京都さん!
300円の領収書が10枚以上もあったんだけど
最大料金はございませんってあれ、普通はそういった言い方しないよね・・・
最大料金はございませんので安心してくださいって言われているみたいな・・
田舎者のやられた感・・・
もうちょっとさぁ、みんなに優しく親切にいこうよ。。
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■ MUKU-DATA 右:東京都産
昨日、東京都のド真ん中に一枚板カウンター材等をお届けしてきたが
しかし、東京の街のビル群を見ているとスゲェ~なって思う。
若い人も多いし外国人も多いし、
ちょうどお昼時で多くの飲食店には行列が出来ている。
田舎者にとってはコンクリートジャングルのビル群やそこに居る多くの人たち、
その街の風景は刺激的過ぎる。
先日、杉の長めのカウンター材を3枚、木材倉庫に立て掛けた。
これは両端の板に巻かれる帯から秋田の製材所さんが挽いた製品と分かるが
ここ数年前から市場に並べる際に、どこ産の産地が貼られているメーカーもある。
今回の3枚は左2枚は福井県産、右の1枚は東京都産とあった。
「東京都産」ってあると
何だかあんなコンクリートジャングルの中にこんなに立派な杉の木があるの??
って、変な感覚になってくる。
「東京の杉」で検索すると、なんとあの大都会の東京なのに
東京都の面積の約4割は森林に覆われ、そのうちの約7割が多摩地区西部にあるらしい。→ TOKYO MOKUNAVI 東京の森林
山の上の真っ直ぐに伸びた杉の木からは、東京の街の風景は見えるだろうか・・

左から
・杉 福井県産 4700 470-510-630 t50mm
・杉 〃 4400 450-530-550 t47mm
・杉 東京都産 4600 490-540-610 t47mm







■ MUKU-DATA 神代欅 柾目補修 2/10 CYCLE 様
一昨年の秋に納めたレストランのテーブルの何枚かが
割れが入ってしまったので補修の依頼を受けて先日現場補修へ行ってきた。
神代欅の板目と柾目で製作したテーブルたちは2度目の冬を迎えていた。
送られてきた写真を見ると、柾目部分の一部に亀裂が生じてあった。
小さめのテーブルは神代欅に板目で製作、
大きめのテーブルは神代欅の柾目だったで
当初心配していた板目の巾ハギは裏桟に使った鉄アングルの反り止めが効いているのか・・
柾目部分のテーブルの方に3カ所亀裂が入っていた。
木は乾燥してからも室内環境で常に収縮をを繰り返す。
反り止めで裏を固定する事で、逃げ場を失った動く力が
割れを生じさせたのかと思う。
当時製作した際の神代欅と同じ端材があったので
その大鋸粉とボンドを混ぜて割れた部分を埋めてサンダー掛け、
ガラス塗装を施して4台のテーブルを補修してきた。
補修後は、割れていた箇所はどこだっけ?というほど分かり辛くなったので
ホッとしている。
光の加減で一部サンダー掛けした部分がどこかは今は探すことができるが
今後使っていく間に、分かり辛くなるのかと思う。
お店がオープンして約1年半経過したが
真新しいテーブルや木部造作部分も多くの人たちに使われ触られる事で
角も取れて、丸みを帯びてようやく良い味が出始めている事を感じた。
木は使われる事で深化していくものだと実感できた。
長く大切に使われる事を願う。




上記、補修した痕はテーブル手前側の色の擦れている部分
写真を見返していて気付いたが、赤い丸部分「柴田屋酒店」の文字
何かの縁か・・・
蓮屋久杉の玄関自動扉も良い感じになっていた。
製作時の色々な事を思い出した。。



■ MUKU-DATA 大手町 CYCLE 様
板脚に関しては天板以外にもう一枚、一枚板を使うのでコストアップとなり
コストパフォーマンス的にはどうだろう・・と今まで消極的であったのだが
ここでは、このレセプションテーブルとサービステーブルが板脚での製作となった。
写真のテーブルは
板脚材:両耳付きポプラ
天板:神代杉 柾目~追い柾目
抽斗:花梨ブックマッチ (幕板も花梨)
塗装:ガラス塗装
もう一台、写真は撮り忘れたが、板脚部分はパープルハートの両耳付きで製作し
ポプラの脚が形の線での強調に対して、パープルHはその色合いの面白さがある。
床材はチーク、各種テーブルは神代木と全体的に落ち着いた色合いで構成されている中で
パープルハート板脚の紫、花梨ブックの抽斗の赤、グラスの棚板のオセアニアンローズの赤と黒の縞模様など
部分的にカラフルな色の材が差し色となって全体的に良い感じで調和されているように感じた。
で、最初の板脚のコストパフォーマンス的な事に戻るが
使う場所、使い方によっては全然ありだなという事がわかった。
ポプラ材の両耳の凹凸、杢目の賑やかさなどから
鉄脚や木で製作する4本脚では出せない
華やかさみたいなものが演出できるものだなぁ・・と感じた。










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■ MUKU-DATA 屋久杉(蓮板)引分け自動扉
3週連続、昨日も東京へ材料や出来上がった木製品を届けてきた。
今月末オープンするお店の木のテーブル類のお手伝いをさせていただいている。
玄関自動ドアは屋久杉の蓮板
上手く取付くか心配していた材の一つだったが、蓮になっている穴部分も
自然な感じで穴埋めされていて想像以上に良くなっていた。
木材倉庫で出番を待ち侘びていた材木たちが、
今度は都会のド真ん中でドアとなってお客様をお迎えする。
嬉しい限りである。
正面には大きなオリーブの古木が2本、
曲線になっている壁の効果なのか視線は屋久杉の扉へ自然と導かれる。
お店に磁力があるように吸い込まれていく感じがした。
関連記事:蓮屋久杉の扉

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■ MUKU-DATA 神代木たち 東京都千代田区
昨夜、木工所にお願いして出来上がったカウンター類を東京へ届けてきた。
新潟では稲刈りも始まり、夜はスズムシやコウロギなど虫の大合唱
関越道で田園風景をずっと眺め、長いトンネルを越えて
群馬、埼玉を過ぎて大泉JCSで外環、美女木から首都高へ
数時間の間にどんどんと景色が変わっていく。
長閑な自然の風景から、都心はビル群がそびえ立つ。
これって人が作ったんだよねぇ・・凄いな人間って
東京のビル群を見るといつも思う。
都心の現場への搬入作業は人も車も少なくなった深夜
深夜といっても新潟の夜の古町より人も車も多い。
何も良く知らなかった20代前半に会社を辞め
少しの間、東京で(笹塚)アパート暮らしをしていた事もあったが
どうも息苦しくて新潟へ戻ってきた。
まさか、50を越えて、材木を届けに東京へ行く事など
10年前は想像もしていなかった。
住んでいた頃の東京と材木を今届けていく東京、
複雑な気持ちが入り混じる。
現場ってここですかぁ・・・ ウヒョーーー 高~い。。。
と田舎モン丸出しだが、事実なので素直にそれらのビル群に驚いていた。
そこで、この冬に東京の木工所へ送っていた神様たちに再会した。
工事途中の現場でも異彩を放っている神様たち。
木材倉庫に居た時よりも更に神々しく見える。
鳥海山の神代木たち、、、
神代栃、神代栗、神代欅に、神代桂・・なんせ2500年も埋もれていた
木の神様たちだ。
「よく来たな、元気に頑張っとるな」と。。
思わず「ハイ」と一礼したくなるオーラを放っている。
何なんだろう・・・ この感じは・・・
やはり木はただの物ではなく生きている。
神様たちは秋田の地中から新潟へ
そして日本の中心、東京千代田区に鎮座する事になった。





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■ MUKU-DATA 栗: 2040 940-1130 t55mm 東京都 S様
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