■ MUKU-DATA 柿の木(根っ子と接木部分あり)
春先から一枚板類の作業が多く手をつけられずにいた変な木たち
これからの季節で傷むといけないのでここ数日集中的に妖怪弄りをしている。
これらどうしようかなぁ・・って変な木たちは用途が定まらない為
手入れもとかく後回しになってしまいがちだったのですが・・
春先に伐採した樹齢のいった大きめの肝心な黒が腐っていた黒柿も
行き先が決まったので取り出した。
元から大きく空いた黒い穴にスズメバチが行ったり来たりしているのを目にしたので
慎重に動かした。
どうやら昨日一日様子を見ていたが居なくなったようだ。
購入者はアーティスト的な木工製作をしている方なので
きっとこの形状を活かして使っていただけるんだと思う。良かった。
さて、約半年以上野ざらしにしていた根っ子部分の残ったこのアート作品のような柿の木
今度はこれを手入れしないと虫が入ったり腐れが進行して使いものにならなくなってしまう。
先ずはこの木を自立させるのに不安定な根っ子部分を手鋸でカット。
入組んでいて丸鋸が使えず、レシプロソーなど電動鋸など持っていないので
切れない手鋸でゴシゴシと。。(あぁ・・腕が痛い)
そして皮むき、、 延々と
上下左右、斜めとリフトで持ち上げたりしながら全体に樹皮を取り払い水洗い。
樹皮はなかなか取れないので、
これを日をおいて数回繰り返す予定。
この柿、果樹に時々見られる接木部分もあり、地中から下の根っ子部分も残っている。
見た目のバランスもよくて、これだけでアート作品のようにも感じてしまう。
これをこのまま使って最後まで何かを作り完成させたい気持ちにもなるのだが、
我々はあくまで材屋
材として使えるようにするまでが我々の仕事でこれを使って何かを作るのはお客さんである。
材木屋、素材提供者としての分を弁えてそこは我慢我慢
(絶対に渡したくない材で自らどうしても完成させたい素材と出会ったら最後まで手を加える事も
この先あるのかもしれないが、あくまでも材木屋のスタンス)
これ根っ子も付いてるし、まさに根っ子屋、猫屋新発田屋だな。


















■ MUKU-DATA 妖怪黒柿 5/28製材
瘤がボコボコと異様な姿の柿の木
変木系で時々みる栃や楓、楡、・・
この柿、どこをどう製材しようかと約1月ほど眺めていたが結論は先ずは半割して
その後どうするか考えようという事にした。
両木口からは殆ど黒はなく、少しだけ変な黒の出方をしていた。
一体中身はどうなっているんだろう・・?
(立木を含め変な木を目にすると中はどうなっているんだろう・・?と想像し
製材したくなってしまうのは職業病の一つかと思う)
エイ!って感じで製材したら、形もおかしいが、黒の模様も
黒柿としては異質な杢目が現れた。
杢目にはそれぞれにある程度分類された呼び名があるのだが(例えば縮み杢、玉杢、サバ杢のように)
んじゃあ、これはいったい何杢か?
分類しがたい変な杢目かと思う。
5月末に製材、即行先ずは製材した材面に割れ止めを塗って
(いつもは製材後、皮むきをしてから割れ止めをぬるのだが
時間がなかったので割れ止めを先行した)
それから一カ月経過、、
早く、皮むきしなくては
と。。
柿の木は虫の大好物な木の一つで手入れをしないと直ぐに虫が無数に入ってしまう。
(桜、鬼胡桃、槐、これらも直ぐに虫がはいってしまう。
まぁ、どの木も虫に取っては樹皮の裏から白太部分は大好物なのである)
先週ようやく皮むきして再度防虫処理して布を被せて奥へ片付けた。
樹皮は外気温から木を守ってくれる役割もあるので
製材後、直ぐに皮むきせずに約1か月眠らせ少しまた外気に馴れさせてから
湿度の多い今に皮むきしたのはたまたま時間がなくてそうなったのだが
割れも思ったり少なく、見たところ虫穴も見つける事ができなかったので
結果良かったのかもしれない。
(なんのことを言っているかよく分からないですよね、、
木って凄く乾燥させて使える材になるまで難しくて、特に柿の木は直ぐに割れてしまう
製材後は神経を使う材の一つなのです)
皮むきしながら、なんだかオバケ?宇宙人?に触ってるみたいな
特異な形なんだよねぇ・・
ちょっと可愛らしいお茶目さもあったりして・・
こんなの薄暗いところで見たらきっとみんな驚くかと思う。






■ MUKU-DATA 柿の木と一位 伐採 3/25
ご縁があって柿の木を伐って欲しいと連絡いただいたのが約1年半ほど前
以前もこのことをここに書いたかもしれないが
隣町のこの地域と弊社のある小須戸地区は昔から行き来があったようで
伐採の件ではじめてお邪魔した際に色々と昔の話を教えていただいた。
弊社創業者の山セの清一曾爺さんの事も聞いた事があると言っていた。
この地域周辺の山から立ち木を買っていたようだし
ここから北へ3kmほどの辺りにも植林された杉山がある(今は荒廃しているのだが)
そういった事もあって、何だかとてもご縁を感じて
これはうちで伐採しなきゃいけないなぁと思っていた。
弊社は伐採業者ではないので専門部隊は持っていないので
お付き合いのある造園屋さんと伐採経験がある弊社の石川で伐採させていただいた。
柿は推定樹齢200年以上、一位は100年ほど
いづれも自分たちから見れば2倍3倍も生きている木
柿も一位も樹勢が弱くなり、家主さんたちは倒れると危険だからと伐る事を決めたらしい。
きちんと神主さんを呼んでお祓いも済ませているらしい。
私も庭屋さんも伐採前は塩で清め手をあわせてからの作業となった。
誰に教わるでもなく、樹齢のある木を前にすると自ずとそんな気持ちになってくる。
柿の木は枝枯れから中に雨水や菌が入り芯腐れを起こしていた。
土のような黒い塊は、黒柿の成分の残骸だ・・
もしも中が腐っていなければそれなりの杢が出ていた?のかもしれない。
一位は半分一方側の枝が枯れていた。
葉の付き方から一位ではなくキャラボクかもと造園屋さんが言っていたが
イチイ科イチイ属でイチイの変種のようなのでまぁ一位なのかもしれない。
枝を掃うと結構な量になるんですね、
私ができるのは下に落ちた枝を集めトラックで運ぶ作業
慣れない作業で作業後どっと疲れが出てきたのだが
樹齢のいった木を相手にさせていただいていたせいかもしれない。
柿の木は残念ながら中は空洞だったが、空洞だからこそ使えるものもあるかと思う。
なんせ樹齢200年、都度枝を刈られながら生き続けてきた幹の凸凹した様子はオーラを放っている。
樹齢50年、60年では出せない風格や歴史と時間
これを活かしてやらなきゃね。
一位の方も幹は勿論のこと、グネグネした枝も何かに活用できそうだ。
そっか先週末に福島から来られたお客さんの天板用の脚の1本に変化のある木の枝とか良いんじゃないでしょうか?
と提案したが、まさにそこにはぴったりかもしれない。
一位の木自体、目細でしっかりしているし、色もいいし
針葉樹では好きな木の一つだし、気品もあるし・・
素材としてなかなか面白いそうなものなりそうだなぁとワクワクしてる。
普通だったら廃棄処分されるのかもしれない枝だけど
ちょっと待て、使えそうだなぁと思う。
皮剥ぎ作業や素材として出せる状態にした時の販売価格など考えると
商売的には???だけど、猫屋新発田屋木材倉庫としては、これもありな素材かと思う。
好きだからこそできること。
木に関しては好きがあり過ぎて時間が足りないんだけど、少しづつコツコツと
皆さんに使っていただける素材へとなるように作ろうと思っています。
夜は花瓶に伐ったイチイの枝を指して一杯やりながら眺めていた。
素材として必ず生かすからね、と。













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■ MUKU-DATA Ambrosia Maple アンブロシアメイプル 天然乾燥材 プレナー加工済み
先日もちょっと書いたが昨日ようやく採寸して倉庫内へ迎え入れた。
サイズは左から
左: 1400 450-530-570 t50mm
中: 1350 730-760-780 t53mm
右: 1950 500-540-700 t51mm 少々捩れあり
2023 3月の仕入れなのである程度は乾いていて使えるかと思います。
他にこの手の模様がよく出ている丸太で
3mの巾広の大きなテーブル天板用に使えるものがあるのですが
そちらはまだ眠らせているのでご興味ある方はご一報いただければと思います。
しかし、倉庫内の癖の強い一枚板たちの中で立て掛けみたのですが
その他の木々に飲み込まれるどころか
曲者の中でも異彩を放っていますね・・
このメイプル自体、杢のある良いメイプルなんだけど
虫が描いたラインが上乗せされて、これって材木??みたいな感じになってますね。
下手物好きなDEEPな方にはおススメ!?











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■ MUKU-DATA 新発田屋木材倉庫 2026 2/8
今年も早、一か月が過ぎました。
少しだけ倉庫内を改修してあれこれと藻掻きながらやっています。
だんだんと何屋か?わからなくなってきていますが
根本には「木」があります。
先日新聞に魚屋の跡を継いだ娘さんがそのコーナーの一角に本屋さんを併設したとありました。
新潟には本人は本屋さんだと言い張っていて確かに壁面には何だか難しそうな哲学書のような本など
並んでありますが、どう見てもBAR
酔っ払い店主さん?
先日二人でお邪魔した際に、二人で5~6杯はいただいたかとは思いますが
会計時に2,000円と言われ、オイオイ、って
どう考えても4000円は言ってると思うけど・・と言って
10,000円を出したらおつりが1,000円だったので、足りないよ、っていうような
本屋?が新潟市内にはあったりします。
でも何故かこんなおっさんがお邪魔しても店内には独特の居心地の良さが流れています。
いづれも流行りとかそういったことではなく
自然とそういった事になっていったのかと思います。
木材倉庫もここでこういった事が起こると面白そうだな・・と思ったり
でも、イベント的なものがどうも苦手で・・
多分過去の体験から、無意識に苦手になっているのかと思う。
せっかくそういったコンセプトで考えてやったんだから
楽しそうにそう振る舞おうよ的な・・わざとらしさ・・
もう60近いというにの未だにできない社会人としての振る舞い。
昨日まで学生で社会人になって急に社会人なんだからと多くの周りが変わっていき
(変わったふりをして?努力して)
取り残された感・・・
これは我儘という言葉で片付けられる事が多いが、本当にそうか?と
若い頃は結構自問自答していた。
木は嘘をつかない。
心に響く材木たちを販売し続けることが使命かと思っている。
















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■ MUKU-DATA 楢虫食い茶筅筒 敷板:神代杉(鳥海山)柾目 テーブル:神代栃
約ひと月ほど前だったかなぁ・・
愛知県から木工をされている方が木材倉庫に寄っていただき
神代木等を購入いただいた際に、屋外に投げてある(捨てている訳ではなく何かに使おうと置いているのだが)
楢の虫食いの欠片に反応して、この材料父が喜ぶかと思いますと話していたので
折角遠くから来ていただいているし、どう使われるのかも気になったので持って帰ってもらった。
父が喜ぶと思うので・・・
お父さんも同じ木工家として活躍されているのだが
自分自身も家業を受け継いだ身ではあるが、「父が喜ぶと思うから」なんて考えたこともなかったかもしれない。
なんて親孝行なんだろうって感心する。
数日後、早速お酒と共に箱に入った茶筅筒が送られてきて箱を開けて感動して
直ぐにお父様へお礼の電話をいれた。
子供の頃にハサミで何か切る時、なかなか切ることができずにヤキモキしている横で
父に「バカとハサミは使いよう」と言われて
子供ながらに切れない事とバカと言われているようで余計にイライラしたような記憶がある。
切れない?ハサミも使い方次第では良く切ることができる
あんたの使い方に問題ありという事なのだろうけど・・
虫に喰われた材を構造材、家の躯体に使ったら大問題となるのだが
造作材へ向けると、へぇ~って感心されたり感動を呼ぶ。
特に真行草でいうところの草の崩した数寄屋には時々虫食い板が使われているのを目にする。
黒柿の虫食いの欄間、栗の木虫食いの幕板、
過去一感動したのは数寄屋建築部材を得意とする銘木匠から見せてもらった
栗の虫食いの炉縁である。
虫食いの穴の大きさ、4角の炉縁に見える穴の空き方のバランス
併せて極上黒柿孔雀杢の炉縁も見せてもらったけど
どちらかを選ぶのならば迷わず虫食いの栗のほうだ。
もう少しこの虫食い材を深掘りすると、虫の食われ方、バランス、穴の大きさや空き方
この虫の食われ方いいねぇ~ とか
割れた板の割れ方、全体と割れのバランスこっちの方が割れた感じがいいよねぇ・・とか
スポルテッド、黒柿、ダオ、バストゥーンなども
一枚板の中での縞模様の入り方と全体のバランス
好みの差もあるけどその辺がポイントになってくるのかと思う。
虫が喰っているからダメ、捨て
割れているから、ハイ評価無し、
無傷無欠点に木取りされた「ザ・銘木」もそれはそれで溜息が出るほど
素晴らしいものあるのだが
虫食いだって、割れだって、視点を変えれば良材とは別な力を発揮する事ができる。
良材にはない凄み、素敵さを演出できる材なのである。
切れないと思われているハサミは使いよう・・
実は使う側がバカなだけなのかもしれない。
材を粗末にせずに愛する者だからこそ作れる茶筅筒かと思う。
いいものをいただいた。

これだよ、
これに反応してくれたのは過去一人二人程度
実はこの強烈な楢の虫食い板、大きな材で数枚在庫しているのです。









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■ MUKU-DATA 柿の木 11/4製材
約1年間、土場に置いていた凸凹した白い柿の木と、黒い部分が大きく欠けていた丸太
マグロを先ず大まかに解体するのが料理人であるならば
丸太を製材解体するのは製材師、製材所の仕事となる。
この変な柿の木の丸太、どうしようかと・・・
昨年12月に来てからずっと土場に置いて時々見てはいい案も思いつかず・・
また冬がきて雪の下になる前に、とりあえず製材しながら考えるかって事にした。
当初は凸凹した丸太はL420mm程度にカットして丸太スツール用の材にもいいかもなぁ
とも思っていたけど
しかし元も裏も黒もちょいで、黒柿と言って世に出すのははばかれる。。
元付近に40cmほどの白柿の瘤がくっ付いているようなので先ずは瘤取り
いんじゃないの?白柿の瘤、粒々細っ!
(因みにある方の目に留まり11/25 白瘤SOLD OUT、あぁ・・捨てたもんじゃない
しかも木を良く知る人の目に留まった事は、やっぱり白でもこういうの好きな人いるんだなぁ・・
ここに黒も混じっていたら最高だったんだろうけど・・
割れ止め塗って倉庫に置いて数日後に持って行っていただいたので
これからどうなるのか観察出来ず仕舞いだったが
きっと数年後に何かの形になって目に触れる機会がくるのかと思う)
他は、材面見ながら厚めの板挽き
黒はあるけど、まぁ形を含めての全体的な感じで、面白いっていえば面白い
反らずに乾けばどこかに使えるだろう。
今回は桟入れして平積みせずに割れ止めを塗った後に倉庫に木裏で立て掛けて乾燥させる事にした。
どうせ平積みしても暴れる木は暴れて捩れるか、重しが重ければ割れるかだし
もしかして柿の木って立てて乾かすと反らないかも??
なんてことはないのだろうけど、あれこれと実験している。
2本目の芯から半分以上欠けた柿
コイツは黒だった芯部分が取れた木肌の感じがいいので
その部分を何かに使いたいと先ずはそこの部材取り
写真にはないけど渋めの和室、床の間、飾り棚なんかの落し掛けにしたら
けっこうイケるのではなかろうか?って部材が取れた。
他所様の製材所であれば、捨てているかもしれないけど
個人的にはあまり目にする事のない材がとれたので結構満足してるし
実際に、そういった想定した箇所に取付けてどう見えるのか?
試してみたくなる。
どなたかやってくれないだろうか??
こういった変な木たちを上手く取り入れながら
モデルハウス、ルームを作ってみたいが、残念ながらいまのところ余裕がない。
変な木を使って、建築したい方、企業様がいたら是非、声をかけて欲しい。
お店でもいいかなぁ・・
どっちかというと和テイストの方が、面白いものができそうな木がする。
ん?、気がする。
こういった木々たち、ジャンル分けするなら、変木?
真面目に取り組んでこられた変木生産者には失礼か・・
下手、下手物、やっぱり根っ子屋=猫屋
迷木、謎木
どうしたらいいかなぁ・・この木?って用途に迷っている材木たちを倉庫に置くことで
新たなジャンルの人たちやそういったものを好む人たちが倉庫に訪れてくれて
その発想、使い方などなるほどねって気づかされる事も多々ある。
やっぱり木が人を呼んでくれるんだなぁと実感するし、毎日木に助けてもらっている。
















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■ MUKU-DATA スポルテッド樺 2.8m 巾500mm前後 天然乾燥材 プレナー加工済み
3年半眠らせておいたスポカバを数枚プレナー掛けして立て掛けた。
製材後に見た当初は、これはものになるかなぁ・・・ またやっちゃった(失敗)かなぁ・・とも思ったが
割れ、腐れ、スポルテッド模様、黒筋模様、揺れる樺の木目に沿って表れたその表情は悪くはない。
今朝の日経新聞文化欄に「NY道端のカケラ集めて」(上松祐司さん)の記事を読んでいたら
(自分はこの方を知らないが)
ニューヨークの道端に落ちているカケラ(いわゆるゴミ)をタバコを包むセロハンに入れて
作品にしているらしい。
人はなぜ「ゴミ」とさげすむのだろうか。路上で崩れて異形の断片になり、この街を生き抜いている無目のモノたち。
と感情移入する。
50を過ぎて展示を重ね、アーティストと呼ばれることが増えたが心から喜ぶこともできない。
型にはまって仕事をムリにこなした後、やっぱり無心のカケラ拾いで自分を取り戻す。
そして
名前があること、「有名」とはどういうことか。
「1日」とは何なのか。
と続く。
スポルテッド樺が路上の隅に追いやられたカケラではないけれども
銘木業界の枠で括ってみた時には決して銘木とは言い難い・・
丸太市場を見ていると端っこに放置された朽ちかけの丸太など
大概、どこにでも目にすることができる。
変形、腐れ、扱い辛いなどの理由で後回しにされている、もしくは置き去りに放置されている状態
弊社にだって、そういった丸太や材が少なからずある。
自分自身を含めて、お付き合いのある周りの人たちはどこかそれに近いように思える人たちが多い。
どーぞ、お先に、、 どーぞ、どーぞと
道を譲って、多くの人たちはずっと見えなくなるほど遠くへいってしまっている。
しまっている・・・
しまっている・・・というよりは、むしろそんなところに巻き込まれたくないから
望んで、そうしているのかもしれない。
材木を扱う立場からすると、
こういった材に触る事で、心の奥に突き刺さるものを感じて感情は揺れて痛々しくもなり
そして本来の自分を取り戻している。























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■ MUKU-DATA 神代木(材種不明) 丸太
もう何年も屋外に置かれてあった神代木(黒いから栗とか楢か?)の丸太の一部
これを製材して木工等の材木としては
殆ど使い道がないのだろうと思う。。
樹芯側が剥がれそうなんだけど取れないので
リフトのフォークで圧をかける。
メリメリと押され取れそうだった一部が剥がれ落ちる。
多くの人から見ればゴミ?
木を扱う人たちの多くもこんなに割れていたら使えないよね・・?
な状態かと思う。
でもどこかに引っかかる素材
探せといっても、この状態の素材で埋れ木ってありそうでない?
こういった素材感のある独特な材を活用、提供?していく事が
木材倉庫の役割でもあるのかな・・?
何に使おうか??





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■ MUKU-DATA 柿の木
柿の木はよく苔が纏わり付いている。
柿の木は成長がゆっくりだから、近所にある柿の木を見ていても
子供頃となんら変わらないように見える。
この凸凹した柿の木は何十年にもわたり枝を落されてできた凹凸だろうか・・?
古い文化財の庭の梅の古木等にも苔が付いている光景を良く目にする。
この位の柿の木でも樹齢はきっと100年は経過しているのかと思う。
何らかの理由で伐採されて弊社へ縁あって辿り着いた。
黒はあるが、芯は腐りフカフカになっている。
黒柿の材としてより、
この凸凹した異様な形は別のものとして活かした方がいいのかもしれない。
柿の木は伐られたが、苔はまだ生きているのだろうけど、
ごめんだけど、先ずは苔を剥がす作業から。。。
苔が付いたままで材にできれば面白いだろうけど・・
こんな木もありかと思う。





