MUKU-DATA  白椨(シロタブ) 1900 700~770 t54mm 川崎市 H様

一枚板はどれも個性的といえば個性的だが、
そんな中でもこの白椨は過去余り見たことがない材だったし(赤の椨は何度かあり)
全体に縮み杢がある中で部分的に濃いラインの模様が表れて
何ともいえない個性的な顔を持った一枚かと思う。

出荷前のオイル塗装を終えていたが、GW中もう一度、オイル塗装しながら
珍しい杢目のこの木を良く眺めていた。

毎日個性ある一枚板に触れていると、
違って当たり前、同じことはどこか変?無理してる?と
自然にそう感じてくるようになる。
同じ生物としての木から考えさせられる事は多い。

梱包を終え、旅立っていった。
今度は都会で大切にされながら使われる事になる。