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■ MUKU-DATA アンブロシアメイプル 天然乾燥材 プレナー加工済み
杢+虫の這った痕のメイプル
この木、生材の時に樹皮を剥がすのに手間がかかり
小さな2枚は途中で、皮むきを断念してしまったのだが
案の定、樹皮部分には虫が入ってしまった。
アンブロシアメイプルは過去に何枚か販売させていただたし
現在も倉庫に在庫として立てかかっている。
そんな中でも、今回のアンブロシアメイプルは杢もあり虫痕も多く出ている。
白地にグニャグニャした模様・・
そこには何故か薄いブルーの跡が付く。
海外や国内では一定層の方に指示され
ギターのボディなんかに使われているのを目にする。
虫痕が多いほど見栄えがするって、なんだか闇だよね・・ Deep!!






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■ MUKU-DATA 11 Book Matches & 7 Solid woods 永見眞一、92歳の仕事
「これ好きでしょ!?」
うん、好き好き、いいねぇ~ 組み合わせ方サイコーだねぇ~
いい資料を見せてもらった。
同じ丸太から製材して隣り合わせの板を本を開いたみたいに
左右対称で繋げるブックマッチ
木目の組合せ方で、一枚板よりも面白い模様へと変化する。
例えば全て均等に入った総杢の極上の板をブックマッチにしたとしても
1+1=2のまま、むしろマイナスになってしまう事もある。
杉など真っ直ぐに伸びる直材は丸太を製材した際、その木目は
比較的左右均等に表れるが
自然の中で育った木は通常はクネクネと曲線を描き成長する事が多い。
木には背と腹がある。
そういった自然木を製材するとそこに表れる木目は偏っている。
その偏った木目の板を一枚で見るなら・・ う~ん・・?いまいちかなぁ・・
という物がブックにした途端、マジックにかかったように
均衡が取れて良く見える事がある。
0.5+0.5 =3以上になることだってある。
組合せ、ブックマッチの妙かと思う。
ギター関係の材を供給している材木屋は
常にこの事が頭にあって、一枚の板を見た際にブックで出来上がるギターを想像できている。
常日頃の頭の中にある事なのかと思う。
これはブックマッチに良いかなぁ・・という材を2枚1組で
時々仕入れているが、バラで販売してしまったりと
なかなか思うように形に出来ずにいる。
良材、大径木が年々少なっている中で
今後はブックマッチや2枚ハギ、3枚ハギなども必要となってくるのかと思う。
木取り、組合せ方、見せ方のセンスが問われる事となる。



■ MUKU-DATA 黄檗(キハダ)杢板 天然乾燥材 プレナー加工済
何の木が一番好きですか?と聞かれる事があるが
それぞれにその木の良さがあって、、
材種というよりはその木が持っているそれぞれの個性に惹かれているのかと思う。
杉でもその佇まいから始まり、一枚の中に描かれた木目が全体の形と調和して
とても個性的に映えるものもあるし、
今はいちまち人気の薄い欅だって、多彩な木目が出易い木で
魅力的な材はたくさんある。
やはりそれぞれの持っている個性に惹かれるのかと思う。
木の一枚板というと、真ん中に板目が走り左右に追い柾目~柾目、そして白太から最後は樹皮へと
いう一本の丸太を割ってできる木目を想像するのかと思うし
一般的にはそういった木らしい木目が好まれるのかもしれない。
弊社に在庫のある板で柾目~追い柾で巾1200mmのセコイヤや
巾700mm程度の杉の柾目の板、過去には巾800mm程度の柾の米松もあった。
丸太を挽くと柾目部分は丸太の中心から左右両端部分にでき
柾目はその丸太の1/3~1/4の断片と言える。
巾1200mmのセコイヤであれば、丸太の径は 1200×3、×4・・
となると直径4mほどのとてつもない巨木だった事が想像できる。
そんなものを室内へ入れてテーブルやカウンターとして
果たして使っても良いものなんだろうか・・・さえ思えてくる。
今回プレナー掛けを終えたこのキハダも
柾目を中心として変わった木目が形成されている。
立木の時はどんな姿をした木だったんだろうか?
大きな枝もついていただろうし、極端に偏芯していたのかもしれない。
年輪は細かく、縮み杢を中心にその杢自体交錯してプチプチした
杢が出ているカ所もある。
あまり目にすることがない変わった杢目だなぁ・・と思う。
一枚の中で傷んでいる部分もあるので
例えば4辺をストレートカットしてスクエアに切り取ったとすると(木取り)
板目部分がほんの少しだけ入り、角度の違った柾目~追い柾がで構成された
一枚となる。
木の板らしい、真ん中に板目の通ってあるそれとは全然違った表情が現れる。
なんじゃこれ?
これって木なの?
どんな形の木だったんだろうね・・・?
四方に枝を伸ばした大きなキハダだったんだろうねぇ・・・と想像が止まなくなってしまう。
巨木を授かった際に、どう使おうか?どう見せようか?
という木取りのセンスと腕の見せ所とも言える。
黄檗は比較的、縮み杢が出易い木ではあるが、
このような杢を持ったキハダを見たのははじめてだし、
今後こういった同じような杢を持った黄檗と出会う事はないだろう。。。









■ MUKU-DATA 栃一枚板(佐渡産) 天然乾燥材 プレナー仕上げ済
弊社へ来て10年が経過した栃の板
2本の丸太は佐渡島から来た栃と聞いている。
確か4.5m 1本、2mが1本
製材された板は赤身が強く、丸太は暫く放置されていたのか
部分的にスポルテッド模様が入っていた。
10年前、赤身の栃の評価は低かったし、栃の赤身部分は
乾燥過程で縮んだり動いたり割れたりし易いので警戒されて
あまり見向きもされていなかった。
赤身の栃は漆行きと言っていた方もいた。
そして当時はまだ一枚板業界ではスポルテッドの評価は低く
ブルーステイン(青カビ)や菌の走ったスポルテッドは
傷んだ材として評価されていなかった。
楽器業界、ギターやカホンなどではこういった材は既に使われていたのかと思う。
木材はこうでなければいけない。
こういった木材が価値があり銘木として成立する。といった
固定観念が強い業界だったので
キャラクターの強い面白い材は積極的には使われてこなかったんだろうと思う。
でも、どこか良いよね、気になるよねって
思っていた方々も少なからず居たのではなかろうか・・?
これらの佐渡産の栃は10年かけて少しづつ方々へ旅立っていった。
あれはあそこに行ったよね、大切に使われているかなぁ・・と
それぞれのお客様の顔と栃が思い出される。
そんなこの栃も僅かこの3枚だけになってしまった。
保管中にクマンバチにやられたり、痛みは更に増してしまったが
どこか気になるキャラを持っている。
樹齢からくるものか?島で育った環境からなのか?
あの人、口数少ないけど、何かオーラを放っているよね・・
数日経っても、ジワジワと思い浮かんで
なんかどこか引っかかって気になるんだよねぇ・・・みたいな
多くの人とのご縁を繋げてくれた栃の板たちだった。
左① 2000 650-680-790 t60mm






中② 2100 800-910-840 58mm SOLD OUT 新潟市 T様







右③ 2250 790-900-900 t50mm










■ MUKU-DATA ナーラ 正角 再割り製材
ストックする材木類を見ながら
これはあそこに使うと面白そう、この曲りはあの部分へ・・
この材のこの癖のある部分を木取りして使うと全体が良く見えるだろう・・などなど
日常、木材を見ながら思考する事は当たり前になっている。
但し、住宅や店舗などの建築用材として限定的な見方になっている。
建築用木材を想定してずっとやってきたので
どうしても「建築の中での木材」を切り離して考える事はできない。。
当初、この材を入手した際も、やはり想定は建築用、室内の何かにと
考えていた。(関連:ナーラ材 芯去り正角)
しかしここ数年、想定以外の建築関係以外の要望をいただく事も多くなった。
今回も楽器の一部として使用するとの事。
ずっと建築と共に材木を扱ってきたので建築用木材としての
独自の癖がついている。
例えば、大きな材はそのままなるべく無駄のないように。。。
大きな材を切り刻み小さくするのは勿体ない。。。
みたいな・・製材所、大工さんから叩き込まれた無駄のない使い方みたいな常識
ところが作るものによってはそれが良い訳ではなく
大きな材から歩留まりは悪くても良い部材を切り取ったりすることも多い。
今回のナーラも然り
厚みを4等分して長さを4分割してからの納品となった。
多くの床柱屋さんなんかは、例えば黒檀なんて1本30万、40万と
最も高価な材の一つであったが、
多くの唐木類の床柱は細かく切り刻まれ、ナイフの柄や箸、木軸ペンへと姿を変えていった。
時代が変わり、床柱としての最高峰に位置した黒檀の需要はなくなり
細かな部材としての用途へと変わっていった。
ここ数年、そういった想定した事以外で材木の需要をいただく機会が増えてきた。
それはそれで都度勉強になっているし刺激をいただいている。




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■ MUKU-DATA ボックスエルダーメイプル(非売品)
ここ数年、ほんと他所の木材サイトを見なくなってしまったので
今、どのような材が地下で動いているのか・・?など
疎くなってしまった・・(・と言えるのか?それが悪いのかどうかもわからないが)
あまりの情報量の多さに疲れてしまうから見ないのかもしれないし、
自然な気持ちでそうなっている。(何か強く決めている訳ではなく気づけばという感じで)
過去に材木の事をネットで調べたり、建築の木材の事を調べたりする中で
必ず行きつくサイトが数件あって、今でもお気に入りに入れてある。
そんなお気に入りのサイトの一つから数年前にこのボックスエルダーメイプルを購入した。
(どういう訳はこちらから出向いた訳ではないがそれらの数軒とは今ではお付き合いさせていただいている)
このBEMを見た時、なんじゃこの赤い縞模様は・・!?って感じと
ブックマッチで木取りされたそこに見える杢目の景色がどこか心を揺さぶった。
建築で使う材木業界とは違った木の見せ方があり
それをどう使うと更に良く見えるのか?見え方は我々より10倍も考えられているのかと思う。
木取り勝負、見せ方見え方勝負、である。
住宅で使う材木に関しても、かつては木の使い方、見せ方は
良く考えられていた事は古い木造住宅を観ると見えてくる。
大工さんはこうしたかった、こう見せて奥行きを作り方かったんだなぁ・・等
あまりにもラクをし過ぎて便利で簡単な方向へ向かった事で
面白みのない画一的なものが結果として多くなってしまった。
木の使い方、見せ方は、可能性はまだ無限にあるのかと思っている。
若い大工さん等に話している事で
例えば、レッドシダーの羽目板を貼りたいのは初歩の初歩、
貼りたきゃ即、使って貼ってみるといい。
そうしたい気持ちや欲求は直ぐに満たされ、それは大した事がなかった事に気づき
そして次への工夫へと向かえばいいのかと思っている。
大工なら大工にしかできないもっと自由で技術を絡めた
木の使い方、見せ方ができるのかと思う。
他業界から木の使い方で学べる事は多くある。
昨夜久々にこのボックスエルダーメイプルを取り出して眺めながら
そんな事を思っていた。
ギター部材用に木取りされたブックマッチの材だけど
ギターは弾けないし、ギター用に購入した訳でもなく。。
これ、木の魂の炎をこのまま壁に飾っておこうと思っていたもの






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■ MUKU-DATA スポルテッド栃 ウクレレ材木取り後
3~4年ほど前に随分傷みのあるスポルテッド栃(佐渡産)をご購入いただいた
ギター製作者さんから木取りをしたウクレレのボディーに使われるトップ材を
見せていただいた。
この部分の黒い筋模様が良いからと材を挽き割るも
スポルテッド模様は年輪を刻む木目とは異なり菌が縦横無尽に走った痕なので
挽き割った数ミリ下の黒筋模様が同じではない事があり
ブックマッチとして使えない部分も多いらしい。
なるほどねぇ・・と納得。
弊社はギター用部材を想定している訳ではないが
ギター製作の方に過去数件、部材を供給させていただいた事がある。
それらがどのように木取りされて、どんな素敵なギターへと生まれかったのか・・?
追跡していないのでわからないが
こうした傷んでいたスポルテッド材が使われギターに生まれ変わった姿を
是非見てみたいものです。
過去にギター用として持っていっていただいた材は、、
神代栃、神代桜、神代タモ、神代杉柾目、スポルテッド栃、栃のバール、
栃の虎杢、楓の瘤のある衝立、シナのキラキラ、樺のキラキラ、
杉のうねった柾目、インドローズ・・・他にも何かあったような・・
どれも個性的で、その一枚のどの部分を使ってギターのボディー材にするのか
みなさん材を見て瞬時に判断しているようです。
建築用資材であれば、これはこう使おう・・ こっちへ向けよう。。
と常に思考はできているのですが
相変わらず材を見た時に、ギター木取り部材用として頭が働きません。。
悔しいので1年ちょい前に買ったヤングギターの木材特集を読み返していました。








■ MUKU-DATA 栃一枚板 虎杢 SOLD OUT 神戸市 N様
この全面虎杢の栃の板をブログに掲載していなかったので
出荷前に写真を撮っておいた。
これはお付き合いのある老舗銘木店の倉庫に眠っていたもので、
出会ったときは、えっ!? って思わず二度見、三度見、してしまったもので
厚みは23mm厚で反りもあったので一枚板テーブルには仕上げ辛いが、、
どうしても気になり譲っていただいたものです。
なかなか最近は全面杢で杢目の深い栃もお目にかかれないし、
厚みはなくてもこの杢目、少し手入れをして削ってキレイにしてから
ただ飾っておくだけ、、
木材倉庫の看板として立て掛けておくだけでも迫力ある杢目だな・・と
思っていたもの。
SNSで軽く写真を投稿したら2件お問合せをいただき、
(そんな事はまったく予期していなかったが)早々に嫁ぐことになった。
まだこの栃を立てかけながら毎日毎日、良く眺めていなかったので
梱包前に慌てて写真を撮った。
オマエ行き先決まって良かったなぁ・・って埃を塗れ雑巾で拭き取りながら・・
愛車、愛犬を撮るように、好きな人をおさめるように、
いろんな角度から見て、やっぱオマエ凄いなぁ・・って心で呟きながら
写真に収めた。
基本的に倉庫へ持ってくる材は自身が惚れ込んだものが殆どなので
ちょっと前までは材が出てく際の寂しさみたいなものはあったのですが
コレクターではなく木の良さを伝える為、材木店が商売ですので
今は使っていただけるのであれば是非お願いします!って感じ。
今度は形を変えて素晴らしいものへと生まれ変わり
また多くの人々の目を楽しませてくれると思うとワクワクするし、
この栃にとっても良かったなぁと思っている。
見た感じ、もうこの状態になってから20年は経過しているような
色の焼けと、木口周辺処理は新聞紙を貼ってあるので
相当長く保管されていたものかと思われる。
漸く陽の目を見て、皆さんに見て貰えること、、
長かったなぁ・・と思うけど、この栃が生きていた頃の樹齢からすれば
20年、30年なんてあっという間に思っているのかもしれない。
何だがこの時を栃自身が待っていたかのようにも思えてならない。















■ MUKU-DATA 木工用部材
細かな部材でいいんだけど・・と頼まれ、
お付き合いしている同業者さんへお土産がけら短材を持っていってきた。
ネット販売をしているとの事だが、
当方、いつかはやろうと思ってはいるが細かな木取り製材するまで手が回らない。
作る物によってどう杢目を活かし製品に仕上げるか?
ペンであったり器であったり楽器だったり・・と、
どこにどんな杢目を入れるか!?が勝負どころでセンスが問われ
出来上がる作品にも違いが出てくるようです。


■ MUKU-DATA 各種一枚板入荷 未乾燥
昨日朝一、12月上旬の市で購入できた一枚板が届いた。
気になる材の出材が数点あったので強行突破で日帰りで遠征、下見して
競りは信頼のおけるお付き合いしている材木屋にお願いして落札されたもの。
結果的には良い仕入れができたし、
今回購入したのは墨流し模様のものが狙ってはいないが多かった。
白地に一部黒筋模様の強いダオ、ヨノキ(エノキ)や栃のスポルテッドが殆どで
他に樟2枚、朴ノ木2枚、ぶっ壊れた楓1枚、新潟の栃2枚
別に拘った訳ではないのだが、材種は数点に限定され、
やはり全体の雰囲気や佇まい、なんか気になる、心に刺さるな・・ってものを
ピックアップした結果が今回の仕入れはこれだったといった感じ。
早速、材を整理して、片付ける前の皮むき作業から始まる。
師走の忙しい時期にこの作業はちょっと辛いが、
皮を剥がし、割れ止めや鎹を打ち込み、桟済みするこの作業を怠ると
後々これらがデビューする際に輝いてくれない事になるので
楽しみながら一枚一枚、木と向きあって手入れをしている。

大型一台としては量が足りなく送料が高くついてしまうのが悩みどころ




スポルテッド栃 他にスポルテッド榎など
スポルテッド狙いだった訳ではないが、結果これら墨流し模様のようなものが
多くなった。
小さな板はここぞという飾り棚などにいいのかもしれない。
スポルテッド材は比較的乾きが早いように思うので
1年ほど養生してからプレナー掛けしようと考えている。





早速、朴ノ木の皮むきを始める。
まずは皮を剥ぎ、割れそうな箇所に鎹を打ち込み、その後割れ止め作業など


10月、新潟の木材市場で出ていた栃の丸太から挽かれたもの(岐阜の業者さんが購入)
大きな丸太だったが芯部分に腐れがあり、どうかなぁ・・この丸太?と思っていたが、
一枚板として4枚が挽かれ、一枚板以外の端材部分も
杢目がキレイな材はギター部材や木工用として高値で買われていたようだ。
この写真の一枚外側の赤の少ない栃が一番良いものだった。
過去に見たこともない美しい色々な杢目が広がっている。
一番良い外側の2枚が買えなかったことは少し凹んでしまったが、
赤身のあるこの大きさの杢目もそうそう見ることがない材だと思っている。
新潟の栃の木で、その周辺の根や枝部分の丸太は弊社にあり(10月の市で購入)
今回の市でこの2枚と縁があったことは、この木の根や枝、そして新潟育ちという地に
呼ばれたのかもしれないなぁ・・
それらの縁があったのかなぁと思っている。
市場に並んでいた時の栃:左側が弊社へきたもの

