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■ MUKU-DATA 黒柿丸太 デコボココブコブ 黒腐れ 7/4 SOLDOUT!
今日も黒柿?ですみません。
3月に伐採した柿の木で、肝心な芯の黒の部分が腐っていた丸太です。。
樹齢は200年以上は生きてきた木かと思います。
長く生きてきた間に幹から出てきた枝が伐られて続けデコボココブコブになって
異様なオーラを纏っています。
樹齢のいった木には時々こういった、
端っこに置いていても何かオーラを放ち、ん??と二度見してしまうような木があるものです。
長く生きてきた中で色んないろんな歴史や物事が詰まっているのでしょう。。
この柿の木、枝分かれ部分の1方の枝はまだ黒がいきているようなので
この枝を伐って単材の黒柿は挽けるのですが、、
伐採後、1か月経過して毎日少し眺めてはあれこれと想像を巡らすのですが
どうも良い調理方法が見当たらずに、、
一旦このままの状態で暫く保管することにしました。
苔を纏った樹皮
よく古木、老木にヒゲがはえたように垂れ下がっているシダ系の植物
あれシダ類の一種でノキシノブ(軒忍 ウラボシ科ノキシノブ属)っていうらしいですね。
古くからある文化財になっている木造家屋の庭にある梅の古木とかで見たりするやつ
そのノキシノブがあるとあぁ・・老木だなぁ・・って印象
この柿にもありました。
苔を剥がして、ノキシノブも剥がし(ゴメンね)、樹皮も虫が入り辛いように軽く剥がす。
デコボコしているからキレイに剥がすには何時間もかかるから
先ずはサッと剥がす程度で木口に割れ止めを塗り防虫してから保管する事にしました。
なかなかの風格、貫禄です。
他にも数年前にやはり同じように黒の部分が腐って穴の空いた
この柿よりももう二回りほど大きなデコボコな柿丸太も料理しきれずに保管してあるのですが・・
何に使ってあげるのがいいんだろうね・・
集まれ、奇人変人!
奇木変木は創造力を刺激する。
それまで待つことにしようと思います。











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■ MUKU-DATA 新発田屋木材倉庫 3/7 22:00~25:00
いつも木材倉庫へお越しいただきましてどうもありがとうございます。
先週土曜日、通常通り19:00閉店後に
若い音楽好きな方々が遊びに来てくれて、ハウス、ソウル、レゲエ、ダブと
なんとなくクラブの真似ごとみたいな場となりました。
照明も暗くしてスポットで材木たちを部分的に照らして
おもちゃ程度のレーザービームを使い、スモークマシーンは本物のダルマストーブの煙が
丁度いい塩梅で全体が霞んでいました。(命がけのDJプレイ?)
異空間、非日常、木と音楽・・
特にイベントとして行った訳ではなくなんとなくノリで。。。
常連客のDIYのT氏は元調理人で、
過去には急遽ゲリラ的に焼き鳥を焼いてくれたこともあり
御来店いただいた皆さんに美味しいと好評でした。
これも、木材倉庫と焼き鳥??
何の関連も根拠もありません。
元調理人T氏がおもてなしする事で自身が満たされる
人に喜んでいただく事で自分も嬉しいということで勝手にやってくれました。
木材倉庫のNがコーヒーを煎れる行為と同じなのかと思います。
過去にはタップダンサーが木の上でステップしてくれた事もありましたし
ダンサーが多くの木材が眠るこの倉庫で踊ってイメージビデオを撮りたいと言われた事もあります。
自分にとっては日常の当たり前のこの倉庫が
木の素材の状態をはじめて見る人にとっては別なものに見えるのかもしれません。
加工される前の材木たちを見ていると毎日ここに居ても
確かに、何か創作意欲を掻き立てられていろんな事の想像がはじまります。
木は脳と心を刺激してくれる素材なのかもしれません。
特に何かに拘って、狙ってこういった事をやっている訳ではなく
自然発生的に・・を大切にしています。
木材倉庫の木々たち材木たちも多くの人たちが来てくれることを
喜んで歓迎してくれているようにも感じます。
ところで土曜日の若者たち、音楽ばかりに夢中になって
何か材木でひっかかるものとか感じてくれたかな・・・?
否、そんなことも別にどうでもいいんです。
もしかして、ある日突然に木に意識がいく時がくるかもしれませんし
身近なものとして直ぐそこに居てくれるのが木や材木たちですから。。
これからも自然なノリで、いこうと思っています。


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■ MUKU-DATA 木材倉庫 12/13 Kさんの話を聞き相談にのるTさん
サウナのような暑かった倉庫が、今度は一変して寒さが身に沁みる。
約1週間ほど前に、やっぱり倉庫内に少しでも温まる事ができるストーブが必要かと思い
業務用の大型石油ファンヒーターにするか迷ったが
ここには、やっぱこれだなと簡易型薪ストーブ通称ダルマストーブを導入した。
桟木の整理や製材工場での端材など主には杉材が多いが
それでも十分暖は取れるし、散らかった木屑など倉庫が片付くのでこっちで良かったと思う。
ダルマストーブの上に載せたやかんはグツグツと泡を立て沸騰しているし
バチバチ木が燃える音、薪が燃える香り、
この程度じゃ室内なんて到底暖まらないけどストーブの近くだけは
熱くて自然と人は集まってくる。
室内側は暖房にファンヒーターとそれなりに温かくはしているけど
室内の温かさとはまた違ったものがある。
先週こられた二十歳のKさん、2週連続で喫煙具のパイプに使う木材を探しているとの事
ブライヤー材とかで作られる事の多いあの丸っこいやつ
電車に乗って最寄り駅で降りて歩いて寒い中、また来てもらった。
そこに居合わせたTさん、私の変わりに色々と話しを聞いていただき
Kさんの相談にのってくれていた。
(Tさんは約2年ほど前に実家をDIYで大改修する際に倉庫に訪ねてきてくれて
それからのお付き合いとなっている)
親身になって相談にのってくれてみんな優しいなぁと思う。
Tさんになんでそんなに親切に相談に乗ってあげれるの?と聞くと
自分が若い頃に仕事の事やいろいろな事で悩んでいた時に
年上の大人が話を聞いてくれて、それを足掛かりに今があるらしいことを話していた。
だからそれはごく自然なことらしい。
難しい事には見ない聞かない、見て見ぬふり・・が多い今
こういった息苦しい世の中になっているのは今生きる我々世代などにも少なからず原因はあるのかと思う。
余裕がない、自分の事で精一杯、自分さえよければ・・・
毎日毎日、そういった場面に遭遇するし、自分自身も余裕がない時も多く
きっと誰かを傷つけている。
今年に入って1月から倉庫に立ち続け、多くの人たちと出会い
いろんなことを教わり考えさせられてきた。
もちろん、木材倉庫なので木を使っていただきなんぼではあるのだが
それ以外のこと、お金では買えない大切なことが動いている場面に多く出くわしている。
木材倉庫に来られるお客様はジャンルは問わずに
木を使って何かを作りたいと考えいてユニークで個性的な人たちが多い。
この日も早い時間に若いカップルが朝起きて、何故か「木のテーブルが欲しい!」と思っていて
木材販売しているところを調べたら木材倉庫が出てきて
来店いただき、ソファテーブルにすると欅の穴のあいた一枚板 2万円を買って
車に積んで帰っていった。
プレナーまでかけているので耳部分の仕上げ、表面のサンダー掛け、オイル塗装は自分たちでやると言っていた。
とても清々しいカップルだった。
また木を使って小物製作をしている人と話していて
いろんな人たちは来てくれて話してて面白いんだよねぇって立ち話していたら
ここは素材屋だからでしょ!って言っていた。
そうだ!、ここは材木屋、材屋なのだ。
完成品を買う場所ではなく、素材から何かを作る人たちが来てくれる思考の塊
十人十色の思考があるから、個性が垣間見れて楽しいだよなぁと思う。
Kさん、Tさん、そして木材倉庫のN氏も加わり
いろんなアイディアが織り交ざり新たな何かが生まれてきそうな感じになる。
自然体でお客さん同士が通じ合いお互いを尊重しているようにも思う。
自分を胡麻化さずに大切にしているからこそ、他者の意見や考えにも聞く耳をもって寛容になれる。
木材販売がかんばしくなくなると、んじゃ製品作って置こうか
カフェを併設して木工の小物販売しようかとか色々と考えたくなるのが常だが
弊社の木材倉庫のあるべき姿、何をどうやっていくのか?
材木屋として拘り、材屋として何ができるのか?
ここに皆さんが何を求めているのか?
安易に答えは出さずに少しづつ自然体で変化していく事に任せて、、、
悩み続けていこうと思う。
来年は少し趣向を変えて、材屋を一層極めていこうと思う。
素材から作る楽しみ、考える楽しみ、思考する時間と場所
木を使って何かを作る人が良かったと思えるように。。
閉店して、Kさんの事送ってあげようかって事で
Tさんにお願いして同乗した。
近くに前々から気になっていたお店があったので寄ってみたら大当たりだった。
お店の看板だけを見て行ってみたいと言っていたTさんの嗅覚、鋭い!間違いなし!
好きを極め、諦めずに今も続ける店主の方との出会い。
正直に生きている人の言葉はシンプルで心に響く。
いい場所と出会いで、その後、長い夜となってしまった。




サウンドシステムを備えたレゲエのお店
食べ物も美味しかった。
こんな田舎で。。。でも周囲に何もないから大音量が可能なんだろうけど
店内は仲間で全てDIYで作ったらしい。
カウンターは杉で凸凹した樹齢のある木で、知り合いがどこかのお店が閉まった際に貰って来たという。
この凸凹感がタマラナくいい感じ。
また何度かお邪魔させていただこうと思う。
Deepな低音に木ってやっぱり合うんだなぁ・・
これもそれも木が繋げてくれた縁でKさんが来店して
ここへ来ることができた訳で
やっぱり時々思うけど、もしかして木に導かれているのかもしれないなぁ・・・

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■ MUKU-DATA スポルテッド四手(シデ)2m材 天然乾燥材 プレナー済み
シデの木自体、過去の扱いは床柱、化粧柱として扱った事があるだけで
丸太を製材して材面を見たことはなかったので
数年前に少しだけ分けてもらったこの木、「シデ」と聞いてはいたが
それが本当かどうなのか?
木口をカットして材面を削り、へぇ~シデってこんな木肌なんだと知る。
樹皮の部分が少し残る板があったので確かにシデっぽい。
今朝、樹種事典(著者:河村寿昌 氏 / 西川栄明 氏)を開いてみたら
「シデ」の写真が丁度スポルテッドシデが出ていて
そのスポルテッド模様の入り方や材面の色合いなど同じなので
ほぼシデの木で間違いないだろう。
黒い筋模様のスポルテッド材はどこか思考を刺激して
世の中のこと、自然界のこと、もっと大きく捉えると地球に生きる生物のこと
それら答えのでない多くの事を整理して記号化してくれているような・・
この模様を見ていると思考が一瞬、整理されたような感覚になることがある。
一瞬掴みかけて、また遠のいていくような・・
腐朽菌などによる黴た模様なのだけど、文字?記号?として
何かのメッセージのような・・変な感覚
黒柿や黒檀の縞模様とはまた違った感覚になる。
近年良材が少ないと銘木業界から嘆く声をよく耳にするけど
スポルテッド材であるならば、
(いい具合にスポルテッド模様の入った材も滅多にみないのだけど)
特に白地の木であれば、その熟成加減等で作れない事もないのかと思う。
黒檀であったりこういった材面に表れる縞模様が一定数の人に刺さるのは世界共通のような気がする。
材木を見て触っていると
どうもどこかを刺激され創作意欲が湧いてくるものだ。
※上記写真の左の短い材のみスポルテッドナラ、他は四手(シデ)





















■ MUKU-DATA 野葡萄 (阿賀町 11/3)
今年も早くもあっという間に11月に入りここのところ一気に寒くなってきた。
秋は短く猛暑の夏から一気に長袖に上着、
最近ファンヒーターも出して使い始めている。
この季節というえば自分にとっては野葡萄
10年ほど前に奥阿賀ではじめて見た大きく鮮やかな色の野葡萄に魅せられ
毎年少しだけ山の恵みをお裾分けしてもらいに行っている。
会社の脇にも野葡萄が自生していて毎日観察していて
今年は去年よりは色が良いように見えるけど
昨日、山で雨の中に目に入ってきたそれは、やはり色が全然違っていて
思わずうわぁ~って心の中で感動する。
(どうしてこんなキレイな色になるんだろう。。)
帰って水に入れても、直ぐに萎れてしまい短命
そのままそこに生えていればもう2~3週間は生きているんだろうけど・・
ごめんと思いつつ、この色を近くで見たくて・・
この実が枯れていく姿や色もまた良いのです。
枯れた実は会社の周囲にどうか春に芽を出してくださいと
蒔いているのだが、今周囲に生えている野葡萄がそれなのかどうかはわからない。
この色は土壌によるものなのか
気候によるのか
朝晩の寒暖の差なのか
70まで生きれるならあと十数回、
80までならあと二十数回
自然が創り出してくれるもの、山の恵みに感動して、ありがたいと思う。






■ MUKU-DATA 竹のバランストンボ
大きな方の竹トンボは弊社の製材の石川作
冬場に外へ出れない時に時々この蜻蛉を作り
出来上がったものは知り合いに上げているらしい。
ゆらゆらと揺れるトンボを見ていてヤジロベイを思い出した。
日本の伝統的玩具かと思う。
小さな方は、先日村上へ行った際に知人がいただいてきたもので
竹に枝が二つあったので、しばしこちらに置いておくことになった。
春先に倉庫の収納棚をDIYで作ったが
出来はどうあれ完成後にとても満足感があった。
何かを作るという作業は、人のどこかを刺激して満たしてくれる。
土曜日オープンの木材倉庫には完成品ではなく
素材を先ず選んで、それで何かを製作する人たちも多く訪れてくれる。
倉庫に並んだ板類や変木、端材、材木各種を見ていると
脳が刺激されて創作意欲が湧いてくるという言葉を時々耳にする。
それは私も常々感じていて
木に触れているとどこかを刺激してくれて色んなアイディアが湧いてくる。
「木は脳を刺激する」といった感じか。。。
何かを作るっていいなぁって思う。
私自身も今作ってみたい物があるのでどう作ろうかと考えている。

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■ MUKU-DATA MonETモネ(Museum on Echigo-Tsumari)
大地の芸術祭の拠点となっている越後妻有里山現代美術館 MonETモネだが
(数年前まではキナーレって言われていたところ)
先日、少しだけ中の様子を見てきた。
今年は3年に一度の大地の芸術祭が開催されているようだが、
2015年に全作品を無理くりコンプリートしてから
何だか気持ちが離れてしまいその後は、まぁ何かのついでに・・程度になっている。
木材の流通的視点から見れば、材木とアートはかけ離れているのだが
別な視点でみれば木は創造力を掻き立ててくれる素材かと思う。
思い起こせば、2016年に木材倉庫を入手して中を改装するのに
随分と2015年大地の芸術で見た会場や作品などを参考にさせていただいたことを思い出す。
木材をただ単に躯体を構成する構造材から
アートのように魅せる素材としてもっと活用できればと思う。
(木は素材そのものが、既に完成されているようにも見えるのだけど)

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MUKU-DATA 造作材の廃材(新発田屋本社製材工場)
何かの製品や建築部材として加工される前、木取りされる前の
素材としての木材を見ていると、
さてこの材をどういうふうに使おうか!?と想像を巡らすことになる。
加工される前の素材、木材は随分と想像力と創造力を刺激してくれるものだなぁ
と身近に毎日見ていて感じる。
数か月前(2024 6/23(日))に日経新聞の The STYLE / で
「IDEA R LAB」を運営する大月ヒロ子さんのクリエイティブリユースに関する
記事を読んでとても共感できる事が多く、その記事を取って置いて
昨日再度読み直してみた。
うんうん、そうそう、やはり数か月前に読んだ時と同じような気持ちだった。
製材業界、建築業界という作る仕事に携わっていると
廃材、廃棄物処分などの場に出くわすことが多く、
勿体ないなぁ・・ でも仕方ないかぁ・・ と胸が痛くなる場面に多々出くわしてしまう。
日常で言えば、弊社製材工場から出てくる木の端材
きっとまだ何かに使えるだろうに・・と思いつつ
キャラのある端材は燃やさずに取って置くがもう置き場がなく
事務所中に散乱していて、きっと他の社員はどう思っていることやら・・(苦笑)
先日は親戚の古い木造家屋の解体をお願いされ
(最近やたらと新聞折り込み広告が多い)高価買取専門店などに
連絡すると言っていたが、きっといい返事ではなかったのかと思う。
伯父はお金というよりも、まだ使えるのに廃棄するのは勿体ない精神
まだ使えるものを捨てるって何だか罪だよね・・
どこかにそういった気持ちが自分自身の中にもある。
これもあれもそれも、持って行って欲しいとお願いされたけど
気持ちは分かるが置き場もなく全部は無理なので木の扉や木製品など
自分で価値のわかるものだけ戴いてきた。
新築の現場でも廃棄処分される材料もある。
例えば、新品の羽目板やフローリングなども
今は工務店さんや大工さんが作業場を持っていないところも多く、
現場で余った新品の材料もゴミ箱に入る大きさに切って実際に捨てられる事もある。
なぜそのような事が起こっているかというと、工期、工程管理がビッチリと組まれていて
例えば1束、2束足りないと、そこでその業種の工事が止まってしまい
翌日の別な業者が仕事が出来なくなり、じゃあ予定をずらして明後日にお願いしても
他所の現場での予定が入っているので次に現場へ入れるのは1週間、2週間後・・・
みたいになってしまうと全ての工程がズレてしまって
お引き渡し時期が遅れお客さんに迷惑をかけてしまう結果になる。
という事を現場監督が恐れ、1~2束足りないよりは余った方がいいという
判断となっている。
他には発注ミスって事もあるかと思う。
なんだかどこかおかしいよね・・と思いつつ
職人不足って事もあるんだけど、皆さん予定がビッシリと詰まり
時間的余裕がないんだよねぇ・・
建築なんてほとんどが職人の手作りで作る現場なのにそもそも無理があると感じるし
ロボットみたいに流れ作業のようにはいかないのにねぇ・・
でもそれが現実。
うちは材木屋だから材木と大工さんの木工事内の話だけど
きっと板金工事や内装クロス工事などでも同じような事になっているかと思う。
そういった新品でも廃棄されるものや、
解体時に捨てられる古い扉や家具類、
終活とかで連日多くの物が持ち運ばれる処分場・・・
どこかに広い大きな倉庫、使われなくなった学校の体育館等とかで
そういったものを引き受けて再利用できるようにできないものかなぁと思う。
建築の現場に関しては、私たちのように頻繁に現場へ資材を届ける
材木屋や建材屋なんかだと
配達した際に余った物を引取り、それをストックできる大きな倉庫へ持ち運んで
整理分類して、必要としている人へ再販する。
新たに何か設備投資を行う必要もないし、我々のような業種は相性がいいのかと思う。
他には、大手リサイクルショップの建材版みたいなものとか
(オーディオ機器専門があるように、建築資材専門みたいな)
他にはホームセンターなんかもこういった事は相性はいいのかと思う。
捨てるなんて勿体ない・・皆さんどこかでそう思いつつも
目をつぶって心傷めながら捨てているのかと思う。。
どなたか、一緒に再利用できる建材倉庫をやりませんかぁ!・・・?
クリエイティブリユースから少し話が逸れてしまったが
弊社工場を見渡しても、木の廃材は多くある。
一部は薪に取りに来てくれる人もいるし、大鋸屑は農家や園芸関係の方が引き取ってくれる。
製材時に出る木端材はチップ工場へ無償で引き取ってもらっている。
リサイクルできるものはリサイクルされているんだけど、
はじめに書いたように、木ってどこか創造を刺激してくれる。
それが端材であっても、これっていいなぁと思う事が多いから、
創造的に再利用できる面白い素材だと思うんだけど。。。
*************************************
以下、新聞記事より抜粋
昔は誰もが身の回りにあるモノを使い、自分で工夫し、何かを作っていた。
大量生産・大量消費が当たり前になって、いつの間にか「手の知性」が失われてしまった。
廃材は欠けていたり、半端なものでも問題ない。
むしろ、欠けている方が想像力を刺激する。人の想像力と創造力は対で発達すると感じる。
大月さんの言葉にとても共感できる。














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■ MUKU-DATA スポルテッド栃 SOLDOUT 大阪府 B(株)様
白い木地に描かれた黒筋模様
こういった材をスポルテッドというだよと教えて貰い
初めて意識して見た時は、とても心に響くものを感じた。
今も大好きな材の一つだし、これは!ってものは倉庫へ持ってきて
多くの皆さんに見ていただき使って欲しいと思っている。
あの腐朽菌が縦横無尽に造り出す模様は決して意図して描く事は
難しいものかと思うのだけど
自然界が創り出す交錯する線なんだけど、
どこか秩序正しさみたいなものを感じごちゃごちゃした頭の中が整理されて
妙に腑に落ちる感覚になってくる。
普段人間が描いている線(生活、労働、生き方)は
もしかして、何かズレているのではなかろうか・・・
スポルテッド模様を見ていると
何か自然の法則、秩序みたいなものを感じて掴みかけそうになって
また逃げていく。
昨日、大阪からわざわざ木材倉庫へ木を見にきてくださったお客様
デザイン、WEB関連のクリエイティブなお仕事をされているようで
ニューオフィスに置く木たちを探しに来ていただいた。
我々の木材業界とは違って社員さんの平均年齢も20も30も若い。
そんな若い感性のある人たちとお話させていただいていると
凄く脳と心を刺激される。
木、木、木、と木だらけの室内のウェンジの一枚板の前に座って
私より一回り以上も若い社長さんは何かを想像して
何かを感じ取っているように思えた。
やっぱり木は人の何かどこかを刺激してくれる。
木はそんな創造的な部分を刺激する力を内包しているようにも思う。
そして我々おじさんたちは
業界違いの若い人たちの感性に触れる事で新たな刺激をいただく事ができた。
また1本、別な視点での新たな線を描き始めることができた日だった。











■ MUKU-DATA 新発田屋(シバタヤ)木材倉庫 天然乾燥中
今日は29日、木曜日。
今日で仕事納め、来週はもう2023年!
来週は来年というのもなかなかだなぁ・・と思う。
いつも話しているが木は一枚一枚違った顔を持っている。
同じ共木でも微妙に状態は違う。
桟を入れて乾かしている(天然乾燥)一枚板の仕入れた時期や製材した年月日を
見ながら次はどれをどう加工しようかとじっくり板と向きあい尋ねてみる。
この板はこう加工しよう。。。 これはまだ早い。。。
この木の塊は製材をかけあの部材へ向けるといいのでは・・?
一つ一つ、大きさ、状態、材種、木目と違っているので
じゃぁ一気にこれへ という訳にはいかない。
実はこの作業も大切な一つ。
折角、良い感じの曲線を製材して落としてしまったらその良さは半減するし
長さはを全て整えてカットすれば見てくれは良いが
あと5cm足りない・・・ ってことも出てくる。
かと言って、そのままの状態にしていたら
お客さんには単なる木の物体にしか見えないだろうと思う。
自分なら、この建築の中でのこの部材へ向ける
というのは材木を見て常に考える思考になっている。
ここがまた問題で「自分なら」が付くと凄く限定された材になってしまう。
木の素材の可能性は無限大に広がって欲しいと願う一人である。
木+才=材 才の部分は無限大
才の部分を多くのお客様用として取っておく木取り。。。
はい、これは框材用、こっちは床の間用、こっちはキッチンカウンター用、、
ではタダ単に材木屋の小さな脳ミソの店主に与えられた部材になってしまう。
個性的なキャラを残し、寸止めした木取りの材木
材をみていただき、自分なら・・と創造力を掻き立ててくれる材木
その辺で止めておくことが(これが難しいのだが・・)
才の部分が広がっていくのかと思う。
そんな感じで一枚一枚、保管中の材に向き合っていると
空想はどんどん広がっていき、あれ今何時だっけ?みたいな不思議な感覚に陥る。
今年も木を通じて多くの皆様とご縁をいただきました。
ありがとうございました。
そして皆様の自由な発想で木を使っていただきこんな使い方あるんだぁ!って
むしろ刺激をいただきました。勉強になります。
皆様の才によって、木の可能性はまだまだ無限だなぁと感じます。
来年も、多くの自由な「才」を木に吹き込んでいただき
木が素敵な「材」へと姿を変え、皆様の身近なところで使われることを願います。
新年は 1月10日(火)スタートとなります。


















