■ MUKU-DATA (株)渡辺事業所 様 秋田県能代市
先日、能代の市場に行った際に渡辺事業所さんの工場見学をさせていただいた。
同業でもある製材工場が何を挽いているのか?は
とても興味があるし、何より製材所に限らず、鉄工所、木工所、大工加工場など
物が作られていく過程、そこで働く人たち、そこに流れる空気はとても好きだ。
ちょうど羽目板の節部分のパテ処理を行っていた。
全体に赤身のある杉の羽目板が作られていた。
製材は羽目板の原板だろうか?
何枚か重ねながら製材していたが、これは以前弊社で製材をやっていた斉藤さんも
同じような挽き方をしていた。
精度は出にくいが、製材品の前段階であれば効率がいいのでいいのだろう。
(へぇ、ここでもこう挽くんだねぇと。。。全国共通かぁ・・?)
突板用のスライサーの機械は初めて見た。
5m?6m?の一枚刃
すげぇ~なぁ・・
研磨は自社で行っているとの事。
今は昔とは挽くものは違えど
乾燥用の小屋もあって、、、
かつては芯去り役物柱や鴨居長押の造作などびっしりと天然乾燥されていたんだろうなぁ・・と想像できる。
製材、製造している木材の商品アイテムが多いなぁ・・という印象
色んな要望にお応えしているでしょうね。
いい刺激になりました。ありがとうございました!








■ MUKU-DATA 左から黒柿、黒檀突板貼り、神代欅柾目
床の間に敷く黒檀突板貼りの3×6の板の前框材として
何が合うのか・・?
使う箇所のメインの材が決まると、それに付随する周辺の材の想定が始まる。
まぁ、通常であれば黒檀の突板なのだから黒檀の無垢框を無難に取り付ければ、
無難に納まり80点代かと思う。
部材の条件として長さは1500mm 巾170mm 厚みは薄くても可
問題は仕上げで巾170mm以上
限られた全体予算の中で、黒檀の黒の部分のみで180mmの粗木となると
金額の負担が大きすぎる。。。
このように相談されている部材というのが、常に数件あって、
これ使えば、合格点なんだろうけど、その予算じゃ通らないよね・・っていう案件
なので別な仕事をしながら、常にそれらも同時並行で頭ん中で考えている。
移動中の車の中、風呂の中、寝る前のベッドの中、
確か、倉庫に傷んでいるけどあの黒柿だったら、
黒檀無垢よりももっと雰囲気が出るんじゃないか?
きっとイケる。。。
翌日、木材倉庫で一人、黒柿材の材の選定が始まる。
数枚ある黒柿の中で、どちらが映えるか?
この材のどの部分の木取りして使うのが最もいいか?
黒柿材の木取り後に使う箇所をある程度決め、実際に使用する黒檀突板に現物を合わせてみる。
瞬間、こりゃイカン。全く合わない。。白が浮く。。軽く見える。。
部材単体で見れば黒檀に黒柿、、和の室内に使われる事で
なかなか通好みの材に思えるのだが・・
合わせた瞬間、一瞬でパス、ありえない・・折角の渋い材が軽く見えくる。
急遽、漠然ともう一つの候補として考えていた神代欅の柾目材
こちらも横に並べてみた。
絶対に良いとは言えないが、その控えめな柾目と地味な加減は
黒檀を良く見せてくれるように感じた。
誰が見ても、黒柿より神代欅柾目の方がシックリいくように見えるのか思う。
この神代欅、きれいすぎる仕上げではなく少し斜め部分とラフな鋸目を残し
框材として如何でしょうか?と提案させてもらって、それで落ち着くことに。
毎日毎日扱っている材、
部材単体ではそれぞれに特徴もあり、それだけ見れば面白い材であっても
材同士の組合せとなると見え方が急に変化する。
日々部材ごとの組合せ作業はやっていることなんだけど、、
やはり木材は難しい。
実際に現物と現物を合わせてみると思わぬ見え方になっていく。
まだまだ経験と修行が足りない。
設計士、現場監督、施主、材の相談をされた際に、
金額以上の提案をし続けられてこそ、プロと言えるだろう。。。
イカンなオレ。。。
(その組合せセンスの恥を知れ だな・・)

良材の黒柿ではないが、色んな面白い木目や模様になっているんですけどねぇ・・・



こちらは神代欅の柾目、この斜めの部分を一部残し、帯鋸目の残るラフ仕上げとした。
あなたなら、黒檀突板に何の床框を合わせますか?
条件としては仕上げサイズ1500 170×20mm程度 予算30,000円以内
安ければ安いに越したことはありません。
180mm角の黒檀床柱を割りますか? 残りいくらで販売しますか?
因みにシャム柿も全然ダメでした。。。
難しいでしょ?
現場は常に進んでいるので限られた予算内と限られた納期内での作業となります。

The post 古色 色付け 床の間 first appeared on 新発田屋 木材倉庫.
]]>
■ MUKU-DATA 欅玉杢突板貼り +ウッドワックス
古い建物の改修工事に使用する欅玉杢の突板貼り合板、
本当は無垢の欅など使えればいいのでしょうが、全部が全部無垢材ってなると
予算的にも厳しいことも多いですよね。
既存の使い込まれて黒くなった床や柱、補修した箇所は真新しい新材の色味・・
同じような色合いに変化し始めて馴染んでくるには10年、20年を要します。
個人的には古い材と新しい材が同居して直されながら大切に使われている感は
嫌いではないのですが、場所によっては少し浮いた感じに見えてしまって
相性が悪く馴染めない部分もあるのかと思います。
(古材と新材が上手く調和して見える事もあるのですが・・)
そこで実際に現場で使った切れ端に、少しグレーの色の入った
古色のような色合いのウッドワックスを塗り込んでみました。
なかなか良い感じの色合いなのではないでしょうか・・・?
場所によっては、「着色」は必要ですよね。。
見せ方、見え方、いろいろと考えますよね。



The post 古色 色付け 床の間 first appeared on 新発田屋 木材倉庫.
]]>The post 縞黒檀(シマコクタン) first appeared on 新発田屋 木材倉庫.
]]>
■ MUKU-DATA 縞黒檀(シマコクタン) 9mm 3×6 ロータリー突板貼り(無垢ではないが・・) 残り6枚
例えば縞黒檀であったり、黒柿であったり、シャムであったり、、
ギョッとするもの、
ゾクッとする杢を
ちょっとだけ室内に取り入れてみること。
GOTAさんの言葉を借りれば、
まさに
『極上大人のロック』です。
The post 縞黒檀(シマコクタン) first appeared on 新発田屋 木材倉庫.
]]>
■ MUKU-DATA 設計・施工:K-WORKS ARAIYA 様 新潟市西区小新大通2
昨日(5/8)の新潟日報、県内経済欄にARAIYA様の記事が載っていました。
いち業者の材木屋として、材を納めさせていただきました。
お施主様とは一度も面識はなく、そのやりとりはお施主様より一任されている
K-WORKSさんとのやりとりのみです。
お施主様と面識がなくても、そういった記事はやはり嬉しいものです。
これは、材木屋もしかりですが、そこに携わった大工さんをはじめ、左官屋さんや
塗装屋さん、サッシ屋さん、家具屋さんなど全ての業者さんが嬉しく感じているはずです。
こういったお店だけではなく、個人住宅に関しても、一業者はほとんどお施主様と
接する機会がなく、完成してそこに新たな暮らしが始まる訳ですが、
どこのお宅でもそこに携わった業者はその近くを通り過ぎる際に、
あぁあそこの工事やらせていただいたなぁ・・・
そこで暮らしている方、皆さん元気でお過ごしかなぁ・・
と特別な思いが湧いてくるものです。
むかし上棟式が当たり前だった頃は建前後各業者さんとお施主さんが一席を設けて
顔を合わせる機会もありました。
また一部工務店さんは、着工前に各業者を集めて
お施主さんとの顔合わせの機会を設けてあるところもあるようです。
そんな機会がなくとも、そこに携わらさせてもらった業者は皆さん
そこに対して暖かく見守りながら特別な思いをもっているものです。
9日、今日移転オープンされたようで、おめでとうございます。
一任されたK-WORKS 山岸さんも何度も当社に足を運んで
材の選定をされていました。
完成してから内部はみておりませんが、
完成前の工事中の木を設えた様子です。

これはいいなぁと思った木材は許される範囲内で買っています。
どこにでも、いつでもあるような物は少し位安くても買いません。
理由は簡単、
「いつでもあるから。」 必要な時必要な分を直ぐに持ってこれるからです。
いつまでも、行先がなくて暫く休んでいる材料も多くあります。
予算や納まりなどその材料がピッタリとあてはまる家を待ちわびているのです。
時々、依頼を受けると、もうここかなぁ なんて思ったりしますが、
いや、この感じは合わないなぁ・・ って心の中で思って口のには出さずにしまっています。
それが、ある時に突然来るんです。
この材料は「絶対にここ!」という時が。
本来ならば必要な寸法と材種、予算を聞いて探すという流れなのでしょうが、
なかなかそうやって探すと、いい物には出会えず、
あったとしても高かったり、、、で・・・
これはここだぁ!って
ピッタリときた瞬間を逃さないように心がけています。


■ MUKU-DATA 欅玉杢 突き板貼り 2000 460x9mm(左、真ん中、) 杉の丸太の座卓脚(右)
この欅の玉杢、何に使ったらいいと思います?