■ MUKU-DATA 檜錆丸太(ヒノキ サビマルタ)
丸太を見せてもらった。
上は、檜の錆付き、錆はカビを付着させたものです。
このゴマ模様が均質に全体に揃ったものが良材とされる。
世界では、丸太を使った建築はあるのだろうけど、
錆=カビの付着加減をどうこうという国は
日本以外にあるのだろうか・・?と思う。
絞紋様の深さ、
瘤と節の凹凸の出方、
色の濃淡、
曲り加減、
色つや、
自然味、
風化したシャレ木、
・・・・
姿・形・バランス・佇まい
とても微妙で繊細な部分を
愛でてきた日本人の感性を誇らしく思います。
雑木や変木の需要はほとんどないと聞きます。
無くなって
消えてしまうのでしょうか・・・
数寄屋・茶室だけではなく、
何かこの自然な佇まいを
もっと室内で活かせないものかなぁと
思います。
■ MUKU-DATA 榁(ムロ)の枝付き 什器デザイン:倉井祐馬 / ラフォーレ
和室住宅限定の陽の目をみることが少なくなった榁の変木の枝付きが
こんな形で若い人たちに晒される事になりました。
「変木=和室・高価」みたいなイメージが出来上がり、しばらく置いてきぼりをくらった感のある資材ですが、
こうしてこの良さを活かした使い方で、新たに、そして更にこの木の価値を見いだせているかと思います。
髪飾りやリボンなど扱うお店に榁の変木が・・・
若いこれからのオーナーさんも随分気に入っていたと聞きました。
枝にはリボン等をぶら下げるそうですよ。
この自然が作り出した曲線と造形美が無意識な若い人たちに訴えかけてくれるであろう事は
とても嬉しい事です。
知識や理論ではなく、感覚的・感性的な方がより多くの人に働きかける事もできると感じます。
枝のある木、曲った木、まだまだ可能性は無限大です。