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■ MUKU-DATA 黄檗(キハダ)φ1600×1200 t50mm ランニングプレナー加工済み
日曜の昨日、ご予約いただいていた設計士さんと施主さんが木材倉庫に木を見に来られた。
数週間前に設計士さんから予約の連絡をいただいた際に
お探しの材は何でどれ位の大きさかだけ事前に聞いていた。
用途はダイニングテーブルでサイズは1800×800mmほど・・
事前に聞きたい事は他にもあったが(例えば好みの材種があるか?部屋の雰囲気は?
床材は何を使っているのか?平面図は? 等)
1800×800mm程度の一枚板のみの事前情報だった。
お客さんたちが来られ早速、その聞きたかったことを何点か確認させていただいた。
平面図を見せていただき・・ ん?丸テーブル
なんとなく丸テーブルがいいかなぁ・・って事で図面に記載しているらしいが
両耳付きで良いものが他にあればの事だった。
床は何を使うんですかねぇ・・?
ラワン合板3x6で黒の染色、目地をずらした乱貼りはせずに
目地を通して張るらしい。さすが設計士のOさんらしい!
黒の染色であれば、先ずはどんな木も合うよね・・
因みに壁は白?
漆喰のような色の白塗装らしい。 へぇ~ それ良さそう!
先ずは木の概要を説明させていただいて、、
木は巾(奥行き)が大きいほど価格は高くなる。600mmより700mm、700より800mmって感じで。。
最近はコンパクトな家が多いのか700mm程度でいいという方も多い。
同じ木でも700mmと900mmでは随分と価格は違ってくる。
(逆に大き過ぎても、両耳残しを希望する方が多いので需要は減る。
両耳残しの場合は大は小を兼ねない、人造の両耳となり趣が低減してしまう。
例えば飲食店、会議室などの場合だと大きな一枚板の需要もあるのだけど)
長さに関していうと2mも1.6mも価格はさほど変わりない。
3m材から1.5mのテーブルが2枚取れる場合は価格は安くはできるが、
2.5m材から2mや1.8mをとっても残り材は短く活用できる範囲が限られてくるから。
両耳付きのモンキーPなど見ていただきながら
同じモンキーポッドでも個体差があって色の濃いのと薄いのがあったり、
他には例えば2枚ハギ(ブックマッチ等)って選択肢なども説明させていただいた。
槐の2枚ハギはそれなりに良い反応をいただけているとは思っていたが・・
ご主人の方から、これは?って選ばれたのが
青森ヒバの大きめの輪切りで、単なる輪切りではなくリンゴみたいな形の輪切り材
それは材面の傷みが大きかったので
材は安めでも補修加工費代が嵩んでしまいそうな材だったので
だったら、こちらはどうでしょうか?と
奥になっていた、写真のキハダを見ていただいた。
ここでビビビッ!!って感じで、、
その後、ご案内する予定の一枚板はもう見る必要がなくなったって感じ。
時々降りてくる「出会うべくして出会った一枚」の機会にまた遭遇する事ができた。
このキハダ、一部大きめの穴が空いているのだが
目細で樹齢もいってて面白い杢もある。
その穴の部分はガラス入れてもいいし、鉄板でもいいしって設計士さん。
そうそう、この前も別件でパドックの一部朽ちかけた部分に
鉄板入れるかみたいな話があったなぁ・・
このキハダは古い材で、約1年ほど前にランニングプレナーで材面を平らにしてある
完全天然乾燥材
実際に脚の上に載せて椅子を置いて座っていただいた。
自分も一緒に座ってみたが、大きさや相手との距離感などもちょうど良い感じだった。
輪切りではない杢目なのでこれはどの部分を製材したものだろうか・・
とにかく木目が面白い。
黒の床にこれ置いたら、結構よく見えるんじゃないかなぁ・・って
全てが噓なく腑に落ちた一枚板選びの時間でした。










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■ MUKU-DATA 桜 4m材 現状天然乾燥2年半
一枚板天板やカウンター等で、まだ製品になる前に
材木屋等に、見積りするので写真など送ってくれませんか? と依頼しても
延々と返事が来ないっていう経験はありませんか?
直ぐに出せる場所、既に半仕上げにして価格表示して並べてあるもの、それらは
写真を撮っておくればいいので、その日のうちに写真や見積りなど送ることができるのですが・・
いい訳じみて聞こえるかもしれませんが、、
これがなかなか大変な作業でして、、、
全国の一枚板をストックしている材木店さんの代弁的な意味合いもあったり、
決してご要望を無視している訳ではないって事なのです。
今回の例で言えば、桜で階段材を作りたいと・・
側板、踏板全て。
踏板は大体は900mm以下でいいのでそれはどこの材木屋でも何とかなるだろうけど
側板となると4m材、、
桜は皆さん御存知のように杉や桧、広葉樹でいうと欅みたいに比較的直材の長めの幹があるものは
多くはないので、、4m材ってなると結構そこでハードルが上ってくるのですが・・
桜で作りたい拘りがあったようで、、
当初は今は適材はないかなぁ・・程度だったのですが(天乾中のものがあったのですが)
電話でお話していると、、なるほど「桜」に拘る理由も分かったので
あることはあるのですが、現在天然乾燥中で桟積みして2年ちょい
まぁ箱型に組んでしまえば、、何とかなるかもしれないけど
現状はあまりお勧めはできないような話をさせていただきつつ
因みに価格もこれ位はするからとお話させていただき
大工さんと再度相談してみるって事で数か月過ぎたかと思う。
やっぱり桜が使いたいと再度連絡がきたので、、んじゃぁと重い腰?を上げ
奥から出して材質等を確認する事にした。
桟積みをばらして一枚一枚、材の確認の為に並べる。
炎天下、薄くなった頭が熱すぎる。。。 眩暈がする。
暑すぎると人間は細かな部分の注意力が散漫するものだなぁ・・
何かを作る訳ではないけれども、使えるかどうかの木のチェック項目って結構あって
(割れ、反り、虫、厚み、小ヒビ・・・)
この桜、割れは思ったほどではないけれどもネジレがキツイ・・
捩れに対して上からの荷重が少なく捩れる事ができたから割れが少なくて済んだとも
言えるのですが・・
木は素直で正直だからね。
踏板はこの桜でなくても別な桜から木取りはできるが
4m材の側板、仕上げ厚35mm これが果たして仕上がるのかどうか?
実際に製材機に載せてみないと何とも言えない。
現状粗木で70mmほどあるけど、、 両面平らにすると厳しいかもしれないが、、
まぁここまで出したんだからやってみるか って感じ。
お客さん待たせて奥から何とか出して、数年眠っていた材が使えるかどうか材質を確認して
ありゃ、やっぱり使えなくて、待たせたお客さんをがっかりさせてしまう・・・
って事になると最悪でしょ・・ よくある話なんだけど。。
これと同時に1年ほど前に問合せをいただいていた神代桂も直ぐ近くにあったので
そちらも1年ぶりに恐る恐る写真を送り、電話。
(今頃、遅いよ、もうとっくに用事が足りたよ、もうその木は興味が薄れた・・
その程度のことを言われても仕方ないんだけど・・
そういったお問合せをいただいているのが何件かあって
いつも頭のどこかに残っていて・・
あぁ悪いなぁ・・ やる気ないって思われてるなぁ・・とかね
そんな感じ)
んで神代桂の件で、電話したら
昨日丁度、9月になったら見に行こうかなぁ・・って思ってた(県外の方で初めての木工所さん)
って返事に遅くなり過ぎてすみませんという気持ちと材木屋の事情(っていうか弊社の事情か)
を理解してくれていたんだってことに安堵。。
これらの桜と神代桂の作業で約半日ちょい。
せっかく作業しても待たせたお客さんのご要望にお応えできなかったって事も多々あったりで
ちゃんチャン・・終了となることもある。
同業の県外の一枚板を多くストック材木屋なんて
桟積みされた膨大の量のストック材の中から、2~3人で半日以上かけて
選択できる適材を数枚用意しているところも数軒知ってるけど
なかなか皆さんそれらは悩ましく苦労されているようです。
見に来るお客さんの方も、その事情が分かるとプレッシャーだよね。
自分なら悪いから、気に入ったものがなくても、買ってしまいそう。。
別な同業者さん(県外)は写真は一切送らない。
決まったためしがないってところも数軒ある。
家具屋さんで購入する一枚板とは違って
製品にする前段階なので、なかなか色々とあるんですよね。。
愚痴じゃなくて、昨日作業しながら、いつも長~~~~く待たせたり
ご要望にお応えできない事も多くて、
それに労力も使うし・・
お客さんには悪いし、なんかもっといい方法ないかなぁ・・と
大きな倉庫があると、解消できそうだけど
それはそれでまた散らかってしまうかもですね。
そんな感じで桜、製材機に載せてみて捩れた両面を擦り落とし
4mの35mm厚に仕上がるかどうかやってみますね。
取れなかったらごめんなさいで許してくださいね。






上記は桜4m材
下の写真は神代桂
木工の小さなものであれば部材取りできるが割れも多く腐れもあるので
歩留りはかなり悪いよね。。
これって必要な部材取りはできるのかなぁ・・
使えるようであれば是非とお話しておいた。





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■ MUKU-DATA 桜一枚板テーブル 天然両耳付き 2000 800~960 t60mm 新潟市 S/I 様
マンションでの新たな暮らしのスタートと共に大きめの桜の一枚板テーブルをご購入いただいた。
この桜が木材倉庫にきたのが2022年の5月
ちょうど4年が経った頃にランニングプレナーで材面を削り倉庫に立掛けたばかりだった。
倉庫にある全ての木の事は覚えている。
天然乾燥させる前に樹皮を剥がして防虫処理を行い割れ止めを塗って桟を入れてから寝かせる。
この桜、K氏が天然のままの耳を残す為に何日もかけて樹皮を丁寧に剥ぎ取っていた桜
なかなか大変そうだなぁ・・でも、両耳がキレイな曲線を持っているので
時間がかかってもいいから丁寧に樹皮を剥がしてねとお願いした桜である。
両耳付きの一枚板を求められる方が、ここのところ多いけど
辺材部分を完璧に残すには意外と難しい。
強力な高圧洗浄機があれば、もしかしてこの桜の樹皮をあっという間に剥がすことができたのかもしれないし
いや、これかなりガッチリとへばり付いていたから
高圧洗浄でも無理だったのかもしれない。
電気斫り機でガリガリと剥がすところもあれば、
何もせずに時間の経過を待って剥がしやすくなった時に剥ぎ取るところもあるが
この場合はどんな木でもほぼ虫にやられてしまう。
両耳付きの一枚板とうたっていても意外と耳部分を作っている一枚板が実は多い。
天然ではなく天然風なのだけど・・
その作り方にも職人さんたちのセンスや好みが表れる。
この板、物凄く杢がいいのに何故かいまいちなんだけど何故だろう・・?っていうのは
案外、両耳が人造だったりしている。
その逆もあって木目はいまいちでも何となくいい雰囲気を持ってるよね~ ってのは
絶妙な曲線の縁、天然のままの耳を持っている一枚板だからこそ醸し出す雰囲気ってのもある。
そうはいっても桜は虫の大好物だし、胡桃(ウォールナット)も欅も好んで虫たちは入る。
欅に関していえば、白太部分は昔は巾に換算されず、
赤身何寸で、巾のサイズを言っていた時もあった。
4年前にK氏がコツコツを樹皮を剥がしていたなぁ・・
あぁ・・ これが今、活きてくる。
木材倉庫で木を選んでいただく際にある程度、木の事を知っている方だったので
余計なことは敢えて話はしなかった。
(お客さんの事も少しは知っているので、内心この桜がなんとなくいいのではなかろうか・・
とは思っていたけどそれをはじめから口には出さずにいた)
多くの一枚板の中から、候補として選んでもらった3枚の中で
この桜の木が入っていた。
新居に納品したその日、食事に誘われた。
完成して初めて使う桜のテーブルの特等席で、お酒をいただく。
何だか恐縮する。
会話しながら自然と何度も天然の耳を撫でていた。














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■ MUKU-DATA 8/2(日) 木材倉庫にて
日曜日、ぐずついた天気で7月は木材倉庫の周りの草刈りをする時間がなくて
ボウボウになっていたので、よし、草刈りしよう。
土曜日の倉庫オープン日は何十人もお客様がくるわけではなく
ポツリポツリと、何かしら木、材木に関心のある方が訪れてくれて
濃いお話を聞ける事は60間近かな材木屋のおっさんでもいい刺激をいただけるし
励みにもなるし、ありがたいと思っている。
木が持っている力や可能性を感じて嬉しくなってくる。
土曜日来たお客さんの中に音楽が好きな方がいて自分は一部の偏ったジャンルしか聴いてはいないけど
そのお客さんのいうロックの国内と海外のそれぞれのグループの名前は知っていたけど
ちゃんと聞いた事がなかったのでいづれも作業しながら2つのグループの曲を流していた。
きっとそのお客さんの事に興味があって知りたいからなんだろうと思う。
7月、一度も草刈りしなかったので伸びきった新たな草を刈るのに6月の草刈りよりきつかった。
40~50cmほどに伸びていたからだと思う。
まめにやらないとですね。
トンボ、バッタ、カタツムリ、変なイモムシ(蛾の幼虫?)、レインボー色のカナヘビ、、
おっとあぶないザリガニだ!草を刈っているとザリガニ発見
いろんな生き物たちをみていると子供の頃にカブトムシを捕まえる為、
魚釣りをする為に、草むらを掻き分けながら出会った昆虫たちを思い出す。
三又の桜の輪切り丸太の虫の除去の為に、防虫処理をしてまた燻煙防虫も行う。
一気に全部というよりは繰り返し何度もちょっとづつの方が効果があるのかと思う。
一年前に構想して手付かずだった鉄脚+木、これもそろそろケリをつけたい。
ずっと眺めて頭の片隅に留めている事の一つだけど1年経ってもいいアイディアが降りてこないから
そろそろもう今日でそこに使う木を決めようと材の選定を行う。
結局、神代楢の割れた板にする事にした。
黒皮の生地の鉄と神代のガサガサした黒い楢の枯れ感が合うので一先ずこれとした。
カスタムできるので使って見て、上に載せる天板に合せながら変えていけばいいと思う。
そうこうしてるとアッという間に日が暮れる。
普段できそうで出来ないことを休みの日はやっているといった感じかな・・
何でもそうだけど、一気に全部やってハイ終わりではなくて
継続して続けていく。昨日より今日、今日より明日、少しづつ手を入れる事で
そこにいる材木たちもよりいっそうイキイキと輝きはじめる。







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■ MUKU-DATA 槐(エンジュ)一枚板カウンター 1900 D480~570 t45mm SOLDOUT
HMさんで新築中、書斎のカウンター材は無垢一枚板を使いたいらしく
施主さんに見に来ていただいた。
木材倉庫に立掛けてある材はどれも天然乾燥を終えてプレナーを掛け終えた状態のものだが
まだ最終仕上げの長さカット、再プレナー・サンダー仕上げ、塗装などを終えてはいない
半製品の状態ですので普段から建築に携わっていない方々には少し分かり辛いのかと思う。
ガレージに隣接する書斎のカウンター
書斎からガレージ面はFIXガラスをはめ込み、拘りの国産車を見ながら・・っていう間取り
車もオートバイもガレージも自分自身も好きだから
何となく作りたい書斎とそこで使う一枚板のカウンターのイメージはできる。
求めているサイズのカウンター材を何点か探している中で
国産材を使いたいってことが分かり(車も国産)この槐を使う事になった。
イタ車ならそれらしく、ハーレーならキレイ系とビンテージ系、ポルシェ好きならまた違うし
旧車好きはどうだろう・・
自身が興味のある事は発展させて深掘りできるのから
多少趣味嗜好は違っていてもある程度は求めに近づける事はできるのかと思う。
早速木取り、Lは1350mmでいいので、この部分のどこを使いましょうか?って。
壁面の左奥にくるこの曲線部分を活かすことになった。
(壁にはこの部分だけ少し隙間ができるが、電気類のコードを通す穴に使ってもいい)
そしてこの周辺の木目が変化があって面白いように思う。
左奥の隙間をもう少しだけ強調する為に微調整
数日後、関係資料を施主さんと施工されるHMさんへ送って
あとは工程に沿って仕上げて納品となる。
残りの端材も仕上げて欲しいとの事
何かの台、花台とかウイスキーを置く台とか・・
カウンターはタモ集成、巾は500ですか?600mmがいいですか?
であればその木のどこの部分を使うのが一番よく見えるか?など考える事はなく
無駄なく効率いい木取りが優先されるが
(用途に応じて集成材も時々使っているので批判ではない)
ここにどんな木を使って、更にその木のどの部分を使ったら
最も良く見えるだろうねぇ・・って考える手間はあるけど、それが面白く
自分たちだけの特別な室内へなり愛着も湧いてくるのかと思う。
木材倉庫ではそんな事を日々やっています。
たいして難しい事ではないので諦めずに拘りの室内を実現させましょう!
お気軽にお声がけいただければと思います。




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■ MUKU-DATA 薪ストーブで防虫 7/25 7/26 桜輪切り三又
この冬に大活躍してくれた移動式?ダルマストーブだが
冬に薪をくれながら、そういえばこれ、春から夏にかけて防虫対策にいいのでは?と思っていたことを
思い出した。
薪ストーブを焚いている大工さんの作業場には虫類が少ないなぁ・・と思っていたし
茅葺屋根の囲炉裏は屋根の防虫も兼ねていると聞いた事もあるしそうだろうなぁ・・と。
木材倉庫の大きな庇(半屋外の下屋)にはまだ天然乾燥途中の桟済みした一枚板を多く保管している。
製材後に皮むきを行い防虫もするのだが
それでも2年、3年と桟済みして寝かせている間に虫が入る事もある。
(木は美味しいから仕方ないんだけどね)
下屋の入り口付近にはスプルースの一枚板がクマンバチの巣状態になっていて
クマンバチは性格は大人しいし人に危害を加える事も殆どないので
そのまま放置してこのスプルースの木だけは大目に見て
どうぞご自由に好きなだけ穴を掘って住処にしてください状態にしている。
その庇の入り口付近(南西)から風が入り、北東へ流れていくので
クマンバチの住処を外してからの位置に薪ストーブを置いて桟済みしている奥の多くの板類へ
煙が流れる位置でストーブを焚いてみた。
スズメバチが巣を作りかけたこともあるし、クマンバチだって奥の木にも穴を開けようとすることもある。
(あなたたちの家はこのスプルースだからねと言っているのだけど通じない)
その他気づき難いキクイムシ類も居るのかもしれない。
ちょうど土曜日に桜の三又の輪切りをテーブルにしたいと
室内に入れてあったこの丸太を使いたいという方が来られた。
この桜だが、カミキリ系にやられていて毎年何匹か小さなカミキリ虫が網戸について
外へ逃げたがっているのを目にするがきっとこの桜の三又輪切りから出ているものと思っていた。
その話をお客さんには十分に説明して、それでも問題なければ是非どうぞとお願いした。
とは言ってもやはり虫が出てくるのは嫌だし心配になりますよね。
(木は美味しいからねぇ・・人が木を好きなように虫ももっと木が好きなんですよねぇ~)
ってことで早速木材倉庫のNとこの三又の桜を室内から倉庫へ移動させた。重い
重い
門外不出秘伝の防虫ダレを使って50以上あるカミキリ虫系の穴へ注入
これを数回繰り返しながら様子を見る事にした。
尚且つ、丁度薪ストーブを焚いていたのでもろ煙があたる位置にこの三又桜を置いた。
翌日日曜日も倉庫整理があったので、この作業を繰り返す。
(ここを住み家にしている虫には、ほんとゴメンなんだけどね)
これを暫く繰り返したら虫たちはどこかに行ってくれるだろうか?
そしてその奥に眠っている一枚板たち周辺にも虫が寄り付かないようになってくれれば・・
天然素材と虫っていうのも切っても切れない関係にあって
なかなか悩みどころではあるんですよね・・
今朝ちょっとだけ調べていたら焚火の際にヨモギを入れるといいとかも書いてあったので
それもやってみようと思うし
これから8月になるとアブが多く倉庫に入ってきて、あの素早い動きに翻弄されてしまって
いつの間に腕に付いてたりするからうわっあー
って焦るんですよねぇ・・
あと、蚊取線香みたいなものでより強力なパワー森林香っていう線香が目に留まり
それも買ってみたので試したいと思う。
天然素材の品質管理、野菜作りはやったことはないけど似たようなものなのかもしれないなぁ・・









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■ MUKU-DATA fb12×44mm 支柱:一位枝 / 神代栗
過去にも一度L型のこのバージョンで角の部分にインドローズの支柱を入れた事があったが
それはL型のデスク用の鉄脚
今回は2枚ハギ用、もしくは固定せずにD400mm程度の板を2枚載せた天板用として
Vの字で使う鉄脚、そしてそこに添える木を選びサンプルとして製作した。
因みに直角で製作したのでV配置をL配置に変えるとデスク用としても使用可
FBは50mmではなく今回は一回り小さめの44mmで製作したのだが
たかが6mm程度だが随分と見た目の印象も違うし重さも軽くなっている。
やはり天板の大きさ、厚みに応じて平鋼のサイズも少し変えた方が
よりよくなるであろうことを実感する。
この支柱のない状態の鉄脚の現物が来てから暫く観察したり
これどんな木があうかなぁ・・と人の意見を聞いたりしていて
なかなかこれだ!って支柱が定まらなかったのですが
そりゃ天板を何にするかを決めていないので
脇役である鉄脚の支柱も決められないっていえば、、決めれるはずもない訳で。。
まぁ木材倉庫にご来店いただく皆さんに
こんな脚もありまっせ的な見本なので、、
んじゃぁ、うちらしく、春先にコツコツ皮むきして作ったイチイの枝とぶっ壊れた神代栗を支柱として選定した。
この支柱部分は簡単に取り換えができるので
例えばローズウッドの白太の絡んでいる材もありだろうし
ナラの天板に楢の支柱でもいいだろう。
和テイストを醸し出したければ更に支柱に手を加えて名栗加工もあり
天板に合せて何でもカスタムでき好きな木を選択してオリジナルな鉄脚にすることができる。

左:神代栗、右:イチイの枝
この2本を選んで、さて丁度いい長さで使うにはこのどの部分が一番いいだろうか?と
支柱の木を実際に鉄脚に沿わせながら木取りを検討する。
(この2本に決めたのは、いつまで経ってもなかなか材の選定ができなかったので
エイ!これでいいやぁ!的なある程度の勢い任せなところもあるのだが
やはり天板ありきからの流れでないと選木するのは難しい)




だいたいこんな感じかなぁ・・とチョークで記し
ちょうど大工さんの手が空いていたのでこの部分をこっち向きで使いたい旨を伝える。
枝はともかくとして、こんな壊れたバキバキな神代栗なんて奴はなんで選ぶんだろう・・
またはじまったぁ・・・ときっと大工さんにそう思われていたに違いない。
ある程度加工したら取付前にカットして使う場所を決めるので
そのままにしておいてと昼休み
イチイの枝の皮むきが少し粗めだったのが気になったのか
大工さんはそのザラザラした枝を御丁寧にサンダー掛けをしてくれた。
鎌でそぎ落とした微妙な鋭角な刃物の跡がいい感じとはおもっていたんだけど
やっぱり大工さんはその辺が気になるようで磨きをかけ滑らかに仕上げてくれてあった。
善意なので、とりあえずありがとう!だ。
よくある話っていえばよくある話で、過去にも別な事で何度かある。
盆栽屋の丁稚奉公が主人が留守の際に盆栽棚の下に置いてあった数々の鉢を
キレイに洗剤で洗ってしまって折角の時代がのった風味がなくなってしまった
ってのと一緒な話
指示していないことをするその人なりの善意はありがたいことではあるのだけどもね。
神代栗なんて、ボロボロだけど神代樹皮のガサガサした部分の残しつつ
割れもあって色も疎ら、ピンホールも目立つけど
「ザ・神代栗!」って感じで良い感じに仕上げていただいた。
大きかろうが小さな部材であろうが、その質感をみると胸は高まるものである。






う~ん、いい感じ、いい感じ!(ノッてきた!)
グネグネした枝も自然な曲線がいいし、神代栗の黒も黒皮生地の鉄脚とマッチする。






ここだけ数寄屋の世界観・・・?
数寄屋の脚?
例えば、支柱にこれと似たような感じで神代栗や神代楢の黒い木を鉄脚黒皮に添わせて
天板は杉の柾目400mm巾程度を2枚載せる
いい感じになるのではなかろうか・・・と、どんどん想像が止まらなくなってくる。
よし、早速倉庫にサンプルとして置いてみよう!
何の天板がいいかなぁ~ って





支柱がどちらも国産材なので、、んじゃ削り立ての槐でも載せてみましょうか・・と



色も濃い目で、形も動きがあって面白い
共木の槐をブックマッチで置いてみる。
これが完成品であるならば、中心での合わせ目部分の耳のカットを微調整して
少し残した曲線部分の隅間があってもいいだろうし
お互いにストレートカットしてくっ付けてもいいだろうし、、
この辺は好みの差
これはサンプルなのでひとまず両耳が残った現状のまま載せてある状態
たまたまそこにあった槐を載せてみたのだけど
これは2枚400mm~450mm程度の板を選んで組み合わせることができる。
樹種を左右変えたっていいと思う。
使い方はご自由に ってことで。
気分に合わせて何枚か天板を入れ替える。
特別な日バージョン、仕事バージョン、数枚用意して自分の好きなようにカスタムしていただければ
お客様も楽しいし、
うちも多くの一枚板を使っていただけて嬉しい限りだなぁ・・
一つ一つ選んで、その先にカスタムも簡単にできるって楽しいよね!




ここまで書いておいてなんなんだけど・・
いうほど脚が目立たなくなってしまうんだよねぇ~
まぁチラ見、ん?何その鉄脚に付いている木?? 程度かなぁ・・
目立たない部分にも拘りがあるっていうのがまたいいかぁ・・



いやぁ~ 今日はブログ書くのに2時間も使ってしまった
早く配達行かなきゃだぁ

新発田屋木材倉庫、宜しくです!
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■ MUKU-DATA ブビンガ H字 天然乾燥材
H字の古いブビンガやってきた。
変形の一枚板・・・ ここの木材倉庫には時々変形した木がやってくる。
樹皮は貼り付いたまま
見た感じ何十年も行く当てものないままにこのままの姿で眠っていたのだろう。。
白太部分には一部ピンホールの跡
見た感じもう虫はいないようだけど、、ブビンガに入る虫はしぶとい(過去経験上)ので
念の為に樹皮も剥がしておこう。。
何十年も眠っていたであろうから樹皮も乾ききってパリパリと少しづつ捲れる。
かさ蓋を剥がすようにパリッ、パリッって感じで。。
これはこれでありな形
こんなテーブルがあったらと想像すると何だか楽しい気持ちになってくる。
2本の木が繋がった?
1本の木?
右と左じゃ木目の様子が違っている。
ここに来たのも何かの縁だろう。。





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■ MUKU-DATA 黄檗(キハダ)2枚ハギテーブル用 天然乾燥材
材の選定を行ったのが5月連休後の頃
ご紹介で神奈川から来ていただき横浜でレストラン開店するらしく、、
室内や什器との兼ね合いもあったので、主な打合せは「木材倉庫のN(一級建築士)」に任せて
他の接客や二人の打合せの邪魔にならないように接していた。
確か10:30頃に来られてお昼休みなしで16:00位までNとあれこれやっていたかと思う。
そりゃそうだ、自らのお店を開業してそこにくるお客様に寛いでいただく為の
テーブルやカウンターだ。
凄い熱量と本気度を感じた。
先週、現場が動き始めたようで詳細の図面等が送られてきた。
なるほど、、と選定を終えた材、キハダ2枚とトチ2枚を奥から出して
図面と照らし合わせながら製作する上での問題点など検討した。
狙いどころは図面から読み取れるが如何せん天然木であるがゆえに
タモ集成フリー板のようにはなかなかいかない(寸法安定性、加工性)
それぞれが共木の2枚ではあるが個体差もあり癖の出方は違っている。
単体として成立するテーブルであれば、そう問題はないのだが
什器などと複雑に絡むカウンターの場合は
その下台はどんな感じで作られる予定なんだろうか・・?
こうしてくれたら納まり易く逃げも多少効くであろう等・・
あれこれと考えてしまう。
これは加工前に内装工事の現場監督さんと話し合う機会が必要かな・・
指定された寸法通りに作りたくても木の癖でその通りに出来ない事も多々あるのが
無垢一枚板
とりあえず一つ一つ問題になるかもしれないことを解決しながら
完成に近づければと思う。
長さや大きさ、カウンターの角度、そして本物の木の持つ質感と曲線
とても良くなりそうなので、お互いが納得できる着地点を探して作業は進む。






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■ MUKU-DATA 柿の木(根っ子と接木部分あり)
春先から一枚板類の作業が多く手をつけられずにいた変な木たち
これからの季節で傷むといけないのでここ数日集中的に妖怪弄りをしている。
これらどうしようかなぁ・・って変な木たちは用途が定まらない為
手入れもとかく後回しになってしまいがちだったのですが・・
春先に伐採した樹齢のいった大きめの肝心な黒が腐っていた黒柿も
行き先が決まったので取り出した。
元から大きく空いた黒い穴にスズメバチが行ったり来たりしているのを目にしたので
慎重に動かした。
どうやら昨日一日様子を見ていたが居なくなったようだ。
購入者はアーティスト的な木工製作をしている方なので
きっとこの形状を活かして使っていただけるんだと思う。良かった。
さて、約半年以上野ざらしにしていた根っ子部分の残ったこのアート作品のような柿の木
今度はこれを手入れしないと虫が入ったり腐れが進行して使いものにならなくなってしまう。
先ずはこの木を自立させるのに不安定な根っ子部分を手鋸でカット。
入組んでいて丸鋸が使えず、レシプロソーなど電動鋸など持っていないので
切れない手鋸でゴシゴシと。。(あぁ・・腕が痛い)
そして皮むき、、 延々と
上下左右、斜めとリフトで持ち上げたりしながら全体に樹皮を取り払い水洗い。
樹皮はなかなか取れないので、
これを日をおいて数回繰り返す予定。
この柿、果樹に時々見られる接木部分もあり、地中から下の根っ子部分も残っている。
見た目のバランスもよくて、これだけでアート作品のようにも感じてしまう。
これをこのまま使って最後まで何かを作り完成させたい気持ちにもなるのだが、
我々はあくまで材屋
材として使えるようにするまでが我々の仕事でこれを使って何かを作るのはお客さんである。
材木屋、素材提供者としての分を弁えてそこは我慢我慢
(絶対に渡したくない材で自らどうしても完成させたい素材と出会ったら最後まで手を加える事も
この先あるのかもしれないが、あくまでも材木屋のスタンス)
これ根っ子も付いてるし、まさに根っ子屋、猫屋新発田屋だな。

















