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そりっど建築部 - 新発田屋 木材倉庫 https://shibataya-mokuzaisouko.jp Tue, 17 Mar 2026 23:05:28 +0000 ja hourly 1 https://wordpress.org/?v=6.8.8 https://shibataya-mokuzaisouko.jp/wp-content/uploads/2020/07/cropped-icon2-1-32x32.png そりっど建築部 - 新発田屋 木材倉庫 https://shibataya-mokuzaisouko.jp 32 32 180542900 お客さんを想いながら・・ https://shibataya-mokuzaisouko.jp/counter/41896/ Tue, 17 Mar 2026 23:05:27 +0000 https://shibataya-mokuzaisouko.jp/?p=41896 ■ MUKU-DATA  左:ユリノキ 右:パオロサ 昨日Nが倉庫に来てカウンターの木取りをはじめた。ユリノキはキッチンカウンターとして、色のあるパオロサはワークスペース?のデスク?棚板? いづれも片耳を残した使い方をす…

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■ MUKU-DATA  左:ユリノキ 右:パオロサ

昨日Nが倉庫に来てカウンターの木取りをはじめた。
ユリノキはキッチンカウンターとして、色のあるパオロサはワークスペース?のデスク?棚板?

いづれも片耳を残した使い方をするようで
レーザーで線を出してどちら側の耳を使うか?
板の元と末をどちらに向けた方が見映えがしてそこで暮らす人が居心地がいいか・・
(木には元(根本のほう)と末(または裏)(天のほう)があって通常は元は広い、
元裏の変化の少ない木を元裏無しなんて言ったりする)
カウンター設置の場合は、元裏のある一枚板だと
どちら側に元を持ってくるかで、
使い勝手もそうだし、そこに座った際の感じ、居心地もかなり違ってくるかと思う。

どっちがいいと思うか?意見を聞かれたので自分なりに思っている事を話す。
それを聞いて更にNなりに考える。

尖った耳部分は手に棘が刺さるといけないので粗目のサンドペーパーで擦って落す。
少し残った帯鋸目は残すかどうか・・
キッチンは水回りだからウレタン塗装にしようか?

一枚のカウンター設置だが形の違った天然木は何通りも考えられる事がある。
例えば既製品、集成材であれば、取付面は一通りのみ
思考の密度は全く違う。

時間の無い中、あれこれと黙々と作業しているN
その先にはお客さんに喜んでいただきたいという気持ちが伝わってくる。


遅い時間、木取りされ、加工指示された2枚のカウンターを見て
良かったね、カウンターたちと思う。
お客さんの事を想うこと、顔がわかると気持ちも更に入る。
よし、その人の為に今自分のできることを精一杯やるぞ!させていただくぞ!
心がこもり出来上がった空間には良い空気が流れているのは間違いない。

今日も頑張ろう。。




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成長と共にアップデート https://shibataya-mokuzaisouko.jp/self-built/41541/ Sat, 31 Jan 2026 00:42:49 +0000 https://shibataya-mokuzaisouko.jp/?p=41541 ■ MUKU-DATA  DIY life magazine 『dopa 』 ドゥーパ!no.164号は、まさに常日頃から気になっていたテーマの一つDIY、そしてその場での趣味的な好きな事の副業 弊社建築部では自社設計施…

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■ MUKU-DATA  DIY life magazine 『dopa

ドゥーパ!no.164号は、まさに常日頃から気になっていたテーマの一つ
DIY、そしてその場での趣味的な好きな事の副業

弊社建築部では自社設計施工、建築家設計物件などさせていただいているが
そんな中でも独自の感性と空間作りをしたいという方が時々いらっしゃる。
人が描いた図面や空間では100%、それを満たすことができない施主さんがいること。

また土曜日オープンの木材倉庫に来られるお客さんの中には
DIYerさんも少なからず訪れ、お話を聞いていると皆さん個性的な空間作りをされているし
人生そのもの、生き方が面白い人たちが多い。
皆さん強いなぁと思いつついい刺激をいただいている。

ロケーションのいい場所で(それぞれに違うが)
コストを抑えた建物を器だけ作ってあげて、内装はDIYでやってもらう、
出来ない箇所はプロの手を借りる。
予算が足りなければ、背伸びせず一先ず最低限生活できる範囲にとどめ
また少し余裕ができたら間仕切り壁など設けながら
家族の成長と共に少しづつアップデートしていく。
家はお引渡しされた時が完成でローンを払い続けるのではなく
少しづつ手を加えながらその時の自分らしい室内へと変化させていく
っていうのもありだよね。。 と

小さな家、小屋、最低限の水回り設備と寝室のみ確保して
他は土間のまんま

白いキャンバスを渡されたようでワクワクしませんか?
そこに描くのは家族たち、自分たちが最高に居心地のいいように他とは違う自分たちの世界観
そんなお宅を拝見すると自分たちらしく生きているなぁと何だか嬉しくなってきます。

その土間を使って副業でカフェやるもよし、焼き鳥屋だっていいし、
アクセサリー作りをして販売するもいい
趣味のバイクや釣り道具を並べてもいいし
ネット通販用の事務所でもいいし、アトリエでもいい。
仮に会社勤めがつまらなくても会社は会社、割り切って日常業務をこなして
平日帰宅してからは本業に支障ない程度に好きな事を副業としてやって
休日は本気出してやれる。。

人の数だけ、生き方が想像でき、好きをやっている人は輝いている。

セルフビルド、ハーフビルドはそんな夢を見させてくれるような気がする。
そんな何にもない最低限の空間って欲しくないですか?




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農舎を住居へ https://shibataya-mokuzaisouko.jp/wood-remodeling/39642/ Mon, 23 Jun 2025 23:25:53 +0000 https://shibataya-mokuzaisouko.jp/?p=39642 ■ MUKU-DATA  農舎から住居へ T様邸 床:杉フローリング 節あり 150×15mm内壁:塗り壁(一部DIY)、ラワン合板、栗の挽き板階段:杉無垢板(大工製作) 大きな土間のある家はいいなぁ・・と思う。薪ストー…

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 MUKU-DATA  農舎から住居へ T様邸

床:杉フローリング 節あり 150×15mm
内壁:塗り壁(一部DIY)、ラワン合板、栗の挽き板
階段:杉無垢板(大工製作)

大きな土間のある家はいいなぁ・・と思う。
薪ストーブを置いて、大きな土間と大きな敷地で何をはじめようか・・?
スローライフのスタートだ!





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39642
カウンター材の納まり https://shibataya-mokuzaisouko.jp/use/38804/ Thu, 03 Apr 2025 01:08:25 +0000 https://shibataya-mokuzaisouko.jp/?p=38804 ■ MUKU-DATA 楓耳付きカウンター 窓周りと上り框の納まり 木材倉庫から旅立っていった材木たちのその後がどういうふうに使われたか?というのはとても興味があるし一枚板テーブルであれば、完成したお宅へお届けする事が多…

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MUKU-DATA 楓耳付きカウンター 窓周りと上り框の納まり

木材倉庫から旅立っていった材木たちのその後が
どういうふうに使われたか?というのはとても興味があるし
一枚板テーブルであれば、完成したお宅へお届けする事が多いので
テーブルを設置した後の室内との関係は目にする機会もあるが
工事中に建物に取り付けられる例えばカウンター材などは
実際にどういう感じになったんだろう・・?と気になることも多い。
以前はできるだけ、それが取り付けれた現場を見に行っていたのだが
ここのところ、なかなか現場に行けていない。

現在建築部で施工を請け負っている金子勉建築設計事務所さんの「松野尾の平屋」の
写真が現場監督の長野から送られてきた。

あの楓がこんなふうになったんだぁ~!
うわぁ~ なんか良い感じ~  
材面を仕上げずに帯鋸目が残る粗木のまま使う事がある金子さんだが
ひとむかし前であれば、材はキレイに仕上げるもの
当たり前に仕上げてきた大工さんやそれを見てきた材木屋からすると
本当にこれでいいの?と少し心配になる事もあるが
最近はお付き合いのある工務店さんの設計士さんの中でも
「帯鋸目が残るこのままで」と言われる方もいるので
きっと素材感、ラフな感じ、光の反射など考慮されて
あえて仕上げないラフ挽き感を残しているかと思う。

ラフ挽きのまま使った場合、はじめは木にざらついた質感を感じるかと思うが
10年、20年、30年と経過すると共に
頻繁に使う箇所ほど緩い艶が出てくる事だろう。
まさにそこに住む人仕様に変化、深化した無垢材の姿がある事かと思う。
粗木の材がそこで住む人と共に育っていくという感じか・・
そういった流れも悪くはないと思う。
逆に一般的な仕上げた材に関しても、使いながら傷もでき味となり深みが増す。
木は時間を経ながら摩擦されその場にしか出せない質感、艶感へと変化し続けていく。

上記の写真、面白い納まりだなぁ・・と何度も見ながら考えていた。
建築は納まりの集合体
部材と部材の取り合いをどう納めていくかが、現場の腕の見せどころ。
窓際の窓台を兼ねたカウンター&ベンチにも使う楓の耳付き一枚板
間口は確か二間半(4.55m)で内法必要寸法は4.2m程度必要だったかとは思うが、
上り框までの必要長さは3.8mほどで足りるので後は納まりは現場で考えると
いう事で長さは少し足りないけれども、この楓を選ばれたかと思う。
寒い頃、木材倉庫で施主さん金子さん長野であれこれと長い時間検討していた

素材探しの頃、なかなか白っぽい木で4.5m~5m材の乾燥した材が出て来なくて
暫く探してはいたのだが、
仮に5m材の楓の乾燥材が見つかったとしても
予算的には合わない金額になったかと思う。
(確か当初はアッシュの耳無し4.5m材があったのでそれを使う予定だった)
工業製品ではない自然素材である一枚板ではこのケースはよくあること。
この楓、融かしてこねてもう50cmほど伸びたらいいのに・・
探してもその長さが出てこない時は出てこない。

そこで重要になるのが足りない長さをどう納めるか?
昔の木造建築ほど、大工の納まりの工夫や知恵を見る事ができその納め方に感動する事が多い。
ここの場合は耳付き框材の長さは十分足りていたので
窓際まで伸ばして納めて良かったんだろうが
それじゃあ、カウンターとの縁が途中で切れたみたいでいまいちイケていない気がする。
どういう経緯でこの納まりになったのか詳細は知らないが
現場で窓周りとカウンターと框材の取り合いを良く見ながら
判断したのかと思う。机上だけではきっとこの納まりはできないかと思う。

昔は木材は高価なものだったので、大切に無駄なく
足りない部分は工夫して知恵を出し合いながら各所を納めていった。
(私が材木屋になるずっと前の話)
足りなきゃ、逆手にとってそれ以上に良く見えるように考えればいい。
仮に長さが十分にあったとしたら、この部分をどう納めていただろう。。
(なかなか各所の取り合いが多くカウンター端部をどう納めるか悩みそう)
長さの足りた分、その金額に見合う分の納まりになっただろうか・・
この写真を見ながらそんな事を考えていた。

無垢材、一枚板類は、こちらの思い通りに使い勝手のいい建材とはいかない。
その材に合せて臨機応変に納まりを考え、変更できるところは変更しながら
その素材が持っている良さを引き出してあげること。
金子さんが設計する建物には、いいの?このままで??っていう
木の使い方が多々あるのだが
完成された室内を見ると
その木がそのラフな姿のままでなければ出せない味わい、
その木が持っているその木だけの良さが最大限活かされていると感じる。



4月下旬に完成見学会をやるそうです。
金子さんが作る「木の建築、木の室内」を是非体感されては如何でしょうか。。
☞ 金子勉建築設計事務所「松野尾の平屋」

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小さな店、小さな家 https://shibataya-mokuzaisouko.jp/kenchikubu/37128/ Sat, 05 Oct 2024 03:00:39 +0000 https://shibataya-mokuzaisouko.jp/?p=37128 ■ MUKU-DATA  八日通り 池田塔 木彫刻工房  瑞泉寺へ向かう八日通りには彫刻工房をはじめとして色々なお店があるのだが普段から材木屋として住宅に関わる中でどういった住まいやそこでの暮らし方が自分らしく気持ち良く…

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 MUKU-DATA  八日通り 池田塔 木彫刻工房 

瑞泉寺へ向かう八日通りには彫刻工房をはじめとして色々なお店があるのだが
普段から材木屋として住宅に関わる中で
どういった住まいやそこでの暮らし方が自分らしく気持ち良く生活できるんだろう・・
という事は自然と考えること。
そんな中でここ数年、小さな家、小さなお店、無理のない等身大の普通の生活が
一つのテーマになっている。

卒業して、就職して、結婚して、家を建てて、子供を授かり、一人前に育てていく。。
というのが50代の私らの一般的な考え方だったし、親に願われながら
そういった事を疑わずに過ごしてきたのだけれど
それは戦後からの昭和の理想と一般的な幸せ論で、
そんな追いつけ追い越せ時代はとうの昔に過ぎて終わっているのかもしれない。
家の間取りはLDKに風呂、トイレ、寝室、子供部屋2つ
メーカーに決められた間取りの中で、そこに合せて生活していく事は
まぁ楽っていえば楽かもしれないが(考えなくてもいいので)
本当か? ほんとにそれが一番快適か?って考えると疑問が湧いてくる。

自分の周りには何故か一人暮らしの人が多いし
子供を持たない夫婦も多い。
っていうか、ちゃんと思い浮かべてみると7~8割がそういった人たちばかり。。
それぞれに皆さん人生を楽しみながら大切に生きている。

そんな事を思いながら、どういった間取りの住まいが
快適で自分らしく生活できるんだろうか・・
自分だったらこういった場所や家がいいなぁと想像している中の一つが
小さな家だったり小さな店舗併用住宅であったりがある。

利賀芸術公園にあった小さな宿泊群は、あぁこの大きさで十分十分って思ったし
瑞泉寺へ向かう八日通りの『塔』彫刻工房は
通りからストレスなくお店にいざなわれ、土間スペースをギャラリーとして
自ら製作した作品を展示販売していた。
ギャラリーと工房はFIXで仕切られ、お互いのちょうどいい距離感が保たれていた。
そうそう、この自然な感じ・・

通りには古道具屋さんもあって、お店の雰囲気は良かったが
ガラガラガラと古いガラス戸を開けてそこに立った時の店主との微妙な距離感は
少し息苦しい感じがした。(自分はそういった事が人よりも気になるようだ)
何だろうなぁ・・この差は・・

間取り、お互いのスペース、距離感って大事ですよね。
そういった感覚的な事って人それぞれに違うから
はじめから間取りをガッチリ決めてしまわない方がいいのかもしれないよね。

小さな家や小さなお店
こういった家やお店を普段ぼんやりと想像していたので
とても参考になりました。







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10年前のいまごろ https://shibataya-mokuzaisouko.jp/kenchikubu/36384/ Thu, 11 Jul 2024 23:09:25 +0000 https://shibataya-mokuzaisouko.jp/?p=36384 ■ MUKU-DATA  ウェンジ一枚板テーブル 新発田屋本社 10年前のいまごろって何してたっけなぁ・・と今朝写真の整理をしながらその頃を思い返していた。 木材倉庫ができる前で、本社の脇の小さな小屋をストック兼打合せス…

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 MUKU-DATA  ウェンジ一枚板テーブル 新発田屋本社

10年前のいまごろって何してたっけなぁ・・と
今朝写真の整理をしながらその頃を思い返していた。

木材倉庫ができる前で、本社の脇の小さな小屋をストック兼打合せスペースとして使っていた。
工夫しながら整理整頓してまだキレイに使ってたなぁ・・と思う。
今は、ここは他人を入れる場所ではないので
小さな材を中心にストックヤード化して足の踏み場もないほど
ごちゃごちゃになっていてとてもひと様に見せられるような場所ではない。
木材類のカオス化した場所になっている。

小さな小屋っていいなぁ・・と思う。
土間があって、何にでも使える大きなテーブルが1つだけあって、、
作業したり、ご飯食べたり、音楽聴きながらお酒飲んだり、読書したり・・
そこで夢だった小さなお店でもはじめようか!って副業だってやれる。

資材高騰で建築価格が高くなってしまった。。。
若い人から年配の人まで、
もっと希望をもって毎日をその人なりに楽しく過ごせるって
どういった家と暮らし方が良いんだろう・・・

住宅に使われる材木を通じて住宅業界を眺めていると
今、大きな変革期をむかえている事をヒシヒシと感じる。


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化粧タイコ梁の仕上げ https://shibataya-mokuzaisouko.jp/carpenter/34056/ Thu, 07 Dec 2023 00:03:54 +0000 https://shibataya-mokuzaisouko.jp/?p=34056 ■ MUKU-DATA  根曲がり杉 化粧タイコ梁 下端の仕上げ お客様と建築家、現場監督とのやりとりの中で化粧タイコ梁の仕上げについて少し不安があると、電話で話している中で建築部の長野から相談されお客様の要望されている…

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 MUKU-DATA  根曲がり杉 化粧タイコ梁 下端の仕上げ


お客様と建築家、現場監督とのやりとりの中で
化粧タイコ梁の仕上げについて少し不安があると、電話で話している中で
建築部の長野から相談され
お客様の要望されているイメージ写真を見せてもらった。
凄く繊細で微妙なところの話をされている事がわかったので、
これは写真添付のメールだけではそのニュアンスは伝わらないと思うから
手加工する大工さんに直接話して相談した方がいいと判断して
急遽、長野とプレカット工場の手加工を行う大工さんの元へ足を運ぶ。

職人さんに写真を見ていただきながらイメージを伝えるのは、
簡単なようでなかなか難しい。
経験上、何度も失敗しているし、それは伝える側の伝え方がいつも悪いんだと
都度反省はしてきた。
(技術のない自分にとっては、技術を持っている職人に対しては常にリスペクトしている。だから言い方、伝え方、微妙で繊細な加工については
十二分に理解していただく必要があるし、図面や写真を投げて
あとはヨロシクでは作る方だって困るだろう。
職人は誰しも、最大限ベストな状態の加工して喜んでいただきたく
仕事に向き合っている人たちが殆どなんだから・・)

大工さんは私の材木人生にとっての教師の一人でもあるし、
ある程度、大工さんの気持ちは分かっているほうだと思っているので
長野と二人でその辺のニュアンスを丁寧に説明するも、、
いまいち冴えない心配そうな顔だったので
長さのカットできる部分をその場で実際に削ってもらった。

そうそう、OKOK、ここはこの程度で大丈夫、
このラインは直角で、、
この甘皮は少し位なら残してもいい。
根曲がりのここの凸凹ラインを設計士さんもお客さんも気に入っているようだから
ここの部分は削らなくてこのままで行きましょう。
てな具合で・・・ (自分ができないくせに嫌なヤツだよね、大工さんスミマセン)

昔はタイコの化粧梁は多くあって、弊社の下小屋で大工さんはいつも刻みを行っていて、電気鉋でタイコ梁を削る姿は目にしていたが
このような電動斫り機っていうのは見たことがなかった。
ここら辺の大工さんはこの斫り機を持っている人はいなかったかと思う。

斫り機はある程度の重さがあるので肩に紐をかけて(草刈り機みたいな感じで)
手前に引きながら微妙な力加減で削っていく。
あんまり簡単に大工さんが削る姿を見て、
自分もやってみたくなり、道具を借りてやってみる。
イカン、削り過ぎて凹みが大きくなり過ぎる。
大工さんに聞くと、繊細にやらなきゃいけないらしく
腕を2回ポンポンと叩き、ここの違いとドヤ顔されたが・・・
そりゃ、そうだ。
長野さんもやってみぃと、建築部長野にもやってもらうが、
間違いなく私よりは上手かったので、少し悔しい。
詳細な仕上げを伝えると共に、電動斫り機を実際に使わせてもらうという
貴重な体験もさせていただいた。
実際に少しでも自らの手を動かすことで
今度は化粧梁の見え方も少し違った目で見る事ができるだろう。
そして大工さんや職人さんに対しても伝え方は、より正確になっていく事だろう。
なんせ、現場で実際に作っているのは我々ではなく
それぞれに技術をもった職人さんたちなんだから。。





以上、上記の写真は大工さん
本当に腕の良い大工さんでプレカットできない手加工の部分は
何度か相談にのっていただきながら仕上げてきた。




赤い丸で囲った部分が、私・・・💦
重力がかかり過ぎて凹みが大き過ぎる。
お客様のイメージはこれではない。。。



上記2枚は建築部の長野
ワシより上手い・・・  くく、、、  



緑部分:大工さん、青:長野さん、赤:ワシ・・・・  



プレカットが普及した今でも部分的には大工技術が必要な箇所は多くある。
特に木の家に関しては木には当然癖もあるし、個体差もある。
そして何よりも大工技術により完成時の見え方は微妙に違ってくる。

この家、どこか分からないけど何か良いんだよねぇ~  ってのは
実はその差は大工技術によるところが多い事を知っている。
そこにはお客さんに喜んでいただきたいっていう職人の魂が宿っている事が多い。




追記:12/23 2023 実際に取り付けられた根曲がりの鞘落し梁
   壁を貼り空間の中で、どういった見え方になるのか楽しみです。
   金子勉建築設計事務所 様 曲がり梁を使って特徴ある空間を実現する

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プレカットできない手加工部分 https://shibataya-mokuzaisouko.jp/wooden-building-materials/33488/ Thu, 12 Oct 2023 00:00:38 +0000 https://shibataya-mokuzaisouko.jp/?p=33488 ■ MUKU-DATA  化粧梁の高さ、見え方、納まりの検討 プレカット加工する中で機械加工できないタイコ梁や面付きの化粧柱などの仕上げ方法、見える位置などの詳細の打合せをしてきました。 設計者の見せ方の意図に沿って天然…

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 MUKU-DATA  化粧梁の高さ、見え方、納まりの検討

プレカット加工する中で機械加工できないタイコ梁や面付きの化粧柱などの
仕上げ方法、見える位置などの詳細の打合せをしてきました。

設計者の見せ方の意図に沿って
天然を残した面付き梁や柱を組み込んでいくにはどうしても人の目と手が必要となります。


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木の家 化粧梁・化粧タルキ https://shibataya-mokuzaisouko.jp/mukunoie/20462/ Wed, 30 Jun 2021 23:30:36 +0000 https://shibataya-mokuzaisouko.jp/?p=20462 ■ MUKU-DATA  杉:化粧梁・化粧タルキ  一部梁が表しになる室内の上棟時の様子です。バイクガレージを兼ねた土間玄関部分の天井です。梁は杉のタイコ梁(鞘落とし)、2本の下に下引1本を入れてあります。屋根タルキは軒…

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 MUKU-DATA  杉:化粧梁・化粧タルキ 

一部梁が表しになる室内の上棟時の様子です。
バイクガレージを兼ねた土間玄関部分の天井です。
梁は杉のタイコ梁(鞘落とし)、2本の下に下引1本を入れてあります。
屋根タルキは軒先の出が900mm以上あるので120×45mmタルキを使用。
屋根は瓦屋根ですので野地板は合板ではなく杉の小幅板を敷きこんであります。
軒先の化粧軒裏は七五の四分、225×12mmのケラバ板ってものを
15mm重ねで敷き込んでいきます。
軒先のケラバ板は最近は化粧にする場合、
羽目板や相ジャクリ加工板などの使用を多く目にしますが、
この現場は昔ながらの重ねて納めるやり方です。
陰影ができて少し違った見え方になるのかと思います。
(大勢に影響はないのですが・・・)

木の家って何だかホッとしますね、職業的なものでしょうか・・・?
現場で打合せをしていても気持ちがホッとしてきます。

上棟前の大工さんの作業場で、化粧屋根タルキを削り仕上げる作業
カンナ屑が舞い、杉の香りが漂い・・昔は当たり前のように目にした光景です。

SOLiD DESIGN ROOM

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20462
SOLID DESIGN ROOM https://shibataya-mokuzaisouko.jp/kenchikubu/2814/ https://shibataya-mokuzaisouko.jp/kenchikubu/2814/#respond Wed, 12 Jul 2017 22:42:00 +0000 https://shibataya-mokuzaisouko.jp/archives/solid-design-room/ ■ MUKU-DATA  建築部:SOLID DESIGN ROOM 弊社、建築部のホームページが新しくなりました。 こちらのほうも ぜひ、宜しくお願いいたします。 ➡ SOLID DESIGN ROOM

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 MUKU-DATA  建築部:SOLID DESIGN ROOM

弊社、建築部のホームページが新しくなりました。

こちらのほうも
ぜひ、宜しくお願いいたします。

➡ SOLID DESIGN ROOM

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https://shibataya-mokuzaisouko.jp/kenchikubu/2814/feed/ 0 2814