■ MUKU-DATA 柿の枝 皮むき
1時間満たない隅間時間、あの材木を出して作業すると2~3時間かかってしまうし・・
って時に樹皮の皮剥きをしたりする。
昨年の12月頃に他の材と一緒にきた付録の柿の木の枝をあれからずっと屋外に放置してあった。
このまま何もせずに2~3年経過すると朽ち始めてくる。
枝ねぇ・・・
形はユニークだったし、これ伐採した人、このままの形で残していたのは
何かに活かして欲しい意図があったのかどうか?
この形だとかさばるし運びにくいし、、
やっぱ何か意図があったんだろうなぁ・・(単に面倒だっただけ?)
まぁ皮むきでもしておくかって事で数日前からこれらの柿の木の枝に手をつけはじめた。
半年以上放置していたからパリパリと剥けてストレスなし。
細かな枝は何度も切られたのか、瘤らしきものが何カ所かにあって
なんか変な形、こういうのキモカワイイっていうの?
最後に枝の中で一番大きな二股のYというよりはV字の枝。
虫には食われていないけど樹皮の内側には黒い小さな虫が多い。
普段はあまり見ない虫だけど、柿の木にいるのかなぁ・・
身の部分を食べた跡はなく、ただ単にねぐらにしていただけか?
ある程度皮を剥がして片付ける際に、このV字、自立するんだぁ・・って
それで、この自立したところを写真に撮って
SNSに投稿(X)
寝る前に見てたら、Nさんというアカウントから
「スケキヨ」に見えます
とメンションされてあった。。
スケキヨ??何だろうスケキヨって?
少し寝ぼけていたので、キヨスク?スキヤキ?に見えたりしたが、
再度文字をなぞっても「スケキヨ」とあったので
眠かったけど調べてみたら、何となくそういう事ねぇと分かったので
その部分をスクショしてメンション返し
(ほんと興味の範囲が狭くて物事を知らな過ぎるのは自覚してはいるのだけど
材木以外の会話についていけない事も多く・・)
今朝、起きたら、更に「静馬かもしれませんが、、、、」とまた返信がきていたので
もう調べるのを諦めた。(静岡にいる馬のことか・・?)
スケキヨ柿と命名
今日も一日頑張るぞ!






■ MUKU-DATA 柿の木(根っ子と接木部分あり)
春先から一枚板類の作業が多く手をつけられずにいた変な木たち
これからの季節で傷むといけないのでここ数日集中的に妖怪弄りをしている。
これらどうしようかなぁ・・って変な木たちは用途が定まらない為
手入れもとかく後回しになってしまいがちだったのですが・・
春先に伐採した樹齢のいった大きめの肝心な黒が腐っていた黒柿も
行き先が決まったので取り出した。
元から大きく空いた黒い穴にスズメバチが行ったり来たりしているのを目にしたので
慎重に動かした。
どうやら昨日一日様子を見ていたが居なくなったようだ。
購入者はアーティスト的な木工製作をしている方なので
きっとこの形状を活かして使っていただけるんだと思う。良かった。
さて、約半年以上野ざらしにしていた根っ子部分の残ったこのアート作品のような柿の木
今度はこれを手入れしないと虫が入ったり腐れが進行して使いものにならなくなってしまう。
先ずはこの木を自立させるのに不安定な根っ子部分を手鋸でカット。
入組んでいて丸鋸が使えず、レシプロソーなど電動鋸など持っていないので
切れない手鋸でゴシゴシと。。(あぁ・・腕が痛い)
そして皮むき、、 延々と
上下左右、斜めとリフトで持ち上げたりしながら全体に樹皮を取り払い水洗い。
樹皮はなかなか取れないので、
これを日をおいて数回繰り返す予定。
この柿、果樹に時々見られる接木部分もあり、地中から下の根っ子部分も残っている。
見た目のバランスもよくて、これだけでアート作品のようにも感じてしまう。
これをこのまま使って最後まで何かを作り完成させたい気持ちにもなるのだが、
我々はあくまで材屋
材として使えるようにするまでが我々の仕事でこれを使って何かを作るのはお客さんである。
材木屋、素材提供者としての分を弁えてそこは我慢我慢
(絶対に渡したくない材で自らどうしても完成させたい素材と出会ったら最後まで手を加える事も
この先あるのかもしれないが、あくまでも材木屋のスタンス)
これ根っ子も付いてるし、まさに根っ子屋、猫屋新発田屋だな。


















■ MUKU-DATA 妖怪黒柿 5/28製材
瘤がボコボコと異様な姿の柿の木
変木系で時々みる栃や楓、楡、・・
この柿、どこをどう製材しようかと約1月ほど眺めていたが結論は先ずは半割して
その後どうするか考えようという事にした。
両木口からは殆ど黒はなく、少しだけ変な黒の出方をしていた。
一体中身はどうなっているんだろう・・?
(立木を含め変な木を目にすると中はどうなっているんだろう・・?と想像し
製材したくなってしまうのは職業病の一つかと思う)
エイ!って感じで製材したら、形もおかしいが、黒の模様も
黒柿としては異質な杢目が現れた。
杢目にはそれぞれにある程度分類された呼び名があるのだが(例えば縮み杢、玉杢、サバ杢のように)
んじゃあ、これはいったい何杢か?
分類しがたい変な杢目かと思う。
5月末に製材、即行先ずは製材した材面に割れ止めを塗って
(いつもは製材後、皮むきをしてから割れ止めをぬるのだが
時間がなかったので割れ止めを先行した)
それから一カ月経過、、
早く、皮むきしなくては
と。。
柿の木は虫の大好物な木の一つで手入れをしないと直ぐに虫が無数に入ってしまう。
(桜、鬼胡桃、槐、これらも直ぐに虫がはいってしまう。
まぁ、どの木も虫に取っては樹皮の裏から白太部分は大好物なのである)
先週ようやく皮むきして再度防虫処理して布を被せて奥へ片付けた。
樹皮は外気温から木を守ってくれる役割もあるので
製材後、直ぐに皮むきせずに約1か月眠らせ少しまた外気に馴れさせてから
湿度の多い今に皮むきしたのはたまたま時間がなくてそうなったのだが
割れも思ったり少なく、見たところ虫穴も見つける事ができなかったので
結果良かったのかもしれない。
(なんのことを言っているかよく分からないですよね、、
木って凄く乾燥させて使える材になるまで難しくて、特に柿の木は直ぐに割れてしまう
製材後は神経を使う材の一つなのです)
皮むきしながら、なんだかオバケ?宇宙人?に触ってるみたいな
特異な形なんだよねぇ・・
ちょっと可愛らしいお茶目さもあったりして・・
こんなの薄暗いところで見たらきっとみんな驚くかと思う。






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■ MUKU-DATA 黒柿丸太 デコボココブコブ 黒腐れ 7/4 SOLDOUT!
今日も黒柿?ですみません。
3月に伐採した柿の木で、肝心な芯の黒の部分が腐っていた丸太です。。
樹齢は200年以上は生きてきた木かと思います。
長く生きてきた間に幹から出てきた枝が伐られて続けデコボココブコブになって
異様なオーラを纏っています。
樹齢のいった木には時々こういった、
端っこに置いていても何かオーラを放ち、ん??と二度見してしまうような木があるものです。
長く生きてきた中で色んないろんな歴史や物事が詰まっているのでしょう。。
この柿の木、枝分かれ部分の1方の枝はまだ黒がいきているようなので
この枝を伐って単材の黒柿は挽けるのですが、、
伐採後、1か月経過して毎日少し眺めてはあれこれと想像を巡らすのですが
どうも良い調理方法が見当たらずに、、
一旦このままの状態で暫く保管することにしました。
苔を纏った樹皮
よく古木、老木にヒゲがはえたように垂れ下がっているシダ系の植物
あれシダ類の一種でノキシノブ(軒忍 ウラボシ科ノキシノブ属)っていうらしいですね。
古くからある文化財になっている木造家屋の庭にある梅の古木とかで見たりするやつ
そのノキシノブがあるとあぁ・・老木だなぁ・・って印象
この柿にもありました。
苔を剥がして、ノキシノブも剥がし(ゴメンね)、樹皮も虫が入り辛いように軽く剥がす。
デコボコしているからキレイに剥がすには何時間もかかるから
先ずはサッと剥がす程度で木口に割れ止めを塗り防虫してから保管する事にしました。
なかなかの風格、貫禄です。
他にも数年前にやはり同じように黒の部分が腐って穴の空いた
この柿よりももう二回りほど大きなデコボコな柿丸太も料理しきれずに保管してあるのですが・・
何に使ってあげるのがいいんだろうね・・
集まれ、奇人変人!
奇木変木は創造力を刺激する。
それまで待つことにしようと思います。











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■ MUKU-DATA Ambrosia Maple アンブロシアメイプル 天然乾燥材 プレナー加工済み
先日もちょっと書いたが昨日ようやく採寸して倉庫内へ迎え入れた。
サイズは左から
左: 1400 450-530-570 t50mm
中: 1350 730-760-780 t53mm
右: 1950 500-540-700 t51mm 少々捩れあり
2023 3月の仕入れなのである程度は乾いていて使えるかと思います。
他にこの手の模様がよく出ている丸太で
3mの巾広の大きなテーブル天板用に使えるものがあるのですが
そちらはまだ眠らせているのでご興味ある方はご一報いただければと思います。
しかし、倉庫内の癖の強い一枚板たちの中で立て掛けみたのですが
その他の木々に飲み込まれるどころか
曲者の中でも異彩を放っていますね・・
このメイプル自体、杢のある良いメイプルなんだけど
虫が描いたラインが上乗せされて、これって材木??みたいな感じになってますね。
下手物好きなDEEPな方にはおススメ!?











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■ MUKU-DATA 新発田屋木材倉庫 3/7 22:00~25:00
いつも木材倉庫へお越しいただきましてどうもありがとうございます。
先週土曜日、通常通り19:00閉店後に
若い音楽好きな方々が遊びに来てくれて、ハウス、ソウル、レゲエ、ダブと
なんとなくクラブの真似ごとみたいな場となりました。
照明も暗くしてスポットで材木たちを部分的に照らして
おもちゃ程度のレーザービームを使い、スモークマシーンは本物のダルマストーブの煙が
丁度いい塩梅で全体が霞んでいました。(命がけのDJプレイ?)
異空間、非日常、木と音楽・・
特にイベントとして行った訳ではなくなんとなくノリで。。。
常連客のDIYのT氏は元調理人で、
過去には急遽ゲリラ的に焼き鳥を焼いてくれたこともあり
御来店いただいた皆さんに美味しいと好評でした。
これも、木材倉庫と焼き鳥??
何の関連も根拠もありません。
元調理人T氏がおもてなしする事で自身が満たされる
人に喜んでいただく事で自分も嬉しいということで勝手にやってくれました。
木材倉庫のNがコーヒーを煎れる行為と同じなのかと思います。
過去にはタップダンサーが木の上でステップしてくれた事もありましたし
ダンサーが多くの木材が眠るこの倉庫で踊ってイメージビデオを撮りたいと言われた事もあります。
自分にとっては日常の当たり前のこの倉庫が
木の素材の状態をはじめて見る人にとっては別なものに見えるのかもしれません。
加工される前の材木たちを見ていると毎日ここに居ても
確かに、何か創作意欲を掻き立てられていろんな事の想像がはじまります。
木は脳と心を刺激してくれる素材なのかもしれません。
特に何かに拘って、狙ってこういった事をやっている訳ではなく
自然発生的に・・を大切にしています。
木材倉庫の木々たち材木たちも多くの人たちが来てくれることを
喜んで歓迎してくれているようにも感じます。
ところで土曜日の若者たち、音楽ばかりに夢中になって
何か材木でひっかかるものとか感じてくれたかな・・・?
否、そんなことも別にどうでもいいんです。
もしかして、ある日突然に木に意識がいく時がくるかもしれませんし
身近なものとして直ぐそこに居てくれるのが木や材木たちですから。。
これからも自然なノリで、いこうと思っています。


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■ MUKU-DATA 迷木DEEPコーナー 新発田屋倉庫内
大工さんや木工屋さんが作り易く丸太を製材して
それぞれの作るものに必要な分増しされたサイズを製材するのが材木屋、製材所の仕事
なので、木から製材して、その先の前工程で使える材とするから「材木」というのかと思う。
(弊社みたいな小さな製材所はどんどん廃業していって、今は既製品を上手く使いながらの
モノ作りが実際は多いのですが・・)
それで、材、作る人が使い易く製材された材木、、以外で
この切れ端どうしよう・・?
すげぇいい味出してんだけど、木工部材にもならないよね・・って
ジャンル分けできない木がどんどんと溜まってきた。
もしかして他所であれば捨てられる、材としての用途をなさないので廃棄されてしまう
木の断片たちかもしれない。。
変な形の木、これ何に使うの?
用途が定まらなければ使いようもなく、でも何か凄いものを纏っているって木
え、木でそんなのあるんだぁ~ 何に使えるかわからないけど
知らなかったし面白そうだから持っておくかぁ・・
過去から少しづつ行き場が定まらずに溜まってきた
そんななんて言ったらいいのか分からない木たちのコーナーを設けてみました。
栃の根っ子にできる幻の瘤、
孔雀杢の黒柿なのに薪割りされて燃やされる寸前にレスキューしたもの
水車板、木の皮、湖から流木ハンターが引き上げた湖木、埋れ木端材など
これら何に使えばいいの??
って木の素材たち参上です。









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■ MUKU-DATA 神代杉 腰板 t12mm
薄く挽いた節のある板をそのまま生き節として材にするには難易度は高め
薄く挽けば挽くほど節も抜け易くなる。
弊社が毎日製材する赤身の12mm~18mmの外壁用の下見板も
丸太の選木は厳しくしているが、どうしても乾燥過程で節が抜けていくものがある。
外壁としてはアウト・・
薄い板の生き節は難しい。。
穴の空いてしまった抜け節の板は行き場をなくしてしまうが・・
抜け節だけの板をストックして何か作れないだろうか・・とも思ったりする。
均一に機会で開けた穴とは違った、自然の枝の抜けた穴
照明器具なんかはどうだろう・・?
森の中で抜け節だけの板で四方を囲ったら、どんな光の入り方になるんだろうか?
暗所には光の枝ができるのかもしれない。。
何度も書いているが節の周辺には面白い木目が表れる。
不可のかかった周辺には必ず変化している。
木は正直だ。
裏と表が表裏一体となり、それがその木のそのままの姿となる。
ほんと人間と同じだと思う。





■ MUKU-DATA 屋久杉 2100×約1000mm SOLD OUT
弊社へ縁があってきたのが約12年前
木材倉庫が出来る前に本社脇の展示室へ数名で搬入して立て掛けておいた。
今はそこはストックヤード化して開かずの間となっている。
数週間前に問合せをいただき、奥の奥の奥の間まで材木たちを掻き分けて
このカミサマをみていただき、とんとん拍子で話が決まった。
樹皮部分を残したかまぼこ型の形状は一旦製材しないと使い辛いが
この部分はこれで迫力満点だし、蓮状になった屋久杉の中でも
こういった半円のままの屋久杉を市場で見る機会は少ない。
弊社に来る前は大工さんが約10年ほど保管していて
市場に出されたものだったので
新潟へ来て約20年ほど経過したものである。
ここへ来てもう12年の歳月が流れた。
木材倉庫が出来たので頻繁にこの場に出入りする事がなくなったが
時折、このカミサマたちに会いにこの暗所を訪れて対話してきた。
木の神様をはじめ常に周りに居る多くの木たちに見守られながら仕事を続けさせていただいている。
この状態に製材されて何年が経過したのだろうか・・・
ようやく陽の目みることになった。
これでいいのだ。
銘木に裏表なし・・
どこから見ても美しい。。。 それは嘘のないそのままの姿であるからだろう。
新たな地でもいつまでもお元気でいらっしゃってください。





























■ MUKU-DATA 杉 腰板 杢目 厚12mm
杢(モク)というと
栃だったり、欅だったり、クラロウォールナット、メイプル、花梨とか求められる事が多いが
杉でも部位によっては多彩な顔を見せる魅力的な杢が多い。
丁物であれば、杉の床柱の前杢
天井板の総杢、床天用、他には「腰板」として市場へ並ぶL900mm程度の板などが
杉の中でも杢物が使われる事が多い。
杉もその多彩な表情には魅了される。
用途として製材されるので「腰板」とは言っているが
大工さんが和風玄関の腰壁部分に張ったり、建具屋さんは帯戸の上下板に使われたりする。
用途で呼び名が付けられて括られているから
腰板に・・・と考えがちだが、使い方は自由かと思う。
なんに使ってもいいし、細かく切ってパズルにしてもいい。
木の成長と共に刻まれる年輪、厳しい自然の中で長く生きてきた木のその断片の杢目は
まさに自然が創ってくれたアート作品のようにも思えてくる。
これ一枚をフレームに入れて飾っても絵になって見える。
作家はこの杉自身と自然環境、長い年月ということなるのかと思う。
絵のタイトルは?
私はネーミングセンスがないので思いつかないが・・・

















