■ MUKU-DATA 樫 3.5m t25mm 鉈の柄、かんじきの滑り止め
木材倉庫で御来店いただくお客さんと話していると
面白い人たちが多いなぁ・・と毎週刺激を貰っている。
先週土曜は第二土曜なのでNもコーヒーを煎れに手伝いに来てくれる日
(木材倉庫のNは第二第四土曜日に居る)
何この薄い樫!って事で二人でカウンター材として設置(重くないので)
今日はどんなお客さんがくるかなぁ・・って。
腰低めで、かんじきの滑り止めに使うんだけど
端材でいいんだけど・・と
端材といってもその部材には糠目(目細)の柾使いがいいらしい。
ありそうでなく、、
これかなぁ・・と何点かピックアップ
求めていたものが思ったより安く入手できたようで、一旦帰り
これあげるって、子熊と猪のスカルを持ってきてくれた。
かんじきも自分が使い易いようなオリジナル
山へ入る際に使う鉈の刃も柄も拘りがある。
使う道具に拘るのは男のロマンか・・
面倒だから人とは連まず一匹狼的
(あぁ・・わかるわかる、なんだかそんな目してて、そういった匂いがする)
山で一人で入って夜になった時、怖いから大声出して歌をうたうらしい。
(あ、ですよね、なんかそれもわかる気がする、お茶目)
山での猟の色んな話を聞いた。
話していること、使い込んでいる道具、風貌、目、心、と
全てに嘘がないように感じて筋が通っているといいますか・・
木材倉庫に立っていて人の話を聞いていると
如何に自分が凡人で何もないかを感じてしまう。
あ、オレ普通だったんだ・・ 良かった並、もしくは並以下で・・と。
Nいわく、皆さんここへ来る事で
自分が普通だということを確かめて安心して帰って行くんだと言っていた。
(そーなのか、みんな個性的でおかしな人(誉め言葉)が多すぎるではないか!?)









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■ MUKU-DATA 樫 牡丹杢 3.3m 540~650mm程度 厚45mm 天然乾燥材
5年ほど乾かしていた樫の木を製材した。
樫の丸太の木口に入った黒い模様が牡丹の花の輪郭に見えることからそう言われているのかと思う。
製材すると材面に黒い縞模様が入り、ウネウネとした模様が躍動感を与える。
重くて硬い樫の木
厚み60mm程度に修正挽きできたのですが、取り扱いなど考えて、粗木の状態で45mm厚とした。
製材時、節のある部分を帯鋸が通過する際に鋸の刃を傷めてしまい切れなくなって
部分的に帯鋸目の痕がくっきりと残ってしまった。
切れなくなった鋸は抵抗を受けて横に逃げていくので一旦取替えした。
その後プレナー加工を行おうと思ったが
否、待てよ・・ この板に関しては帯鋸目のまま使うのもありかもな・・とそのまま立て掛ける事にした。
スベスベツルツルした質感も良いが
細かな凹凸のある帯鋸目の触り心地も悪くはない。
そのカウンターやテーブルがどういった目的で使われるかで
最適解の仕上げを考える。
指から伝わる質感と凹凸のリズム
30年、50年と使われ続けていく未来を想像して適材適所へ行く事、使われ方を考える。




















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■ MUKU-DATA 樫の木 製材 修正挽き 2/24
5年ほど寝かせ厚めの一枚板を修正挽きした。
栃、栓、樫とどれも90mm~100mmと通常の板より厚みがあった材です。
厚みがある一枚板カウンターも悪くはないですが
場所を選ぶのかと思います。
厚めの方が良く見える場合もあるし、薄いラインの方がキレイに感じることもある。
栃は巾の無いものは半割して35mm程度
樫は重いのでt45mmで挽いて、途中節のある付近で帯鋸が動きづらくなって(切れなくなる)
ガっガっガっと少しづつ押して挽いたのですが
逆にいい具合に帯鋸目が入ったので
プレナー仕上げせずに帯鋸目残しで使うのはいいのかもしれません。
栓の板はあまりにも反りが大きく
センターから半分に挽いて片耳付き2枚を取ろうかどうしようと思ったのですが
一枚板のままでなんとか反りを落すことができたので物になりそうです。
5年ほど寝かして天然乾燥して、反り等を製材機で修正挽きを行い
材面を削り顔がわかるようにプレナー掛けを行ない
漸く木材倉庫に並べられる訳でして・・
一人前として皆様の前にデビューするまでには
なかなか手間と時間を要するものです。














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■ MUKU-DATA 白樫(シラカシ)
白樫の手入れをしながら、これ樫だよね?
今まで扱った樫とどこか違うような・・・
知らない国産材かなぁ・・
とSNSでポストしてみると樫の返答があり
「樫」で樹木検索して樹皮を見比べてみるとどうやら白樫で間違いなさそうだ。
同じ材種でも個体差があるので経験値が少ないと不安になってくる。
鉋の台を扱う業者さんであれば、ぱっと見で迷うことなく樫と即答できるのだろう。。
一枚板を天然乾燥させる前に樹皮を剥がす。
樹皮を剥がさなければ間違いないと言っていいほど虫が入るだろう。。
一枚板の手入れを怠らない業者なら樫が厄介なのは分かるかと思う。
簡単にキレイに樹皮を剥がす事ができない材種の一つだから。。
もうねぇ・・嫌になる事があるんだよねぇ・・
コンクリートを少しづつ斫っていく感じかなぁ・・
隙間時間にやるんだけど、、昨日は一枚目で正直嫌になってしまった。
鑿と鉋でコンコンと斫る感じで僅か数センチ程度づつ剥がれていく。
そして樹皮は幹に密着しているので完全には剥がれない。
強くやると木を傷め天然の耳を傷つけてしまう。。
端っこの樹皮の多かった部分だったけど1時間ほどやって1.6m材1枚程度
しかも完璧な剥がしではない。。
こんな事してていいのかなぁ・・(こんな事で時間使ってて)と思ったり
高圧洗浄機でも流石にこの樹皮は剥がれないだろうなぁ・・どうだろ?って
他の方法で効率よく剥がす事はできないだろうか・・と考えたり・・
ステッカーをキレイに剥がすスプレーってあるじゃないですか
そんな感じで樹皮をキレイに剥がせる何かってないのかなぁ・・
天然の耳って貴重だし。。
等々を考えながら数センチづつ気持ちがのらずに作業していたら
子供の頃に父が不機嫌になった事を思い出した。
目的地に最短で効率よく行くことが良しと思って達成した事に関して
口にはしなかったがどうやらそれが面白くないらしい。
そういう時は父には褒められた事はなく何故か不機嫌で面白くなさそうだった。
きっと違う方法も沢山あり遠回りに見えるかもしれないが
むしろそこで学ぶ事の方が多く後々大きな確かなものになるだろう・・
無口な父はそう言いたかったのではなかろうか・・
と勝手に良い解釈をして気持ちを落ち着かせている。
白樫の樹皮、甘酸っぱい香り、カットする際の粘りや硬さ、
木目、材質、質感・・・
時間をかけながら向き合う事でこの材の持っている特性にじっくりと向きあう事ができる。
木口には牡丹があり材面の縞模様が面白い樫の木かと思う。











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■ MUKU-DATA 樫(カシ)の木
痛々しい樫の木の手入れをした。
芯部分は丸太の時に芯腐れしていたのだろう。。
虫にもやられ、腐った部分もあり大きな穴も開いている。
木口を整えるのにカットしてみると
樫特有の黒い筋模様が現れる。
丸太の木口に現れるこの黒筋模様は牡丹の花のような柄なので
樫のボタンと言われたりする。
この樫も丸太の時の木口はキレイな牡丹の模様が出ていたのだろう。
芯腐れ部分に残っているスポルテッド模様が目をひく。
なかなかの上等なスポルテッド模様かと思う。
この木が芯腐れの進行する前に出会えていたならば
朽ちかける前の状態でこの欠けた部分全体にスポルテッドが
残っていたのかもしれないが、
自然相手なのでそう上手くはいかない。
木口をカットして、凸凹した辺材の樹皮を自然のままの形で剥がして
朽ちかけた部分の大鋸粉を取り除き、割れ止めを施す。
ボロボロなんだけど、良い樫の木だなぁ・・って思う。
長さ2.5m 巾は600~800 厚60mm
樹齢がいって風格もあるし、辺材付近の杢目も美しい。
穴の開いた部分や欠けの部分などレジンで成形するのもいいし、
もう何もしないでこのまま使ってもいいんじゃないかなぁ・・ってほど
雰囲気のある樫の木だなぁと・・手入れを続けた。





















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■ MUKU-DATA マンゴー木口 SOLD OUT
いかんいかん、どーもいかん
木材倉庫で作業するも、どうもこのマンゴーの木口に意識がいって
目が向かう。。
なので、一旦手を止め写真を撮った。
丸太の状態で、その丸太を挽いた際に出てくる材面の木目(模様)の情報の半分以上は木口から。
他は樹皮、場合によっては樹皮を剥がした辺材部分。
丸太を挽く前の情報源は主にこの2つである。
なので、木口に目がいくのはこの仕事をやっているとごく自然なこと。
例えば黒柿の丸太だったら挽いたら孔雀杢出るかなぁ・・色は緑がかっているねぇ・・
樫に現れる縞模様、木口面を見た際に牡丹の花に似ている事から
あの樫、木口に牡丹が出ているね~ とか
スポルテッド材も然り、これ結構良い感じで黒筋模様出てるねぇ・・と
挽いたら、、どんな杢目が出てくるだろう!?と期待値が上がってくる。
ちなみに写真のマンゴーは
その手の材の詳しい方から教えていただいたがハワイでは芯の濃い縞部分を
チョコレートハートと呼ぶらしい。
なんて素敵な言い方なんだろう!って思う。
木口の濃い縞模様は挽かれた板の材面の模様を作っている。
木口面から直角に折れて材面へと続く複雑な縞模様は見ていて飽きないし
なんだろう・・木口と材面の杢目が繋がって一体となってその一枚の板が出来ていることを見ていると嬉しくなってくる。。
なぜだ・・?
追記:なぜだ・・?
複雑に入り組んだ縞模様ではあるが、木口の面の断面から繋がる板状の平面に現れる模様には間違いやミスが一つもなく繋がっていること
嘘が一つもないこと、、これらが当たり前だが凄いって感じさせるのかもしれない。





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■ MUKU-DATA 樫(カシ)天然乾燥材
左 A: 2400 260~550 t38mm SOLD OUT 2022 8/30 新発田市E様
右 B: 2400 310~600 t36mm
共木の樫をブックで並べてみた。
一枚で見ると良い感じだったので2枚は共木だったのでブックマッチで並べてみるも断然良くは見えなかった(個人的な見え方として)
1本の丸太から製材して、製材された板の木裏と次に製材された板の木表は
帯鋸1枚分の厚みを引いて同じ木目が表れる。
一枚板は同じ顔が一つもない・・と言われつつ、唯一隣り合わせに挽かれた
木裏と次の木表は杢目が同じとなり、それが繋がっていく。
同じ1本の丸太でも丸太の背の部分から挽かれたものと腹の部分から挽かれた一枚は共木ではあるが、その顔は違ってくる。
ブックマッチは本を開いた時のように木を使うことから
そう言われていると認識しているが、
木目の組合せの妙で更に良く見えたりすることもある。
この辺の組合せを常に意識して材を見ているのが
ギター製作者の人たちなんだろうと思う。
ギターのボディに使われるブックの木目の使い方はとても参考になるのかと思う。
テーブル天板としての2枚ハギも面白いが、
例えば、建具、家具、壁面材、・・・・
1本の個性的な丸太を必要な厚みに製材して組み合わせてみる。
あまり目にすることのない不思議な結果が待っているかもしれない。。
天然木の木目と人為的な作為の融合、、
ブックマッチはセンスが問われるんだと思う。
普段はこのブックの事をあまり考えていなかったので
常に組み合わせの想像をするトレーニングが必要だな・・と思った。













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■ MUKU-DATA 樫(白樫)H1950 W600 半割頂点300mm 中身は刳り抜いてあります。 SOLD OUT 東京都 J様
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■ MUKU-DATA 樫(カシ)2.5m 700mm t50mm
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■ MUKU-DATA 樫(カシ) SOLD OUT
あっ!樫が仕上がっていました。
これ、縦縞がアクセントとなっていてなかなかいい表情なんですよねぇ
とにかく硬くて重い。
この手の表情の板ってゼブラウッドに近いのかもですが、
こういった縞模様が強調された板って
なかなか他の材種で思いあたるものが出てきません。
材との出会いも一期一会、
あの時以来、この手の樫の一枚板が市に出ているのを目にしていません。
あぁこの表情いいねぇって市場から持ってきて、
数年、もっと反って割れるのかと思っていましたが、
上手く乾いてくれたのかと思います。
元木口から少し割れもあるのですが、
それが余計にこの板の
力強さとかっこよさを感じさせてくれます。