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手加工 - 新発田屋 木材倉庫 https://shibataya-mokuzaisouko.jp Wed, 23 Apr 2025 00:28:56 +0000 ja hourly 1 https://wordpress.org/?v=6.8.8 https://shibataya-mokuzaisouko.jp/wp-content/uploads/2020/07/cropped-icon2-1-32x32.png 手加工 - 新発田屋 木材倉庫 https://shibataya-mokuzaisouko.jp 32 32 180542900 ザ・大工 https://shibataya-mokuzaisouko.jp/carpenter/38962/ Wed, 23 Apr 2025 00:28:54 +0000 https://shibataya-mokuzaisouko.jp/?p=38962 ■ MUKU-DATA  胎内市 杉井建築  杉井建築さんのインスタ 昨日杉井さんのところにちょっと用があって行ってきた。若い頃勤めていた親方から頼まれて大工仕事の部分を請け負っているとは聞いてはいたが・・ 作業場へ着く…

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 MUKU-DATA  胎内市 杉井建築  杉井建築さんのインスタ

昨日杉井さんのところにちょっと用があって行ってきた。
若い頃勤めていた親方から頼まれて大工仕事の部分を請け負っているとは聞いてはいたが・・

作業場へ着くと「なんじゃぁ!これは!!」の光景が広がっていた。
材木屋になって30年、プレカットが普及する前の当初の10年ほどは
入母屋造りでの太鼓梁、丸梁、隅木、など伝統的工法で大工さんたちが
作業場で刻む光景は目にしていたのだけど
さすがに、こんな曲りのある丸太を相手に刻んでいる光景は見たことがなかった。
曲りがあるといってもせいぜい米松のB材丸太を使った少し盛っている程度で
上からの荷重を考えて盛った部分を上にして使っていた。
大引きは逆で床束があるので反対で使った。
木の特性を理解できる大工さんたちの経験と技術で家は作られていたし
今思っても、梁と交差した上引き、中引き、下引き材など
今の合板と釘で固められた家の構造よりむしろ丈夫で無駄がないように思える。

が、しかし、さすがにこんなグニャグニャの梁を扱っている大工さんは
弊社でのお付き合いのある大工さんではいなかったし
新潟県、全国でも、数える程度しかいないだろう。
ましてやプレカット主流の今の時代、何か物凄い光景に出くわしてしまって
杉井さんこんな材と向きあいながらこんなの作れるのね・・・と
分かってはいたけど、やはり凄いなぁ・・カッコイイ!、技術っていいなぁと思う。

左右上下に曲がった梁に基準となる墨を付ける。
芯墨を中心に、そこから何寸離れと各所に加工する墨を付けていく。
刻み終って最後は仕上げ加工をするので
材に打たれた墨、記号や印は全て消えてしまい、あとは建て前まで再確認のしようがない。。。
失敗の許されない緊張感ある作業だよね・・
そんな一発勝負の状況で1本、一カ所と鑿を入れる。
その部分には他の材を受けたり交わってくるので頭の中は組み上がりの状態を想像し全体と部分を行き来しているのだろう。。
そしてそこに大工道具を使った経験と技術が必要となる。

全開ではないか!
ぼ~っとしてたら間違ってしまうし、一カ所間違いそれに気づかなければ全てが
間違ってしまう可能性もある。
バカじゃできないし、温ければ後々全体に悪い影響が出てくる。。
度胸も必要だし体力も要る。
そんな人間力全開の仕事って他にあるんだろうか?
一生の仕事として人生を捧げるには十分過ぎるかっこいい仕事と思う。

それに比べて材木屋はどうだろう・・・
なんと生温いところでグタグタしているようで恥ずかしくなってくる。


加工を終えた材 シートを捲り見せてもらった。





墨付け、刻みをする為に杉井さんがシナ合板に描いた板図





柱材には桧、杉、朴ノ木、黄蘗(キハダ)、栗、榧(カヤ)など
色々な材が支給されていた。
自然塗料で着色するらしいが共通するのは比較的目細の材
特に土台は杉の赤で目詰まりが細かなものだったらしい。
材の耐久性、特性を良く知っているからこそ
材種の統一に重きを置いている訳ではないところはとても共感できる。
とかくなんでもなんでも合せればいい的な風潮が多いご時世に
本質を押えているなぁと思うし、これでも全然いいかと思う。
材種ではなくその場所に適した材質の方がむしろ大切



杉井さんの息子さんも大工さんの道へ進む事が決まったらしい。
技術が伝承されることを願う。




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造作材 ビーチとオーク https://shibataya-mokuzaisouko.jp/wooden-building-materials/36289/ Mon, 01 Jul 2024 23:46:15 +0000 https://shibataya-mokuzaisouko.jp/?p=36289 ■ MUKU-DATA  ビーチ、ホワイトオーク 造作材 日常業務の一つに造作材という住まいの中で使う部材を製材している。部材としてはあまり目立たない部分かとは思うが脇役、大切な名脇役として住宅の中の要所要所で活躍する部…

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 MUKU-DATA  ビーチ、ホワイトオーク 造作材

日常業務の一つに造作材という住まいの中で使う部材を製材している。
部材としてはあまり目立たない部分かとは思うが
脇役、大切な名脇役として住宅の中の要所要所で活躍する部材でもある。
今朝、作られていた部材は、玄関の上り框と枠材
框と言えば15年ほど前までは、玄関の顔で
サイズは主には150×90mm/105mm程度が多かった。
年々細くなり玄関框に関してはフローリングの実を削り、フローリング材だけで
納める現場も時々目にする。
床材としては今もオーク材が主流なので床に合せて框など同じオーク材の要望が多い。
床合せの延長で、階段吹抜け周りの床見切り材などもある。
何度も書いているが、このホワイトオーク材は癖が強くて
細かな材になると製材で挽き割ると弓形に曲がることも多い扱い辛い材種の一つ。
価格は扱い始めた10年ほど前の4倍となり今やウォールナット材と同等
モノによってはそれ以上の高級材へとなってしまった。
楢やホワイトオーク材は、硬さなど確かに床材としては優れていて適材かと思うし
薄めの色合いは部屋をコーディネートする際にはやり易い素材と色かと思う。
SNSなどで室内を見ているとやはりナラやホワイトオーク材などが貼られている室内が目立つが
時々、濃いめのウォールナットやチーク材など見かけると
逆に今は新鮮に見えたりする。
ホワイトオーク材の高騰で、家具業界も建築業界もホワイトからレッドオークへ
かなり移行されたが(=価格的にホワイトオークは使えない)
やはり色合いが違うので見た感じはホワイトとは違って見える。
家具メーカーで材種:オークのみの記載は近年レッドオークの事も多いので
その点は良く確認するなどした方がいいかと思う。
着色するのであれば、レッドオークでも許容できるのかと思う。

長尺材の在庫が少なくなってきたので昨日、明細を取り寄せ発注したが
ホワイトオークとしては過去最高金額での㎥単価となってしまって
昔の単価を知る者としては正直辛い。。。(Wオークでこんな金額すんの!?的な)

ビーチ材は2年前から扱っているが、
主には家具材などの需要が多いが建築部材としても使っていただいている。
問題は3m以上、建築で使われる2間、3.65m材がない事。
これはなかなか建築では普及し辛い要因でもある。
価格はここのところの為替の関係で1~2年前の2~3割高といったところだが
オーク材に比べれば、まだまだ安い。
メーカーには3.65m、4m材を作って欲しいと思うのだが。。。

こう輸入材が高くなると、国産広葉樹で何か適材はないものか?と
探してはいるが、
国産広葉樹といえば、主には家具材が多いので2.2m材など短材が多く
やはり建築資材としては不向きである。

建築の中では造作でもどうしても繋げたくない箇所、
1本で通した方が後々支障が少なく使えそうな箇所が多くあるので
造作材となると真っ直ぐ、高く上へと伸びる針葉樹の方が適材となってくる。

新潟では無垢フローリングを貼られる現場を多く目にするし
当たり前のように使われているが
脇役としての造作に目をやると、塩ビシートであったり
集成材であったりと工業製品が使われている事がまだ多い。
木が経年変化して深みを増したものへと変わると同時に
脇役である造作材も同じように変化していってもらいたいと思う。


コスト、手間、工期、・・・・
作る側の計画・提案に拠るところが大きい部材が造作材とも言える。
10年後、20年後、家は経年劣化するのではなく
全体として変化、深化してそこに暮らす人たちの独自な空間になって欲しいと願う。





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プレカットできない手加工部分 https://shibataya-mokuzaisouko.jp/wooden-building-materials/33488/ Thu, 12 Oct 2023 00:00:38 +0000 https://shibataya-mokuzaisouko.jp/?p=33488 ■ MUKU-DATA  化粧梁の高さ、見え方、納まりの検討 プレカット加工する中で機械加工できないタイコ梁や面付きの化粧柱などの仕上げ方法、見える位置などの詳細の打合せをしてきました。 設計者の見せ方の意図に沿って天然…

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 MUKU-DATA  化粧梁の高さ、見え方、納まりの検討

プレカット加工する中で機械加工できないタイコ梁や面付きの化粧柱などの
仕上げ方法、見える位置などの詳細の打合せをしてきました。

設計者の見せ方の意図に沿って
天然を残した面付き梁や柱を組み込んでいくにはどうしても人の目と手が必要となります。


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相决り加工 相ジャクリ https://shibataya-mokuzaisouko.jp/zaimokuya/32921/ Wed, 23 Aug 2023 23:53:49 +0000 https://shibataya-mokuzaisouko.jp/?p=32921 ■ MUKU-DATA  杉 赤身 相决り(アイジャクリ)加工  弊社レギュラー品の杉の赤下見板(外壁)180×18mmラフ挽き板に相决り加工の依頼があったので、今回は弊社製材師の石川が相ジャクリ加工を行った。通常であれ…

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 MUKU-DATA  杉 赤身 相决り(アイジャクリ)加工 

弊社レギュラー品の杉の赤下見板(外壁)180×18mmラフ挽き板に
相决り加工の依頼があったので、今回は弊社製材師の石川が相ジャクリ加工を行った。
通常であれば大工さんがやる加工ではあるが
枚数が100枚以下と少なく先方が急いでいて外注の納期が間に合わなかったので
弊社でやったが、これは大工心のある石川だからこそ出来たことで
でなければ、外注対応する事になる。

昔であれば材木屋、製材所は必要なサイズを製材して(挽きっぱなし)で
次へ(=大工さん)渡して一つの仕事が完了したが
近年はだんだん材木の加工までの依頼が増えてきた。

作業場を持たなくなった大工さんが多くなったのと
大工さん不足でなるべく加工は外で、大工さんは現場での造作に集中しなければいけない状況もあるのかと思う。

赤身の板の曲りの少ない物を選び、板が動かないように治具を作り
溝切カッターで耳白部分は相ジャクリで白太を取り除く。
機械に流せばモルダー加工から実加工まで一貫してできるのだが
そのような機械設備はなく従来の大工さんが作る相ジャクリ加工のやり方で
シャクリ部分をカッターで左右溝を付けていく。

自動で流す機械加工ではないので少し手間はかかるが
一枚一枚、材の特性を見極める事でできるので
これ位の枚数であれば、このやり方で十分かと思うし、
むしろこの従来のやり方の方が問題はないだろう。。

朝から晩まで毎日毎日、相决り加工となれば話は別だが。。。

これからの製材所、材木屋の役割とは・・・?
この業界に30年ほど身をおいているが時代と共に要望は変化している。

弊社は小さな製材所、同じ製品を毎日何百、何千と製造している訳ではなく
日々細かな要望に対応させていただいている。
扱う物は木、木材であれど、製材して作るものは日々違う。

逆を言えば新たな要望に応え続ける事で自ずとスキルはアップしていく。
今回の相ジャクリ加工にせよ、今回は杉の外壁材だったが
杉ではなく、例えばチーク、ウォールナット材でも応用が可能となる。
極端に言えばカーリーメイプルだって可能だし、インドローズの柾目、
神代木だって製作可能という事になる。

どこにもない内装材が作れるやん!
木の内装材の巾が広がるし、色々とできそう!と未来へ気持ちを持って行く。
(せめてもの慰めにならないように、日々攻め続けるのである。)




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一枚板 手で削る。 https://shibataya-mokuzaisouko.jp/warping%e3%80%80/28033/ Thu, 21 Jul 2022 23:38:13 +0000 https://shibataya-mokuzaisouko.jp/?p=28033 ■ MUKU-DATA  クラロウォルナット一枚板 加工:中山大工さん 木材倉庫にある一枚板は、製材後間もない未乾燥な材をまず日頃手入れしているように、樹皮を剥がして割れ止めを塗り必要に応じて鎹を打ち込み、桟積みして2~…

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 MUKU-DATA  クラロウォルナット一枚板 加工:中山大工さん

木材倉庫にある一枚板は、製材後間もない未乾燥な材を
まず日頃手入れしているように、樹皮を剥がして割れ止めを塗り
必要に応じて鎹を打ち込み、桟積みして2~3年程度、天然乾燥を行う。

その後、表面を削り平らにして皆さんに見ていただけるように倉庫に立て掛ける。
一旦は平らにした一枚板でもその木が本来持っている癖はなかなか抜けきれず
立掛けている間にまた少し反りや割れなど生じる事も多い。

嫁ぎ先が決まった後に
再度、もう一度削りなおして最終仕上げのサンダー掛けを行っている。

最近では板業界では画期的な高周波プレスという、ある程度反った板を
平らにできるプレス機もあるが(まだ依頼したことはないのだが)
聞く話によると一旦平らにできても
木の癖はなかなか抜けきれずにまた少し反りは戻ってくるらしい。
木+反=板  木+平=枰になった時、木の癖を攻略したことになるだろうか・・

再度平らにする工程で、それぞれの材の特性を見極めながら
最終加工方法を決めている。
今回のクラロウォルナットは板に製材されて5年程度は経過している材ではあるが
立掛け時に反りが強めに生じてしまったので
例えば一律に表・裏の反りの平面を出す、NC加工機やプレナー加工機に通すと
厚みが薄くなり過ぎるので
木裏側の出っ張った背の部分の癖を
テーブルの脚が当たる部分約700~750mm程度まで平面を出し
木表に関しては両端部分の反り上がった箇所を電気鉋~手鉋を使いながら
材の状態を見て触って手で微調整しながらなだらかに削って仕上げる事にした。

両面、キッチリと平面は出ていないのだが(平面を完全に出すと薄くなるので)
テーブルとして使用する際は支障のない程度に仕上げていった。

指先の感覚というのは自覚している以上のものがあるのかとは思うが
1mm、2mmのなだらかな段差は、
平面加工機で一律に平らにされたものとは別な微妙な感触を感じることができるし
人が手で仕上げた材面というのはどこか温かみを感じる取ることもできて
意外と触り心地のいいものを感じる。

両端の反り上がった部分に手鉋をかける姿をみながら
右引きも左引きもできるんだねぇ~と感心しながら、
削った微妙な材面を手と指先で触りながら、確認をしていました。










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構造材表し造作 https://shibataya-mokuzaisouko.jp/craftsmen/1941/ https://shibataya-mokuzaisouko.jp/craftsmen/1941/#respond Wed, 21 Aug 2013 23:27:00 +0000 https://shibataya-mokuzaisouko.jp/archives/%e6%a7%8b%e9%80%a0%e6%9d%90%e8%a1%a8%e3%81%97%e9%80%a0%e4%bd%9c/ ■ MUKU-DATA  杉 桁・梁・登り梁などの構造材の造作 構造材の表しは、躯体自体が化粧となるので気を使う。 通常は石膏ボードで全て覆われる事が多いが、 梁、桁、柱に登り梁、化粧タルキ、転び止め、そして金物の見え方…

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MUKU-DATA  杉 桁・梁・登り梁などの構造材の造作

構造材の表しは、躯体自体が化粧となるので気を使う。
通常は石膏ボードで全て覆われる事が多いが、
梁、桁、柱に登り梁、化粧タルキ、転び止め、そして金物の見え方に電気配線・・・など
上棟前から、仕上げに関して入念に検討して、その加工となります。

この建物は部分的にはプレカットですが、
半分以上は機械加工が出来ませんので、大工さんによる手加工となります。

指示図をもとに手加工

手加工済み登り梁 杉KD

板垣大工さんのもとへ母屋・登り梁を留める金物とそれに干渉する転び止めの加工についての
打合せに行ってきました。
杉タルキは仕上げ 118x43mm で全て化粧となりその上に羽目板がきます。
板垣さんは原寸を起して検討していました。
原寸を起す事でより具体的になり、釘の止める場所、タルキの勾配角度で出てくる隙間など
見えなかった部分が良く見えて、事前検討できます。

今週は化粧造作関係を作り、
あとは天候をみながら(できる事なら雨で濡らしたくないので)日程を調整して、
上棟となります。
この物件は木工事(大工作業+木材)をさせていただいています。

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