■ MUKU-DATA 神代杉の割れの部分に真鍮平鎹を検討
板を桟済みして天然乾燥させる際に
割れの進行を防ぐ為に木口面の割れそうな部分に鎹(カスガイ)を打ち込む事があるが
一枚板として仕上げてからも、通常の鎹よりは効きは劣るが
装飾を兼ねて平鎹(ひらかすがい 又は板カスガイとも言う)を打ち込む事もある。
以前、三条市の和釘を製作する工場へ鍛造で板鎹を何種類か製作してもらった事があったが、それはそれでいいものだった。
今は在庫がなくなってしまったので、また注文しなければと思っている。
そして鎹としては鉄よりは強度、効果は薄れるかとは思うが
真鍮の平鎹があれば装飾的にも使えるなぁ・・と
以前、検討していたが商品化までい至らず、4年ほど前に送っていただいたサンプルが未だ机の脇に置いたままになっている。
今回仕上げ途中で表れた神代杉の元からの木口割れの2カ所
これは乾燥し過ぎた室内で使う際に更に割れが広がるかもしれないと思い
お客様へ真鍮の平鎹など木口へ打ち込んではどうか?とご提案させていただいた。
弊社仕様の真鍮の鎹がまだ未完成だったので
ネットで調べていたら、お付き合いのある県外の同業者さんも
同じような事を考えていたらしく既に商品化されてあったので
少し分けていただいた。
お客様へはこの位置で大きさの違う二つの真鍮平鎹を
このような角度で打ち込みますよと写真を送り了解を得ている。
通常の鎹よりは効きは劣るが装飾的な事を考慮すると
打たないよりは、これを打っておいた方がベターだろうと思う。



■ MUKU-DATA 朴(ホウ)一枚板 乾燥材 プレナー済 SOLD OUT
朴の板はこの微妙な色合いが特徴的、渋さがある。
天然乾燥期間を経て表面を削った。
どれも元の木口より割れが生じてしまった。
長さは2mちょいあるので1600mm使いであれば割れは取れる。
割れを残す場合、蝶チギリを入れるとすると何の堅木がいいか・・?
この色と全体の雰囲気に調和して締まってみえるワンポイントには
何色のどの材種を蝶チギリとして打ち込んだから映えるだろうと想像してみる。
木ではなく鉄の鎹(カスガイ)はどうだろう・・?
木口からの木工鎹、表面に打ち込む平鎹・・
鍛造された平鎹、、 古さのある真鍮なんかもいいのではなかろうか・・?
どうしたらこのホウノキが一番良く見えてくるか?
想像しだすと止まらなくなってくる。

左から
朴① 一枚板 天然乾燥材 プレナー加工済
SIZE 2100 640-690-730 t58mm SOLD OUT





朴② 一枚板 天然乾燥材 プレナー加工済
SIZE 2070 730-70-820 t58mm






朴③ 一枚板 天然乾燥材 プレナー加工済 SOLDOUT 三条市U様
SIZE 2050 810-770-910 t58mm






木材倉庫に新たに朴3枚が加わった。
倉庫に削った新しい板を立て掛けると
周りの今までいる板たちは必ずあんた達誰や?と様子見が始まる。
はじめは少し違和感が漂うが、数時間するともう周りのみんなととけ込んでいる。
木はおおらかで許容、包容力があるんだなぁ・・って眺めてる。

■ MUKU-DATA ウォールナット 木工鎹(もっこうかすがい)、平鎹(ひらかすがい)