MUKU-DATA  栃 一枚板 天然乾燥材  SOLD OUT 東京都 N様

3年天然乾燥させ、ランニングプレナー加工を終えて
採寸して写真を撮ってつい先日、木材倉庫で漸くデビューした栃の板
一枚板がちゃんと乾燥して使える状態になるまで
製材されてから(材種にもよるが)最低3年は必要となる。
一枚板や無垢材を使っての不具合は、その殆どが乾燥していない材を使った結果である。

丸太は大きかったのだけど端っこの部分なので小さめの栃の板だが
雰囲気のある一枚なので近々ブログに書こうと思っていたが
先週末の土曜日に、この栃を選んでいただいた。

これを選ばれたお客さんは20代の方で
紹介の紹介の紹介みたいな感じで新潟の友人の元へ遊びがてら
木材倉庫へ訪ねてきていただいた。
木材という地味な業界と素材には似つかわしくないイケメンな3人
礼儀正しく・・ キラキラとしたオーラを纏っている
何だろう?この輝きはナニモンかな・・?

聞けば俳優業をやっているらしい。
へぇ~ なるほどねぇ

土曜日は結構お客さんがいらっしゃったので
まぁ、ごゆっくり色々と見ていってくださいと挨拶して
他の接客をさせていただいていた。

3人は木材倉庫の板を前にあれこれと話している光景があった。
他の場所から板を持ってきて、2枚並べて比べてみたり
3人でワイワイとやりながら楽しんで一枚板を見ている感じだった。
一枚板を前にしてどんな会話をしていたのかは
聞けなかったが、若い人が服や鞄を選ぶように
仲間たちと相談しながら勝手に木を選んでいる光景は
そうそう、そうやって自分の感性に忠実に好きなものを選んでいただきたいと
日頃思っている自分としては、見ていて喜ばしい光景だった。
 
台本を読むためのデスク用にはスポルテッド樺、
ソファーテーブルにはこの栃を選ばれて
いづれも個性の強いキャラクターが詰まった2枚だったので
正直少し驚いた。

この時点で自分自身の反省点として
若いキラキラした人たちはきっと木なんて興味ないんだろうし、もし選ぶとしてもキレイめな木だろう。。。。
勝手な固定観念とイメージだと、反省です。

そもそもの疑問として関東周辺には一枚板を見て買えるところが多くあるから
その事も聞いてみたのだが
何軒か木を見に行ったけどビビッとくる板がなかったらしい。
かといって木材マニアのように特別に木の知識だけに詳しいと言う訳でもなさそだった。
だけどずっと一枚板を探していたらしい。感性の人たちなんだなぁと思う。

この栃の目に見えない波動が彼らを引き寄せたのかもしれない。
彼のぶれない感性とこの栃の持っている波動が
お互いを引き寄せ、そして出会う。
この仕事をやっていると、きっとそうに違いないという事が度々起こる。

因みになのだが、この栃の共木がつい最近、3月末に東京江東区へ嫁いでいる。
嫁ぎ先の彼らも独特の感性を持って作品作りをしている若いアーティストたち。。

しばらく動きのなかった木材の共木の一枚が動くと
その兄妹が動き出すというのも、よくある話ではある。









木裏がまた、かなりDEEPでパンク!
はじめて買う一枚板で、なかなかこういった木って選べないと思うんだけど・・
それも固定観念だね・・反省

プロ用の材としてプロの製作意欲を擽るような材かなぁと勝手に想定していたのだが・・