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材木屋の視点 - 新発田屋 木材倉庫 https://shibataya-mokuzaisouko.jp Wed, 13 May 2026 02:04:27 +0000 ja hourly 1 https://wordpress.org/?v=6.8.8 https://shibataya-mokuzaisouko.jp/wp-content/uploads/2020/07/cropped-icon2-1-32x32.png 材木屋の視点 - 新発田屋 木材倉庫 https://shibataya-mokuzaisouko.jp 32 32 180542900 木の枝 一位 https://shibataya-mokuzaisouko.jp/wooden-building-materials/42155/ Thu, 16 Apr 2026 11:07:57 +0000 https://shibataya-mokuzaisouko.jp/?p=42155 ■ MUKU-DATA 一位の枝  時々必要になる木の枝アイテム適材があればなぁ・・と思いつつ、まぁ角材で作るかぁ・・とかスチール使うかぁ・・とか適当な丁度いい枝があれば使ったかもなぁ・・・って事が過去にもあったし、年に…

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■ MUKU-DATA 一位の枝 


時々必要になる木の枝アイテム
適材があればなぁ・・と思いつつ、まぁ角材で作るかぁ・・とかスチール使うかぁ・・とか
適当な丁度いい枝があれば使ったかもなぁ・・・
って事が過去にもあったし、年に数回お客様からの要望もあったりする。

変木としての床柱だったり、枝付き丸太だったりではないのでそれに比べれば正直、お金にならない。
でもあると都合がいいって事もあるよね、の枝

「枝」木支 ・・・ 「木支」 ねぇ・・

➡ 701 「枝」はなぜ「えだ」の意味か?(常用漢字論 白川漢字学説の検証)

➡ 小学5年生の漢字 枝 (Kanjilaboのブログ)


先日伐採した柿の木とこの一位の木(柿の木と一位を伐採
20本ほど軽く調理してみた。


例えば木製ドアの引手とか、、とも思ったが
待てよ、もうちょい更に小さな枝を残したままの方が、用途を勝手に限定せずにいいのではなかろうか?
考えるのはお客さんだからな・・
うちは木の素材屋、材木屋

あのボサボサの葉が付いた状態だとさすがにだけど
部分的にカットして、樹皮をある程度剥がしてあげて、
あとはそれを使うお客様にその使い方は委ねる。
これくらいな状態であればイメージもし易いでしょう。。

もっとキレイに樹皮も剥けるし、一位のオレンジ色の身も出そうと思えば手間をかければ出せる。
でもこれ位でやめて、あとはそれを使う人が考えてやった方がいい。
用途は様々だし
不必要な小枝があれば要らない枝は切り落とし、ツルツルにしたければもっと樹皮を剥がして磨けばいい。

だいたい出来上がったものばかり使っているから発想力が鈍りありきたりの一様なものしか
出てこなくなってつまらなくなってしまう。
大工ではなく取付け屋、表面だけ木を纏った貼り屋みたいな感じ見えてくる。

昔の建物を見て欲しい。(量産品がなかった頃の)
大工さんの木の使い方の創意工夫があちこちに散りばめられている。
昔の大工さんは木の使い方が上手かったんだなぁと分る。


そんな想いもあって、この雑な状態で敢えて止めているのも理由の一つ。
木の素材提供業者の材木屋としては、
ちょうど良い加減辺りかと勝手に考えているのだけど。。どうだろう?





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42155
栃 3.5m 厚みは薄めで仕上げてみる https://shibataya-mokuzaisouko.jp/mukuita/42121/ Fri, 10 Apr 2026 00:28:43 +0000 https://shibataya-mokuzaisouko.jp/?p=42121 ■ MUKU-DATA 栃一枚板 3.3~3.5m 500/600/700 厚み25/35/55mm 天然乾燥材 プレナー済み 5年寝かせ天然乾燥させて捩れも多少あったので、この2月に修正挽きを行う。厚めの板で見た目のバ…

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■ MUKU-DATA 栃一枚板 3.3~3.5m 500/600/700 厚み25/35/55mm 天然乾燥材 プレナー済み

5年寝かせ天然乾燥させて捩れも多少あったので、この2月に修正挽きを行う。
厚めの板で見た目のバランスもいまいちだったので
厚みを調整しながら2枚取りをして3枚の厚盤から6枚の栃に製材した。

共木の栃の板なんだけど半分に製材してプレナーをかけたら一方側の栃は純白で
もう一方はブルーが入り薄めのスポルテッドも出ていた。
1本の木なのに・・・
きっと傷んだ片側の枝が折れ、そこから雨水など浸入して
片側のみ朽ちかけはじめていた立木だったのかもしれない。

3m超えで仕上げ厚が70mm、80mmあるともうおっさん的には重くて取り扱いは結構キツイ
建築現場で一枚板が重いというのも
倦嫌される要因の一つかもしれないのですが・・
それが一枚板、本物の良さでもあるとも言える。。

体力的にキツイからの理由ではないのですが何となくこの栃、少し薄めの方がいいかもなぁ・・と
35mmとって25mm残し、120mm厚は55mm2枚
製材時に材の様子を見ながらこの栃は少し薄めに製材した。
薄めに製材するという事は価格も少しは薄めになる?っているかと思います。

そういえばしばらく前に、仲の良い県外の同業者さんと話している際に
厚めの板を買って半分に製材して2枚取りしている若い方が最近いると
話していたが、最近は良材が高くて手が出し辛いし
厚い板であれば高くても半分に製材すれば原価は 1/2になる訳で
まぁそれもありだなぁとは思っていた。

一枚板というと55mm、60mm、巾広はもっと厚いけど
薄めの一枚板も反りなど心配ない材であれば、ありかと思う。

厚いからといって何でも2枚取りで薄く製材できるかというと
木の素性、癖、木裏の傷など考慮してこの木なら大丈夫なはずの経験値がないと
「二兎(にと)を追う者は一兎(いっと)をも得ず」な結果になってしまうので
その点は注意してくださいね。


薄めなので現場の大工さんも扱いやすいかと思います。
タモ集成 4200 600×35mm フリー板
材木屋としては配達する際に重いので大変な素材の一つ
大体薄めの栃だとそれ位じゃないかなぁ・・

長さが3.5mっていうのもどうなのよ?
何で3.6じゃないんだ!?って聞こえてきそうだけど・・ だよねと思う。
もう20cm長く伐ってくれたらと思ったり

写真の右3枚は中間が約700mm弱 元で800mm以上あるのでカットして下半分はテーブル天板に使い
残った末の材はソファテーブルなどにも共木で使えるかと思う。

また一枚板テーブルでの板脚
脚の板材をもう一枚用意しなきゃいけないから、通常は高くついてしまうが
この3.5mであれば 2mを天板で使い、残りの1.5mを板脚用に使う事も可能

色々と考えるとコスパ的にも安めの一枚板かと思う。

天然乾燥でプレナー済みなので即使用可
一枚板は乾燥しててなんぼです。(未乾燥であれば乾燥機に入れ高周波プレスで水分も抜いて)
子供騙しのモンキービジネスなんてしてたらイカンよ。。
(清志郎はモンキービジネスだったのか??あれは皮肉か・・)

きっちりと品質管理された材で適材適所に使用して
是非身近なものとして本物の木を室内に取入れていただければと思います。





2月に厚盤の栃を修正挽き、更に厚い板を半割り製材






先月プレナー掛けを終えた材を整理して木材倉庫に立掛ける


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黒檀 端材 https://shibataya-mokuzaisouko.jp/persimmon-and-rosewood/42022/ Fri, 03 Apr 2026 08:45:02 +0000 https://shibataya-mokuzaisouko.jp/?p=42022 ■ MUKU-DATA  黒檀 端材  新発田屋木材倉庫にて販売中 いまいち引きが強くない黒檀なんだけど、、ほんと少なくなってきてるように思う。数年前まではまだ市場で昔の黒檀の床柱とか目にしたりしていたんだけど・・最近は…

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■ MUKU-DATA  黒檀 端材  新発田屋木材倉庫にて販売中

いまいち引きが強くない黒檀なんだけど、、
ほんと少なくなってきてるように思う。
数年前まではまだ市場で昔の黒檀の床柱とか目にしたりしていたんだけど・・
最近はあっても芯持ちの床柱
芯持ちだと、床柱とかその大きさで使うには使えるんだけど
細かくするには歩留まりがよくない。
中は結構割れが入っているから。。

しばらく前に買っていた黒檀の端材が本社にあったので木材倉庫へもってきた。
これらはきっと床柱の芯去り、芯持ちから木取りして木工用として細かく割られたものかと思う。

ホームセンターとかで販売されている唐木系のこれらの材は
多分、床柱から細かくされたものが多い。
かつては家で使われた材の主役
紫檀黒檀鉄刀木って言われたようにこれらは床柱としては最高峰の材だった。

5~6年ほど前までは国内にある本紫檀は、殆ど中国を中心に海外へ行ってしまったもんね。
うちですら中国のバイヤーから本紫檀はないですか?と問合せきてたし・・
本紫檀はほぼ見なくなったような気がする。

仏壇系では今でも黒檀系が輸入されているみたいだけど
これらは昔の黒檀とはちょっと見た感じが違っているから
なんちゃらエボニーとかいうものなのかと思う。


時間の合間にこの黒檀の端材、特に小さなものの材積を計り単価を入れる。
材積が少ないから、この位にしかならないんだねぇ・・と地味な作業
でも小さくても黒檀
柾目がクネクネしていたり、変わった木目があったり、、
小さくてもヤルね!あなたって感じで作業してる。

なんでもかんでも値上がりして
住宅の内装なんかは、もう米材なんて高くて使えなくなってるじゃない・・
栂とか、レッドシダーとか、まぁホワイトオークもそうだけど安かった頃を知ってると
ウソだろ?
あなたたちも、もう高級材の仲間入りな価格になってしまったねぇ~ って感じで

そんな高いんなら、もういいよ、ラーチ合板のままでとか
ラワン合板のままとか(ラワンも高いんだけど)
んじゃ何が安いん?
もう国産材、杉かなぁ・・ 

家業に入ってから、当時父がよく言っていた
昔から値段が変わらないのはタマゴと材木だけだって言葉
あれから30年以上過ぎたのに、今もそうじゃないかぁ・・ 杉さんよ

でも杉だって悪くない。良い木だと思うよ。
植林され手入れされてきたものは真っすぐで素直だし、
野生で育った天然物はそれなりに杢もあったり大きな節があったり野趣に富んでいる。

そういった杉で作られた内装の一部に
例えばですよ、引手とか見切りとか、装飾として
最高級材の黒檀を入れると、ちょっと良く見えたりしないかなぁ・・?
どこに置くかっていうバランス、センスだとおもうんだけどね。

それがいい風に見えたら杉も黒檀も活きるじゃんか?

そんな風に使っていただけるとありがたいと思っています。

もしも、そういった感じで、良い使い方、見せ方が出来て
多くの現場でまたそれが始まったとしたら
黒檀なんてあっという間に枯渇してしまうんだろうけど。。






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柿の木と一位を伐採 https://shibataya-mokuzaisouko.jp/craftsmen/41947/ Thu, 26 Mar 2026 00:04:20 +0000 https://shibataya-mokuzaisouko.jp/?p=41947 ■ MUKU-DATA  柿の木と一位 伐採  3/25 ご縁があって柿の木を伐って欲しいと連絡いただいたのが約1年半ほど前以前もこのことをここに書いたかもしれないが隣町のこの地域と弊社のある小須戸地区は昔から行き来があ…

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■ MUKU-DATA  柿の木と一位 伐採  3/25


ご縁があって柿の木を伐って欲しいと連絡いただいたのが約1年半ほど前
以前もこのことをここに書いたかもしれないが
隣町のこの地域と弊社のある小須戸地区は昔から行き来があったようで
伐採の件ではじめてお邪魔した際に色々と昔の話を教えていただいた。
弊社創業者の山セの清一曾爺さんの事も聞いた事があると言っていた。
この地域周辺の山から立ち木を買っていたようだし
ここから北へ3kmほどの辺りにも植林された杉山がある(今は荒廃しているのだが)
そういった事もあって、何だかとてもご縁を感じて
これはうちで伐採しなきゃいけないなぁと思っていた。

弊社は伐採業者ではないので専門部隊は持っていないので
お付き合いのある造園屋さんと伐採経験がある弊社の石川で伐採させていただいた。

柿は推定樹齢200年以上、一位は100年ほど
いづれも自分たちから見れば2倍3倍も生きている木

柿も一位も樹勢が弱くなり、家主さんたちは倒れると危険だからと伐る事を決めたらしい。
きちんと神主さんを呼んでお祓いも済ませているらしい。
私も庭屋さんも伐採前は塩で清め手をあわせてからの作業となった。
誰に教わるでもなく、樹齢のある木を前にすると自ずとそんな気持ちになってくる。

柿の木は枝枯れから中に雨水や菌が入り芯腐れを起こしていた。
土のような黒い塊は、黒柿の成分の残骸だ・・
もしも中が腐っていなければそれなりの杢が出ていた?のかもしれない。

一位は半分一方側の枝が枯れていた。
葉の付き方から一位ではなくキャラボクかもと造園屋さんが言っていたが
イチイ科イチイ属でイチイの変種のようなのでまぁ一位なのかもしれない。
枝を掃うと結構な量になるんですね、
私ができるのは下に落ちた枝を集めトラックで運ぶ作業
慣れない作業で作業後どっと疲れが出てきたのだが
樹齢のいった木を相手にさせていただいていたせいかもしれない。

柿の木は残念ながら中は空洞だったが、空洞だからこそ使えるものもあるかと思う。
なんせ樹齢200年、都度枝を刈られながら生き続けてきた幹の凸凹した様子はオーラを放っている。
樹齢50年、60年では出せない風格や歴史と時間
これを活かしてやらなきゃね。

一位の方も幹は勿論のこと、グネグネした枝も何かに活用できそうだ。
そっか先週末に福島から来られたお客さんの天板用の脚の1本に変化のある木の枝とか良いんじゃないでしょうか?
と提案したが、まさにそこにはぴったりかもしれない。

一位の木自体、目細でしっかりしているし、色もいいし
針葉樹では好きな木の一つだし、気品もあるし・・
素材としてなかなか面白いそうなものなりそうだなぁとワクワクしてる。
普通だったら廃棄処分されるのかもしれない枝だけど
ちょっと待て、使えそうだなぁと思う。
皮剥ぎ作業や素材として出せる状態にした時の販売価格など考えると
商売的には???だけど、猫屋新発田屋木材倉庫としては、これもありな素材かと思う。
好きだからこそできること。
木に関しては好きがあり過ぎて時間が足りないんだけど、少しづつコツコツと
皆さんに使っていただける素材へとなるように作ろうと思っています。


夜は花瓶に伐ったイチイの枝を指して一杯やりながら眺めていた。
素材として必ず生かすからね、と。

















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41947
黄檗(キハダ)一枚板 天然乾燥材 https://shibataya-mokuzaisouko.jp/mukuita/41886/ Mon, 16 Mar 2026 00:07:09 +0000 https://shibataya-mokuzaisouko.jp/?p=41886 ■ MUKU-DATA  黄檗(キハダ)一枚板 2.7m 天然乾燥材 Rプレナー加工済み SIZE 2.5m~2.8m 巾600mm前後 厚60mm程度 ちょうど3年経過したキハダにプレナー掛けをして倉庫に立て掛けた。丸…

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■ MUKU-DATA  黄檗(キハダ)一枚板 2.7m 天然乾燥材 Rプレナー加工済み

SIZE 2.5m~2.8m 巾600mm前後 厚60mm程度

ちょうど3年経過したキハダにプレナー掛けをして倉庫に立て掛けた。
丸太から製材された板を樹皮を剥がして虫が入り難いように処理して割れ止めを塗り
桟済みをして眠らせる。
眠らせている板たちは定期的に点検して必要に応じて防虫する。

そろそろ乾いてきたころだし、一旦削ろうかと奥から材を出して表面を削る。
やはり結構反りが出ている。
木の癖はなかなか抜けない。
こうしてある程度乾いた板を削り、今度は倉庫内に立掛ける(ものによっては木裏側を手前にして立て掛ける
これは変な癖がつかないように、逆反りの方がまだ木表側を使う際に都合がいい)

そして削られた一枚板たちは更にまた少しだけ癖を出し反る。
最終的に仕上げる際は更に再度プレナーをかけ、サンダーで仕上げる。
弊社の場合、プレナー掛けは殆どの材に2度行っている。癖を抜く為に。

製材後の流通段階で誰が乾かすか?
目に見えない時間をどの段階で誰が請け負うか・・?
これは価格に反映し辛いが無垢材、一枚板にとっては一番大事な工程でもある。

弊社みたいな天然乾燥を終えてから出荷する材木屋もあれば
生材のまま販売して工務店さんがその天然乾燥期間の時間を費やすところもある。
一枚板市場で出てくる材は殆どは挽きたての生材
まだ癖が出る前に売り切ることが多い。

栃の虎杢、縮み杢も挽き立ては美しいが、あの杢目部分は早く割れ止め等の処理をしないと
ピリピリ割れてしまう。
折角の銘木、美杢が手入れ如何で台無しになってしまう事も多い。
材を知ること、良く観察していれば分かることである。
神代木なんてまさにそれで、挽き立ての乾かないうちに販売できれば
見た目の状態は悪くない。
問題は乾燥かと思う。
バキバキグニャグニャ・・何度も経験済みだし都度心が折れる。

プレナーを掛け終えたキハダを一枚一枚確認しながら
あれだけ頑張って手入れしたのにやはり数カ所虫穴があった。
キハダも虫は大好物な木、美味しい木なんだなぁ・・

硬く過ぎず適度な質感、この木も良い木だなぁ・・と実感する。
手をかけてきたからこそ感じ得ることかと思う。


直ぐに売りたい、使いたいという気持ちは分かるが
その先を考えると結果は悪い方向へいく。
我々が適切な使い方を示してこなかったから一枚板、無垢材が厄介な存在として
隅へ追いやられてきたんじゃないのかな?
天然素材、自然素材、環境問題等を掲げてそれっぽく商売しているところをみると
なんだか笑ってしまう。。
何が環境問題だよ、何が天然木だよって・・
それっぽいだけだろと見えてしまう。(批判ではなく、)

扱い方の問題、扱う側の問題で木はちゃんと手入れを怠らずに
適所に使えばそれに応えてくれる。

何でそこまで固執するのか?
言われるのが嫌だから、弊社から出た一枚板類、可愛がってきた板たちが輝いていて欲しいから。
過去に何度か割れたり反ったりを経験したから出来る限りの手入れをするがそれでもまだ失敗する。

つい先日も縮んで割れてしまった事があった。
神代欅の柾目4枚ハギテーブル。
柾目は縮み難いし反り難い。
一日中エアコンを付けている飲食店に納めたテーブルだったが
送られてきた写真を見ると柾目部分から変な割れ方をしていた・・??
現地に補修に行って現物を見て原因が分かる。
裏桟に反り止め用として入れてある鉄のCチャンに少し縮んでしまった神代欅がめり込み
鉄に押されて柾目部分から変な割れ方をしていた。
8年寝かせて神代欅だった。
しかも目細な柾目の4枚ハギ
加工屋さんは左右両端に一分(3mm)の隅間を設けていたというから全体で6mmは縮んでしまった事になる。
柾目もこんなに詰るのかなぁ・・と
そしてCチャンを埋め込む為の遊びを左右6ミリづつ設けていれば
あの割れは回避できたと思う。
毎日木を扱っていてもまだまだ新たに知る事がある。

可愛がって手をかければかけるほどそれに応えてくれるのが木、木材、かと思う。
なるべく少しでもいい状態で次へ手渡すのが我々の仕事。

新たに削ったキハダたちを見て触り、やっぱ木はいいよなぁと思う。
よし、めげずに頑張ろう!と前向きになれるのは木のおかげ。












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木材倉庫音酒場 https://shibataya-mokuzaisouko.jp/mokuzaisouko/41851/ Sun, 08 Mar 2026 23:33:40 +0000 https://shibataya-mokuzaisouko.jp/?p=41851 ■ MUKU-DATA  新発田屋木材倉庫  3/7 22:00~25:00 いつも木材倉庫へお越しいただきましてどうもありがとうございます。 先週土曜日、通常通り19:00閉店後に若い音楽好きな方々が遊びに来てくれて、…

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■ MUKU-DATA  新発田屋木材倉庫  3/7 22:00~25:00

いつも木材倉庫へお越しいただきましてどうもありがとうございます。

先週土曜日、通常通り19:00閉店後に
若い音楽好きな方々が遊びに来てくれて、ハウス、ソウル、レゲエ、ダブと
なんとなくクラブの真似ごとみたいな場となりました。

照明も暗くしてスポットで材木たちを部分的に照らして
おもちゃ程度のレーザービームを使い、スモークマシーンは本物のダルマストーブの煙が
丁度いい塩梅で全体が霞んでいました。(命がけのDJプレイ?)

異空間、非日常、木と音楽・・

特にイベントとして行った訳ではなくなんとなくノリで。。。

常連客のDIYのT氏は元調理人で、
過去には急遽ゲリラ的に焼き鳥を焼いてくれたこともあり
御来店いただいた皆さんに美味しいと好評でした。
これも、木材倉庫と焼き鳥??
何の関連も根拠もありません。
元調理人T氏がおもてなしする事で自身が満たされる
人に喜んでいただく事で自分も嬉しいということで勝手にやってくれました。

木材倉庫のNがコーヒーを煎れる行為と同じなのかと思います。

過去にはタップダンサーが木の上でステップしてくれた事もありましたし
ダンサーが多くの木材が眠るこの倉庫で踊ってイメージビデオを撮りたいと言われた事もあります。

自分にとっては日常の当たり前のこの倉庫が
木の素材の状態をはじめて見る人にとっては別なものに見えるのかもしれません。
加工される前の材木たちを見ていると毎日ここに居ても
確かに、何か創作意欲を掻き立てられていろんな事の想像がはじまります。
木は脳と心を刺激してくれる素材なのかもしれません。

特に何かに拘って、狙ってこういった事をやっている訳ではなく
自然発生的に・・を大切にしています。

木材倉庫の木々たち材木たちも多くの人たちが来てくれることを
喜んで歓迎してくれているようにも感じます。

ところで土曜日の若者たち、音楽ばかりに夢中になって
何か材木でひっかかるものとか感じてくれたかな・・・?

否、そんなことも別にどうでもいいんです。
もしかして、ある日突然に木に意識がいく時がくるかもしれませんし
身近なものとして直ぐそこに居てくれるのが木や材木たちですから。。


これからも自然なノリで、いこうと思っています。



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欅にエイジング加工 https://shibataya-mokuzaisouko.jp/wooden-platform/41814/ Thu, 26 Feb 2026 23:42:24 +0000 https://shibataya-mokuzaisouko.jp/?p=41814 ■ MUKU-DATA  欅材 帯鋸目+古色仕上げ  部材取りにと残してあった欅材最近、倉庫内の小さめの材も整理しているが・・これどうしようかなぁ・・って材は後回しになって溜まってくる。これじゃいけないと、目につくものか…

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■ MUKU-DATA  欅材 帯鋸目+古色仕上げ 


部材取りにと残してあった欅材
最近、倉庫内の小さめの材も整理しているが・・
これどうしようかなぁ・・って材は後回しになって溜まってくる。
これじゃいけないと、目につくものから使える?使っていただけるような何かへと
手を加えている。

なんてことはない欅の短材だったが、目が細かい訳でもなく木目が面白い訳でもなく
唯一の特徴はその昔梁材か何かに使われていて
欠き込んだ手仕事の跡が残っている事か・・

古民家で使われいた訳でもないので煤けて黒光りしていたのでもなく
少しグレーに色が変わっている部分があったりのただ単に古い欅の短材

用途としての見立ては
・土間等段差のある箇所におく敷台
・もしくは大壁和室の畳に床の間風に使う置き床(おきどこ)
  畳間でなくてちょっとした空スペースのある場所に置く飾り台など
  白い陶磁器が映えそうだ・・
この2点ほどしか思いつかなかった。。

先ずは木表面がグレーに変色していてただ単に古くて汚く見えたので
帯鋸で表面を擦り落とし、帯鋸目の痕をそのまま残すことにした。

そして古色のウッドワックスで着色
一日置いて眺めてみたがグレーがかったただマットな色合いがいまいちだったので
サンダー(#180)で部分的に艶を出してみた。

出っ張りの部分が削れるので帯鋸目の盛っている鋸目部分が白くなった。
サンドペーパーは直ぐに目詰まりをするがそのまま使う事で
妙な艶が出てきてだんだん古材風になってきた。
もう少し茶系の赤味の色が欲しかったので別なワックスを少しだけ上塗りして
再度磨いた。

まだまだもっとそれなりの雰囲気を出せたが、
そうそうこれに手間もかけられないし、こんな作業はDIYでどなたでもできる事なので
この辺で止めておいて、あとはお客さんの手とセンスに委ねようと思う。

多分だけど、もっと磨きをかけ、何度か好みの色を加えて更に磨く
完成してからも今度は乾拭きしながら艶をだしていくと
どこにもないオリジナルな欅の塊になるのかと思う。
その点、木、材木や木製品等はお客さん自身が育てていくとも言える。

是非皆さんにもやってみてほしい。





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樫の木 牡丹杢 一枚板 https://shibataya-mokuzaisouko.jp/mukuita/41799/ Wed, 25 Feb 2026 23:27:42 +0000 https://shibataya-mokuzaisouko.jp/?p=41799 ■ MUKU-DATA  樫 牡丹杢 3.3m 540~650mm程度 厚45mm 天然乾燥材 5年ほど乾かしていた樫の木を製材した。樫の丸太の木口に入った黒い模様が牡丹の花の輪郭に見えることからそう言われているのかと思…

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■ MUKU-DATA  樫 牡丹杢 3.3m 540~650mm程度 厚45mm 天然乾燥材


5年ほど乾かしていた樫の木を製材した。
樫の丸太の木口に入った黒い模様が牡丹の花の輪郭に見えることからそう言われているのかと思う。
製材すると材面に黒い縞模様が入り、ウネウネとした模様が躍動感を与える。

重くて硬い樫の木
厚み60mm程度に修正挽きできたのですが、取り扱いなど考えて、粗木の状態で45mm厚とした。
製材時、節のある部分を帯鋸が通過する際に鋸の刃を傷めてしまい切れなくなって
部分的に帯鋸目の痕がくっきりと残ってしまった。
切れなくなった鋸は抵抗を受けて横に逃げていくので一旦取替えした。

その後プレナー加工を行おうと思ったが
否、待てよ・・ この板に関しては帯鋸目のまま使うのもありかもな・・とそのまま立て掛ける事にした。

スベスベツルツルした質感も良いが
細かな凹凸のある帯鋸目の触り心地も悪くはない。
そのカウンターやテーブルがどういった目的で使われるかで
最適解の仕上げを考える。

指から伝わる質感と凹凸のリズム
30年、50年と使われ続けていく未来を想像して適材適所へ行く事、使われ方を考える。





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謎木・銘木のDEEPなコーナー https://shibataya-mokuzaisouko.jp/mokuzaisouko/41755/ Mon, 23 Feb 2026 00:03:14 +0000 https://shibataya-mokuzaisouko.jp/?p=41755 ■ MUKU-DATA  迷木DEEPコーナー 新発田屋倉庫内 大工さんや木工屋さんが作り易く丸太を製材してそれぞれの作るものに必要な分増しされたサイズを製材するのが材木屋、製材所の仕事なので、木から製材して、その先の前…

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■ MUKU-DATA  迷木DEEPコーナー 新発田屋倉庫内


大工さんや木工屋さんが作り易く丸太を製材して
それぞれの作るものに必要な分増しされたサイズを製材するのが材木屋、製材所の仕事
なので、木から製材して、その先の前工程で使える材とするから「材木」というのかと思う。
(弊社みたいな小さな製材所はどんどん廃業していって、今は既製品を上手く使いながらの
モノ作りが実際は多いのですが・・)

それで、材、作る人が使い易く製材された材木、、以外で
この切れ端どうしよう・・?
すげぇいい味出してんだけど、木工部材にもならないよね・・って
ジャンル分けできない木がどんどんと溜まってきた。
もしかして他所であれば捨てられる、材としての用途をなさないので廃棄されてしまう
木の断片たちかもしれない。。

変な形の木、これ何に使うの?
用途が定まらなければ使いようもなく、でも何か凄いものを纏っているって木

え、木でそんなのあるんだぁ~ 何に使えるかわからないけど
知らなかったし面白そうだから持っておくかぁ・・
過去から少しづつ行き場が定まらずに溜まってきた
そんななんて言ったらいいのか分からない木たちのコーナーを設けてみました。

栃の根っ子にできる幻の瘤、
孔雀杢の黒柿なのに薪割りされて燃やされる寸前にレスキューしたもの
水車板、木の皮、湖から流木ハンターが引き上げた湖木、埋れ木端材など
これら何に使えばいいの??
って木の素材たち参上です。





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神代欅 丁物 https://shibataya-mokuzaisouko.jp/zaimokuya/41714/ Wed, 18 Feb 2026 23:29:59 +0000 https://shibataya-mokuzaisouko.jp/?p=41714 ■ MUKU-DATA  神代欅 部材取り用 しばらく前に割れ止めを塗って片付けておいた神代欅の細かな材目詰まりがいいので何か木工用の部材取りにできそうかな・・ 角材に製材し直し床の間等の框材にもいけそうだ。黒い色は畳床…

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■ MUKU-DATA  神代欅 部材取り用


しばらく前に割れ止めを塗って片付けておいた神代欅の細かな材
目詰まりがいいので何か木工用の部材取りにできそうかな・・

角材に製材し直し床の間等の框材にもいけそうだ。
黒い色は畳床の床框には締まりそうでいいかもしれない。

材を確認しながら必要箇所に割れ止めを塗る。

この部材はどこへ向けるのがいいだろうか・・・ と常に想像する。

想像した事は実践として使ってみたいが
機会は頻繁には訪れてくれない。
材を仕舞う想像の引出しからも材が溢れ出ていて整理できずにいるが
それでも想像を続ける。

お客様の要望と近づいた時に、
材木を手に取り想像していた事が言葉となってはじめてその材をご提案できる。

100想像のうちの1回も訪れない材も多い。

想像力と創造力がぜんぜん足りていない。

空っぽの脳ミソなのにオーバーヒート気味
もっと遊ばないといけない。。
過去の「材木とは」にまだまだ囚われているんだと思う。

もっと自由に柔軟に だ。



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