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反り捩れ - 新発田屋 木材倉庫 https://shibataya-mokuzaisouko.jp Fri, 21 Aug 2026 00:25:35 +0000 ja hourly 1 https://wordpress.org/?v=6.8.8 https://shibataya-mokuzaisouko.jp/wp-content/uploads/2020/07/cropped-icon2-1-32x32.png 反り捩れ - 新発田屋 木材倉庫 https://shibataya-mokuzaisouko.jp 32 32 180542900 桟積みした材木を出して状態を確認 https://shibataya-mokuzaisouko.jp/mukuita/42840/ Fri, 21 Aug 2026 00:25:31 +0000 https://shibataya-mokuzaisouko.jp/?p=42840 ■ MUKU-DATA  桜 4m材 現状天然乾燥2年半 一枚板天板やカウンター等で、まだ製品になる前に材木屋等に、見積りするので写真など送ってくれませんか? と依頼しても延々と返事が来ないっていう経験はありませんか? …

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■ MUKU-DATA  桜 4m材 現状天然乾燥2年半

一枚板天板やカウンター等で、まだ製品になる前に
材木屋等に、見積りするので写真など送ってくれませんか? と依頼しても
延々と返事が来ないっていう経験はありませんか?

直ぐに出せる場所、既に半仕上げにして価格表示して並べてあるもの、それらは
写真を撮っておくればいいので、その日のうちに写真や見積りなど送ることができるのですが・・

いい訳じみて聞こえるかもしれませんが、、
これがなかなか大変な作業でして、、、
全国の一枚板をストックしている材木店さんの代弁的な意味合いもあったり、
決してご要望を無視している訳ではないって事なのです。


今回の例で言えば、桜で階段材を作りたいと・・
側板、踏板全て。
踏板は大体は900mm以下でいいのでそれはどこの材木屋でも何とかなるだろうけど
側板となると4m材、、
桜は皆さん御存知のように杉や桧、広葉樹でいうと欅みたいに比較的直材の長めの幹があるものは
多くはないので、、4m材ってなると結構そこでハードルが上ってくるのですが・・

桜で作りたい拘りがあったようで、、
当初は今は適材はないかなぁ・・程度だったのですが(天乾中のものがあったのですが)
電話でお話していると、、なるほど「桜」に拘る理由も分かったので
あることはあるのですが、現在天然乾燥中で桟積みして2年ちょい
まぁ箱型に組んでしまえば、、何とかなるかもしれないけど
現状はあまりお勧めはできないような話をさせていただきつつ
因みに価格もこれ位はするからとお話させていただき
大工さんと再度相談してみるって事で数か月過ぎたかと思う。

やっぱり桜が使いたいと再度連絡がきたので、、んじゃぁと重い腰?を上げ
奥から出して材質等を確認する事にした。

桟積みをばらして一枚一枚、材の確認の為に並べる。
炎天下、薄くなった頭が熱すぎる。。。 眩暈がする。

暑すぎると人間は細かな部分の注意力が散漫するものだなぁ・・
何かを作る訳ではないけれども、使えるかどうかの木のチェック項目って結構あって
(割れ、反り、虫、厚み、小ヒビ・・・)

この桜、割れは思ったほどではないけれどもネジレがキツイ・・
捩れに対して上からの荷重が少なく捩れる事ができたから割れが少なくて済んだとも
言えるのですが・・
木は素直で正直だからね。

踏板はこの桜でなくても別な桜から木取りはできるが
4m材の側板、仕上げ厚35mm これが果たして仕上がるのかどうか?
実際に製材機に載せてみないと何とも言えない。
現状粗木で70mmほどあるけど、、 両面平らにすると厳しいかもしれないが、、
まぁここまで出したんだからやってみるか って感じ。

お客さん待たせて奥から何とか出して、数年眠っていた材が使えるかどうか材質を確認して
ありゃ、やっぱり使えなくて、待たせたお客さんをがっかりさせてしまう・・・
って事になると最悪でしょ・・ よくある話なんだけど。。

これと同時に1年ほど前に問合せをいただいていた神代桂も直ぐ近くにあったので
そちらも1年ぶりに恐る恐る写真を送り、電話。
(今頃、遅いよ、もうとっくに用事が足りたよ、もうその木は興味が薄れた・・
その程度のことを言われても仕方ないんだけど・・
そういったお問合せをいただいているのが何件かあって
いつも頭のどこかに残っていて・・
あぁ悪いなぁ・・ やる気ないって思われてるなぁ・・とかね
そんな感じ)
んで神代桂の件で、電話したら
昨日丁度、9月になったら見に行こうかなぁ・・って思ってた(県外の方で初めての木工所さん)
って返事に遅くなり過ぎてすみませんという気持ちと材木屋の事情(っていうか弊社の事情か)
を理解してくれていたんだってことに安堵。。

これらの桜と神代桂の作業で約半日ちょい。
せっかく作業しても待たせたお客さんのご要望にお応えできなかったって事も多々あったりで
ちゃんチャン・・終了となることもある。

同業の県外の一枚板を多くストック材木屋なんて
桟積みされた膨大の量のストック材の中から、2~3人で半日以上かけて
選択できる適材を数枚用意しているところも数軒知ってるけど
なかなか皆さんそれらは悩ましく苦労されているようです。
見に来るお客さんの方も、その事情が分かるとプレッシャーだよね。
自分なら悪いから、気に入ったものがなくても、買ってしまいそう。。

別な同業者さん(県外)は写真は一切送らない。
決まったためしがないってところも数軒ある。

家具屋さんで購入する一枚板とは違って
製品にする前段階なので、なかなか色々とあるんですよね。。

愚痴じゃなくて、昨日作業しながら、いつも長~~~~く待たせたり
ご要望にお応えできない事も多くて、
それに労力も使うし・・
お客さんには悪いし、なんかもっといい方法ないかなぁ・・と

大きな倉庫があると、解消できそうだけど
それはそれでまた散らかってしまうかもですね。

そんな感じで桜、製材機に載せてみて捩れた両面を擦り落とし
4mの35mm厚に仕上がるかどうかやってみますね。
取れなかったらごめんなさいで許してくださいね。




  

上記は桜4m材

下の写真は神代桂
木工の小さなものであれば部材取りできるが割れも多く腐れもあるので
歩留りはかなり悪いよね。。
これって必要な部材取りはできるのかなぁ・・
使えるようであれば是非とお話しておいた。



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42840
スポルテッド樺 刺さるもの https://shibataya-mokuzaisouko.jp/mukuita/41015/ Tue, 02 Dec 2025 00:14:42 +0000 https://shibataya-mokuzaisouko.jp/?p=41015 ■ MUKU-DATA スポルテッド樺 2.8m 巾500mm前後 天然乾燥材 プレナー加工済み  3年半眠らせておいたスポカバを数枚プレナー掛けして立て掛けた。製材後に見た当初は、これはものになるかなぁ・・・ またやっ…

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■ MUKU-DATA スポルテッド樺 2.8m 巾500mm前後 天然乾燥材 プレナー加工済み 

3年半眠らせておいたスポカバを数枚プレナー掛けして立て掛けた。
製材後に見た当初は、これはものになるかなぁ・・・ またやっちゃった(失敗)かなぁ・・とも思ったが
割れ、腐れ、スポルテッド模様、黒筋模様、揺れる樺の木目に沿って表れたその表情は悪くはない。

今朝の日経新聞文化欄に「NY道端のカケラ集めて」(上松祐司さん)の記事を読んでいたら
(自分はこの方を知らないが)
ニューヨークの道端に落ちているカケラ(いわゆるゴミ)をタバコを包むセロハンに入れて
作品にしているらしい。
人はなぜ「ゴミ」とさげすむのだろうか。路上で崩れて異形の断片になり、この街を生き抜いている無目のモノたち。
と感情移入する。
50を過ぎて展示を重ね、アーティストと呼ばれることが増えたが心から喜ぶこともできない。
型にはまって仕事をムリにこなした後、やっぱり無心のカケラ拾いで自分を取り戻す。
そして
名前があること、「有名」とはどういうことか。
「1日」とは何なのか。
と続く。

スポルテッド樺が路上の隅に追いやられたカケラではないけれども
銘木業界の枠で括ってみた時には決して銘木とは言い難い・・

丸太市場を見ていると端っこに放置された朽ちかけの丸太など
大概、どこにでも目にすることができる。

変形、腐れ、扱い辛いなどの理由で後回しにされている、もしくは置き去りに放置されている状態
弊社にだって、そういった丸太や材が少なからずある。
自分自身を含めて、お付き合いのある周りの人たちはどこかそれに近いように思える人たちが多い。
どーぞ、お先に、、 どーぞ、どーぞと
道を譲って、多くの人たちはずっと見えなくなるほど遠くへいってしまっている。

しまっている・・・
しまっている・・・というよりは、むしろそんなところに巻き込まれたくないから
望んで、そうしているのかもしれない。

材木を扱う立場からすると、
こういった材に触る事で、心の奥に突き刺さるものを感じて感情は揺れて痛々しくもなり
そして本来の自分を取り戻している。



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41015
天然乾燥中の捩れた神代栗 https://shibataya-mokuzaisouko.jp/characteristics-of-wood/40226/ Mon, 25 Aug 2025 00:06:59 +0000 https://shibataya-mokuzaisouko.jp/?p=40226 ■ MUKU-DATA  天然乾燥中に捩れた神代栗 お盆休みは普段できなかった倉庫整理、新しく製材した板類は奥へそろそろ天然乾燥期間を終え、これから加工してもいい材は手前にと定期的に入れ替える作業をおこなった。 この神代…

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■ MUKU-DATA  天然乾燥中に捩れた神代栗

お盆休みは普段できなかった倉庫整理、新しく製材した板類は奥へ
そろそろ天然乾燥期間を終え、これから加工してもいい材は手前にと
定期的に入れ替える作業をおこなった。

この神代栗は 2021年7月に製材したものなので
4年が経過してそろそろ木取りして使える木材にしてもいいだろうと・・
奥から手前に出した材
製材時、ある程度は捩れるだろうと思い
100mm等、通常の一枚板を製材する時より厚く製材しておいたものだが
このありさまだ。。・・・

これじゃあ、両面製材機で摺り落として平らな一枚板を取ることも
この状態では不可能だ・・・
高周波プレスをかけて平らにするか、、、
その際に割れの部分は確実に広がってしまう。。
じゃあ、部分的にカットしながら部材用として木取りしておくべきか・・?
悩みどころではある。

材はこちらの思い通りには乾いてくれない。
木は正直かと思う。
旋回木を板挽きするば、おおよそ殆どは立木だった時に同じ方向に
反りが生じてくるものだ。
桜なんかはこの旋回木が多い。

仮にこの神代栗の乾燥期間中、桟入れしたこれらの上に
決して捩れないように重量のある重いものを載せていたらどうなったか?
何度かそういった事も試みているが、
捩れる力を抑えらた板たち、そのパワーは外ではなく自身の内側へ向かい
結果、各所に大きな割れが生じてしまう。

木のパワーは凄いんですよね・・

抑えなけらば自由奔放に反り上がり、身動き取れないほどに抑えれば
それは内へ内へと向かい、大きく割れてしまう。。
やっぱり人と似てるなって・・

先代が言っていた、人と木は同じって言葉
こういった事も含めてのことなんだろう。





しかし、よくもまぁ、この状態で崩れずに
バランスとりながらキープしてるよねぇ

いつだったら、山形の裏路地の飲み屋街を歩いていた時、
酔っ払いが、前からふらふらと歩いてきて、
あぁぁ・・ 倒れて転ぶ~~~~って思って心配してたけど
斜めになりながらも目の前を通過していった人を
その夜、偶然?(山形の人って多いの?)にも二人見てんだけど
山形の人、スゲェーって思った事を、この状態の神代栗を見て思い出した。

絶妙なバランス!

ついこの前、挽いたばかりの柿の木なんて、
一部はもうこんなに反り上がってしまった。。




こっちは神代栃、この程度の反りであれば
まぁ何にでも材を向ける事ができる。
但し、中に割れがけっこう入っている。




あるがままに・・・







ゆっくり静かに乾いてくださいねとお願いしつつ
新たに製材した板類は桟積みして奥へ保管
数年後、またお会いしましょう。

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40226
柿の木 一枚板 https://shibataya-mokuzaisouko.jp/persimmon-and-rosewood/40123/ Mon, 11 Aug 2025 00:44:03 +0000 https://shibataya-mokuzaisouko.jp/?p=40123 ■ MUKU-DATA 黒柿 L=1.5m前後 厚35mm 天然乾燥材 プレナー加工済み 1週間ぶりのブログに更新になってしまいました。休日祝日以外は、ほぼ毎日どうでもいいような日常扱う材木や木の事を更新しているので数日…

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■ MUKU-DATA 黒柿 L=1.5m前後 厚35mm 天然乾燥材 プレナー加工済み

1週間ぶりのブログに更新になってしまいました。
休日祝日以外は、ほぼ毎日どうでもいいような日常扱う材木や木の事を更新しているので
数日更新が滞ると、何かあった?具合悪い?など
連絡いただくことがありますが、普段通りに
毎日毎日、毎日と木を扱っています。
先週はお盆休み前で、色々と用事も多くバタバタしていましたが
変わらずに毎日、木を触っています。
昨日も今日も休日ではありますが
木材倉庫が散らかっており少しづつ片付けながら整理整頓していました。
お盆休みは特に予定もなく、雨マークも多いので
倉庫整理、材の養生など普段やりたくてもなかなかできなかったことを
少しづつやろうと思います。

本社の事務所に保管していた黒柿類がそろそろ乾いてきたので
表面を削って(プレナー加工)
木材倉庫にデビューです。
黒柿、・・・
こんな模様を黒柿と言うな!と
極上黒柿マニアの方々にはお叱りをうけそうですが・・
なかなか極上孔雀杢黒柿に出会う機会も少なく
それが市場であったとして、到底手の届く範囲を大きく振り切った金額で・・

柿の木に黒が入った程度の黒柿と申しましょうか・・
庶民派黒柿と言ったらいいのか・・

それでもこうして1本の丸太から挽かれた柿の木の模様を見ていると
どれも個性的で愛おしく思えてきたりします。
丸太を製材して虫が入るといけないので皮を剥がし(それでも入る)
反りや割れを押える為に割れ止めを塗り(それでも割れて反って暴れられ)
挫けずに、そろそろ乾燥してきたところでプレナーをかけてデビューさせる訳でして
手をかけた分、どれも大切な一枚一枚に思えてくるのです。

杢目だけでみれば、極上孔雀杢の足元にも及びませんが
墨が流れたような雑な模様
これを最大限に活かすには何へ向けるのがいいのか?
そしてその完成したものが、
極上杢では出せない良さ、こっちの黒柿だったからこそこの味わいが出たよね
っていう物へこれらの材を向ける事ができれば・・
といった想いです。

お金を出せば買えるモノから
お金を出しても買えない、アイディアとセンスで
是非、これらの柿の木たちを活かして欲しいと思っています。

まぁ木の素材供給者としてうちらしいと言えば弊社らしい黒柿という事で・・・


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40123
神代欅の敷板 https://shibataya-mokuzaisouko.jp/wooden-platform/39553/ Mon, 16 Jun 2025 23:26:31 +0000 https://shibataya-mokuzaisouko.jp/?p=39553 ■ MUKU-DATA  神代欅 約800×300×40mm 以前知人宅へ納めた神代欅の座卓を触りに頻繁にご近所さんがお茶を飲みにくるらしい。その方を連れて木材倉庫を訪れた際に、たまたま選んだ木材がなんとその座卓と同じ丸…

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 MUKU-DATA  神代欅 約800×300×40mm

以前知人宅へ納めた神代欅の座卓を触りに
頻繁にご近所さんがお茶を飲みにくるらしい。
その方を連れて木材倉庫を訪れた際に、たまたま選んだ木材が
なんとその座卓と同じ丸太の共木の神代欅。。。

倉庫に数ある材木の中から、そんな偶然があるだろうか・・?
って事がこの仕事をやっていると
いちいち全部ここでは書かないが、本当に多い。
たまたま?とは思えない事が良く起きるので
「木の方が呼んでいる」というのはこの業界人が良く使う言葉でもある。

新潟から出た神代欅、製材後に割れ止めを塗り
もう製材後8年が経過した。
その間に割れも出るし、歪みもあるし、部分的に材が縮み窪んでいるし
木口は凸凹になっている。

両木口をカットしてプレナー掛けすればキレイにはなるが
このまま自然の形で歪みを残し、木口もこのままサンダーで磨く。
勢材時の帯鋸目も残しつつ手に棘が刺さらない程度の仕上げでいいというので
加工屋さんへ出すまでもなく私自身でサンダー掛けをさせていただいた。

無塗装も良い感じの色合いだが
オイル塗装ご希望の事だったので塗り込むと更に色は黒くなる。
新材なのに古材のようで、歪みや割れなど良い感じだなぁと思う。

お茶道具を載せておく敷板として使うらしい。
この感じは陶磁器にもあいそうなので
湯吞茶碗を置いてみる。
いいと思う。

自然に歪んだ曲線、製材の帯鋸の痕が残る材面、そして質感。。。

知人宅へ持って行き見てもらい、緑の植物も載せてみる。
こちらも悪くはない。
地味な板でありながら上に置かれたものをしっかりと受け止めてくれている様子
名脇役としてはピッタリ適材かと思う。

これでご近所さんは知人宅へお茶を飲みにくる回数が減ってしまうだろうか・・
いやいや、これからも更に兄妹の共木にも会いにくるような気がする。




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39553
黒柿の乾燥過程を観察 https://shibataya-mokuzaisouko.jp/persimmon-and-rosewood/39228/ Thu, 22 May 2025 00:13:31 +0000 https://shibataya-mokuzaisouko.jp/?p=39228 ■ MUKU-DATA 黒柿 1.1m 巾200~300mm t35mm 未乾燥材 木裏 何度も言うが弊社に極上の黒柿の在庫はない。。。極上となると高過ぎて手が出ないし丸太もそんな高い丸太を買って製材後使えるようになるま…

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■ MUKU-DATA 黒柿 1.1m 巾200~300mm t35mm 未乾燥材 木裏

何度も言うが弊社に極上の黒柿の在庫はない。。。
極上となると高過ぎて手が出ないし
丸太もそんな高い丸太を買って製材後使えるようになるまで乾燥させる術を知らない。ハイリスクでローリタン😱
黒柿に関しては、ほんとあれこれと皆さん言われる事が違っている。
ベターな方法があるのかもしれないが失敗の繰り返しの末に出た結論を
そう易々と教えてはくれないのかもしれない。

材種の事を一通り覚えてくると、多くの皆さんが一度は通る黒柿の道
自身も一時、この縞模様に魅了され小さな材や丸太を買っていた事があるが
どれも乾燥過程で割れたり反りが大きかったり、虫も入り易く
扱い辛い材種の一つかと思う。

黒柿に関して調べていくと「水中乾燥」というワードが出てくるが
実際に水中乾燥していた人の話では
貯めているプールが臭くなるので水を小まめに変えた方がいいと言っていたが、
溜め池の水の方がいいとか、小川にチェーンに繋げて沈めているとか・・
色々な話を聞く。
自身は水中乾燥を試みたことはないので答えは持っていない。

製材され市場に出てくる板の多くは全面に割れ止めをべったりと塗られているものが多い。
製材直後、製材直後割れ防止、
更に割れ止めを塗ることで杢目もクッキリして見栄えもいいので
皆さんそうしているのだろうけど
それが果たしていいのかどうか?

丸太を製材後、割れ止めを全面塗って尚且つ反らないように桟済みした黒柿の上に
重し代わりに別な板類を載せているが
それでも反ることもある。柿の反る力は強い。
反れない板は逆に力の逃げ場を探して板が大きく割れてしまう。

本社脇の保管庫にも小さめの黒柿の板を数十枚置いて観察している。
割れ止めを塗ったもの、あえて塗らないもの
製材後半年~1年程度の大きく反る手前の半乾燥のもの数枚プレナー掛けしたものもあるが
そちらの木の方が反りは少ない。
丸太によって個体差はあるのだろうけど
何が正解か、、、何が一番いいのか、、現在進行形で観察している。

先日一枚板を多く扱い高周波プレス機を持っている同業者さんと話をしている中で
高周波プレスに関しては共木の2枚を一枚はプレスして、もう一枚はプレス無しで
削り加工した後の反りの様子を見ているが
残念ながらプレスした一枚板の方がその後また反りが生じていたのだが
先日の話の中で、あまり天然乾燥し過ぎた板は高周波プレスの効き目が薄いような話をされていた。
なるほどなぁ・・確かにそれも一理あるだろうなぁと思った。

黒柿に関しては、もしかして割れ止めを板目に塗り
半年~1年程度のまだ乾ききらない半乾燥な状態で
一旦、高周波プレスに入れると意外とその後反りは少ないのではなかろうか・・?
コストアップにはなるが割れずに癖が抜けるのであれば
それもありかもしれない。

製材後に暫く経ってしまった短めの黒柿、
桟積みしてその上に別な材の山を重しとして置いていたので反りは少なめだけど
既に割れが生じてきている。
この板たちを今度はどうしようと思ったが
今回は樹皮の皮も剥がさず、割れ止めも塗らずに室内で観察する事にした。

因みに両端の辺材部分の耳はどの材種でも言える事だが
落とした方が板の材面での収縮の差が小さくなり反りも少なくなるので
黒柿は両耳は落とした方がいいのだろう。

細かな極上の杢であれば、木工など部材にも役立つのだろうが
如何せん、なかなか黒柿の良材は出てこないしあっても高い。
こういった大柄な杢目は割れたら何へ向けるのがいいか?
割れずに反らずに乾燥させる為にもう頼るのは木の神様へ唱える呪文しかない・・?

一枚でもダメージ少なく乾いてくれたならラッキーか。。



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栗の化粧柱 https://shibataya-mokuzaisouko.jp/wooden-building-materials/34920/ Mon, 26 Feb 2024 23:54:41 +0000 https://shibataya-mokuzaisouko.jp/?p=34920 ■ MUKU-DATA  栗 80mm角 面取り 化粧柱 芯去り 昨日は新潟建築卒業設計展Session2024の審査に来られた建築設計関係の方に木材倉庫へご来店いただいた。建築をされている方でも多くの方は木材がまだ調理…

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 MUKU-DATA  栗 80mm角 面取り 化粧柱 芯去り


昨日は新潟建築卒業設計展Session2024の審査に来られた
建築設計関係の方に木材倉庫へご来店いただいた。
建築をされている方でも多くの方は
木材がまだ調理される前の自然近い状態の耳が付いたまま、
曲りのある材、乾燥過程で自然に捩れて割れた材木たちを見ると
いいねといっていただける。

建築の中でこれらの真の姿の材木が取り込まれる事が少ないのは
多くの設計者・建築現場の方々は加工されて部材として使える状態の
木の部材は知っていても
半加工の調理される前のこれらの木の事は知らない人が多いかと思う。
自分で調理する(木取り)難しさ、楽しさを知っていただくには
先ず加工される前の素材がどのようなものがあるのかを
もっと知って欲しいと思っている。
特に木の家、木の内装を作られる方は。。。と。

上記の写真は材木をバランスよく使われている工務店さんから
発注を受けた栗の化粧柱
(既に仕上げを終えてラップされてあったので栗の表情が良く分からなくなっているが)
要望: 栗 2.3m 80mm角 面取りは大きめの15mmで

倉庫内の材木たちを物色して、このサイズを木取りできる適材を探す。
アサメラや色のある木で適材があるも、濃すぎてパス
丁度いいサイズ感の楓があったが、白過ぎてパス。
結局 4m材の栗芯去り 180×120mm程度の框材から木取りをした。
やりとりをする中で
木の事を知っているなぁ・・ 栗の経年変化を想定して
化粧柱にする材や質感なども考慮して大きめな面取り指定をされている事が分かる。

たかが建築の中の1つの部材であっても
要所要所はきっちりと材種と形を選定することで
他所とはなんか違うんだよねぇ・・という木の室内が出来上がるのかと思う。






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木の艶 🍇 https://shibataya-mokuzaisouko.jp/wood-material/34514/ Wed, 24 Jan 2024 23:17:45 +0000 https://shibataya-mokuzaisouko.jp/?p=34514 ■ MUKU-DATA  葡萄の木(マイ葡萄)  木は伐採されて木材になってから、そして木製品として使われながらさらに変化、深化していく。木は育つというが、この葡萄の木は製材してもう直ぐ3年が経とうとしているが随分と熟成…

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 MUKU-DATA  葡萄の木(マイ葡萄) 

木は伐採されて木材になってから、そして木製品として使われながら
さらに変化、深化していく。
木は育つというが、この葡萄の木は製材してもう直ぐ3年が経とうとしているが
随分と熟成されてきた。

木材倉庫の方に葡萄の木の見本として置いていた
マイ葡萄、、
はじめの頃は製材後、キレイに洗いお風呂にも入れてあげ
営業中は車に乗せて、夜はサンダーを少しかけてオイルで磨いてあげて・・
と随分と可愛がっていたが倉庫へ見本として持っていってからは
目にはしていたが触ったり持ちだしたりしていなかった。
数日前に何だか少し寂しそうだったので本社の方へ持ち帰り
今はまた手元に置いている。

昨夜は音楽を聴きながら布巾でゴシゴシナデナデとやっていた。
何でもそうだと思うけど、
毎日の積み重ね、毎日少しづつ3分磨く、一緒に居るって事は
一気に30分磨くよりも何かが違うように思う。

3年経過して随分といい雰囲気にもなってきた。
木はやはり手入れが必要だな、手を入れる事で深みや艶が増すものだなと思う。
古いお宅の深みのある板の間の独特の艶感は、木ならではで
手入れされた木の家っていいなぁ・・と思う。
木に住人の気持ちがプラスされているのだろう。。

木が材木として使われて本当の良さ、深みが出てくるのは
10年、20年、否、30年、50年辺りからかと思う。

(ちょっと放置しててゴメン、)
近くに置いて、また葡萄の木の手入れを再開だ。





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黒柿 面倒だけどやっぱり好き https://shibataya-mokuzaisouko.jp/persimmon-and-rosewood/34310/ Sun, 31 Dec 2023 04:51:05 +0000 https://shibataya-mokuzaisouko.jp/?p=34310 ■ MUKU-DATA  黒柿 1.6m材 天然乾燥中 2024 2/5 SOLDOUT 埼玉県M様 昨日から年末年始の休業中だけど木材倉庫の材木たちの整理をしていた。昨年6月に製材してまだ1年半ほど、天然乾燥中の黒柿を…

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■ MUKU-DATA  黒柿 1.6m材 天然乾燥中 2024 2/5 SOLDOUT 埼玉県M様

昨日から年末年始の休業中だけど
木材倉庫の材木たちの整理をしていた。
昨年6月に製材してまだ1年半ほど、天然乾燥中の黒柿を室内へ入れた。
やはり、、反りがかなり出てしまったし、割れも生じている。
水中乾燥がいいとか、色々と言われているが
丸太からの製材は何十本も経験値がないので
状態良く乾かすには未だ手探りの状態が続く。

木に興味を持ち始め、少し材種の事を知ってくると
この黒柿に出会い多くの人はその杢目に魅了される。
白地に黒の縞模様
自然界が作る作為のない模様は多くの人の心に響くようだ。。
この黒い縞模様に関しては世界共通に一定の人間の心に刺さるように思える。

自分自身も勿論、材木屋になって少ししてこの木に出会い、
その模様に魅了された。
でも積極的にはこの木を追いかけてこなかった。
みんなが好きで、ポンポンと出てくる材ではなく、、稀少材
孔雀のような杢目にいたっては100万超えもザラにある材
追いたくても追えないですよね・・・
天邪鬼な性格?(かどうかは知らんけど)も相まって
どこか距離を置きながら少し冷めた目でこの黒柿と付き合ってきたような感じ。。

写真の黒柿も、極上には程遠く並といえば並・・あたりかぁ・・
なんせ手入れが大変な木で
虫は入り易し、乾燥中の反りは大きいし、反る力を抑え込めば(重しを載せるなど)
今度は割れが生じてくる。
木は正直だなって思う。

その杢目や木から出てくるオーラのようなもの、雰囲気は大好きなんだけど
割れたり反ったり痛い目に何度もあっているから
黒柿はやっぱいいや、うちではなくて他の人に任せようと、離れてみたり、、
でも、昨日こうして室内へ入れて
まじまじと接していると、やっぱ黒柿っていいよねってなる。

人を魅了する力があるんだなぁ・・・
黒柿に対して一皮むけた見方ができるようになった気がする。。





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神様たちに会ってきた 神代木 https://shibataya-mokuzaisouko.jp/wood-design%e3%80%80/33177/ Sat, 16 Sep 2023 08:39:11 +0000 https://shibataya-mokuzaisouko.jp/?p=33177 ■ MUKU-DATA  神代木たち 東京都千代田区 昨夜、木工所にお願いして出来上がったカウンター類を東京へ届けてきた。新潟では稲刈りも始まり、夜はスズムシやコウロギなど虫の大合唱関越道で田園風景をずっと眺め、長いトン…

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 MUKU-DATA  神代木たち 東京都千代田区

昨夜、木工所にお願いして出来上がったカウンター類を東京へ届けてきた。
新潟では稲刈りも始まり、夜はスズムシやコウロギなど虫の大合唱
関越道で田園風景をずっと眺め、長いトンネルを越えて
群馬、埼玉を過ぎて大泉JCSで外環、美女木から首都高へ
数時間の間にどんどんと景色が変わっていく。
長閑な自然の風景から、都心はビル群がそびえ立つ。
これって人が作ったんだよねぇ・・凄いな人間って
東京のビル群を見るといつも思う。
都心の現場への搬入作業は人も車も少なくなった深夜
深夜といっても新潟の夜の古町より人も車も多い。

何も良く知らなかった20代前半に会社を辞め
少しの間、東京で(笹塚)アパート暮らしをしていた事もあったが
どうも息苦しくて新潟へ戻ってきた。

まさか、50を越えて、材木を届けに東京へ行く事など
10年前は想像もしていなかった。
住んでいた頃の東京と材木を今届けていく東京、
複雑な気持ちが入り混じる。



現場ってここですかぁ・・・ ウヒョーーー 高~い。。。
と田舎モン丸出しだが、事実なので素直にそれらのビル群に驚いていた。

そこで、この冬に東京の木工所へ送っていた神様たちに再会した。
工事途中の現場でも異彩を放っている神様たち。
木材倉庫に居た時よりも更に神々しく見える。

鳥海山の神代木たち、、、
神代栃、神代栗、神代欅に、神代桂・・なんせ2500年も埋もれていた
木の神様たちだ。
「よく来たな、元気に頑張っとるな」と。。
思わず「ハイ」と一礼したくなるオーラを放っている。

何なんだろう・・・ この感じは・・・
やはり木はただの物ではなく生きている。

神様たちは秋田の地中から新潟へ 
そして日本の中心、東京千代田区に鎮座する事になった。





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