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■ MUKU-DATA 八幡堀 舟板を外壁に ( 1/ 4 )
正月休みに京都へ行く途中に立ち寄った琵琶湖まで続く5kmほどの八幡堀
下調べなしで立ち寄ったが風情ある町並みと景観だった。
蔵の外壁の一部にはかつての舟を解体して部材取りした舟板を外壁として使ってある家も数件あった。
さすが、琵琶湖に続く街(舟板といえば琵琶湖、霞ケ浦など)
木の下見板、外壁は街の風情を演出する。
使われる釘も和釘の替折釘(かいおれくぎ)
黒くざらついた材面は焼杉にして張ったのだろうか・・・




舟が留まっていたので見てきたが、残念ながら木舟ではなかったが・・









木の下見板、舟板の再利用、石積み・・・ 堀・・
夜明けと共の早朝、ひと気もなく堀沿いを散策する。
そんな中で一番印象に残る下見板がこれだった。。

節のある巾広の板
共木の木もあるし、1本の木からカットした部位が違うのかどうか木目の違っているものもある。
樹齢のいった木なので節も大きめ
節は丸ではなく斜めに流れている。それが独特の模様となって迫ってくる。
無造作に貼ったのか、意識したのか?
バラバラなのにある一定のリズムを感じる。 張った大工さんのセンスか?

近づいてみると、材面は凸凹して、これはきっと名栗加工が施されている。
更に部分的に焦げた跡が残っているので表面を焼いた焼杉だったのかと思われる。
なぐって焼いて・・・
現状の材面からはそのような手仕事の跡が見て取れる。
まぁ焼くのは分かるが、その前工程で何故に名栗加工をしたんだろう・・・?
そしてこの節のある材の使い方
シビレてしまった。





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■ MUKU-DATA 神長官守矢資料館(長野県茅野市) 設計:藤森照信
年末、目的地もなく何となく自宅を出て富士山方面へ行こうかって事になり
諏訪湖から、諏訪大社、もう日暮れ近くに諏訪大社前の道を走っていたら
ん?って建物と共にこれって藤森照信さんみたいだよね、基礎の立上り部分の変だし
きっとそうだなぁとUターン
外装は焼杉で覆われた高部公民館だった。
そして数百メートル離れたところに「神長官守矢資料館」の看板が・・
建築マニアではないので建築家の事は詳しくはないが
藤森さんの建築は楽しいし、そこで使われる自然木の使われ方、何故にそうしたかなど
自然素材や材木が多く使われるので
建築家の本の中では一番多く持っている。
いつかこの神長官守矢資料館を見たいと思っていたのでラッキーだった。
中は見れなかったけど
高部公民館といい守矢資料館といい屋根から突き出した角のような柱は象徴的で
それから数週間過ぎたがどこかに引っかかっている。
→ BRUTUS 藤森照信の小さな建築は、なぜこれほど愛されるのか?









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■ MUKU-DATA 木材倉庫 Nが置いた石
数週間前の土曜日に木材倉庫の助っ人として来てもらっている
木材倉庫のNが、石を持ってきて見せてくれてここに2個の石を置いていった。
木材だらけのこの場所に木とは違ってグレーの硬そうな石
この場所で人と話をしながら、視線は暫くこの石に向かっていた。
人と話し、間のある時に視線はこれらの石へ
何度もそれを繰り返していた。
特にテーブルの上にある四角い石・・
木とは違って妙に新鮮に思えたのかもしれないし、、
なんとなくこの石いいね、とNにも話していた。
ここにはなかった素材だったので少し違和感や興味があって何度も視線が引っ張られたのかと思う。
それから数週間が経ち、この室内へ入っても
意識はそれらの石へ向いていないことに気付いた。
そして2つの石を見てみても、毎日木を観る感覚と同じような感じに変化していた。
見慣れたのか?
自然なもの同士が馴染んだということか?
それとも木の包容力でそう見えるのか?
木、鉄、そして石ととても相性がいいようにも思える。
そういえば、何故にNがここに石を置いて行ったんだろう・・??








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■ MUKU-DATA 杉丸太スツール
弊社の製材師、石川さんが杉の丸太スツールを作っていた。
余っていた杉の丸太で何を指示した訳でもなく石川さんオリジナルな輪切りスツール。
脚の部分はチェーンソーで切り抜き、木口面をバーナーで炙り焼きを入れてある。
輪切りって板物とは違って見ていると何故かほのぼのとした楽しい気持ちになってくる。
特に針葉樹は年輪がハッキリと見えるし、◎◎◎が可愛らしくて
平和で自然な印象を受ける。
カッコいいというよりは自然派、アウトドア派、キャンプ、ログ、楽しくワイワイ・・
そう感じるのは何故だろ? 漫画とかの影響か・・?
年輪を見ていると数えたくなるので数えてみた70年生弱
私よりも先輩だ。
こういった丸太も製材所らしくていいのかもね






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■ MUKU-DATA 旭商事 ショールーム 岐阜市
先週末の岐阜への目的は無垢フローリングを中心に木材製品を専門に輸入している商社さんのリニューアルしたショールーム見学と懇親会
お付き合いのある問屋さんに誘われ、岐阜へお供させていただいたと言った感じ。
無垢フローリング、羽目板類に関しては過去、いろいろとやってきたし、
今も継続中ではあるが、特に新潟では多くの工務店さんが当たり前のように
無垢の床材を使うところが多いように思います。
メーカーは違えど、どこも同じような床材を取扱っているので
例えば、ナラUNI 90mm巾 いくら?、 ウォールナットOPC 120mm巾いくら?
と当然価格競争になってくるわけです。
随分前から、こうなるのは分かっていたので一手間かけたナグリ加工であったり
エージング加工されたものであったり、
施工サイドでは張り方、見せ方、見え方、などで各社それぞれの特徴を出していくのがいいのかなぁ・・とは感じています。
同じ床材であっても壁材との組合せ、色の使い方などで随分違った印象になるのかと思います。
ショールームを見せていただき、色んな仕上げの焼杉を多く使った室内、
材面にスプーンカット、ティアドロップカット、帯鋸目など2次加工された床材等は
室内全てに使わなくても、
例えば玄関式台、玄関ホール、書斎、趣味の部屋等一部に使う事で
効果は大きいように思います。
無垢フローリングが当たり前のとなった次には、
やはり、もうひと手間の加工、工夫、センス等が問われてくる。
良いものは長く続く。
要らないものは自然に淘汰されていく。。
室内に木を使う事の意味を更に掘り下げて考えるいい機会をいただきました。






泊まったホテルは柳ケ瀬、
柳ケ瀬といえば美川憲一の「柳ケ瀬ブルース」雨の降る夜は~心も~ぬれる~
ホテルで行われた懇親会での席は旭商事さんの社長さんの真横で
今回のショールームの事、無垢フローリング創業の話等
色々とお話をお伺いする事ができました。
20:00からスペシャルゲストが来るとの事で、誰だろう・・?と思っていましたが、「新潟ブルース」から始まり〆は「柳ケ瀬ブルース」
社員さんだそうで、、
19年前に無垢材専門店『SOLiD』の準備をしていた際に
フローリングのサンプル等でお世話になったMさんでした。
社長さんをはじめてとした社員さんたちの温かいお人柄と人情に触れ
商売ってやはり高い安いだけではないよね・・って事も
あらためて思う事ができた一日となりました。


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■ MUKU-DATA M 様作業小屋
先日お邪魔したM様宅、
趣味の自転車の手入れをする為の小屋を見せていただいた。
いつも思うが、好きなもので溢れた趣味の部屋はどこも個性的で居心地がいい。
うわぁ~ これ何ですか?って質問ばかり。。
壁には大好きな自転車の部品を使いDIYで作った輪切りの時計が掛けてあった。
なんかいいんだなぁ~ これが・・・
小屋ではJAZZなど聞きながら作業をするという。
そしてこの小屋、ご家族の皆さんには別荘と言われているらしい。
お父さん、また別荘にこもってるよ、みたい感じなんでしょうね。
別荘の脇には確か樹齢400年ほどと話していた杏子の木が立っていて
木陰にハンモックが置いてあったりして・・・
あぁ・・昼寝したぁ~い。。


話しは変わり
M様宅へお邪魔する前日は工務店さんへ打合せ・・
何ですかぁ?これは?

こちらは鍵を掛けておく為のキーフックらしい。
オートバイ好きなご本人が、交換したスパークプラグを使い作ったらしい。
素敵じゃないですかぁ!
しかも工務店さんらしく受けの板はバナーで炙った焼杉
らしいもの、その人らしいって良いよね。

いづれの方も、ご趣味で好きなものの廃材を利用して
あれこれと考えながら作ったオリジナルなもの。
なんかこういうのって良いですよね。
子供心を残したオヤジたちが作ったもの・・
いつまで経ってもこうでありたいなぁ・・って思った。
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■ MUKU-DATA 焼き杉 相ジャクリ加工板 165x10mm
■ MUKU-DATA 木材倉庫 化粧柱 チーク鋸目 160x120mm
■ MUKU-DATA 漆喰壁 梁:栗材 天井:栗挽き板 幕板:ブラックチェリー
村樫石灰工業株式会社様 しっくいとは
■ MUKU-DATA 焼杉 素焼(磨きなし) 4m/3m 165x10mm 相ジャクリ加工
杉板の表面を焼いて炭化させることで、耐久性を高めるという表面処理方法。
古来の職人たちの考えた事には感心します。
せっかく出来上がった材料である真新しい杉板を焼く。。。
焼いてしまう。。。という発想は
なかなか考え付かないのかと思います。
ここ数年、新潟でも焼杉を使った外壁の家を目にするようになりました。
2008年、Casa BRUTUSに取り上げられた藤森照信氏の焼杉ハウスの影響でしょうか・・
古来からある伝統技法を現代建築とミックスさせた焼杉の使い方は、
素直に、あぁ・・いいなぁ・・
焼かれたモコモコな感じの表情もいいと思いました。
上記の焼杉は焼きっぱなしの素焼仕上げ、主に外部に使用する仕上げです。
他にブラッシングして表面を軽く掻き落したものや
更に深くブラッシングしたもの、
その部分に塗装を施したものなど、数種類の仕上げ方法があります。
材木屋になりたての頃、大工さんが板塀の材料をバーナーで焼いていたのを思い出します。
(何してんだろ?ってビックリした記憶があります)
他にも、土蔵の内部、小屋裏の内装などバーナーで軽く炙り
浮造りをかけた仕上げは時々目にします。
素焼の凸凹っていうのは当時は目にしなかったですね。
黒塀というと、新潟では塗装処理で対応していたかと思います。
それこそ、コールタールなど塗っていたんでしょうね。
この素焼の焼き過ぎた感のある焼杉、
本来は外装用ですが、内部の壁面の一部に使ってみようと思います。
工場からの焼きっぱなしの状態では
炭が剥がれ落ち、手に着くと真っ黒になりますので
雨に曝し、尚且つ水道水で表面を水洗いしてみました。
今日から、天気も回復のようですので数日この状態で乾燥を兼ね放置です。
表面の細かな炭が少しは取れてくれるのではないだろうかと思います。
内装用はブラッシングをかけ木の素地が少し見えるものなのですが、
それだと何となく民芸調といいますか・・
イメージした空間とは違いますので
この素焼を選択です。
この焼かれた凸凹したテクスチャー、
とてもいい表情かと思います。
焼杉って日本だけ?
(だろーな。。)
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