MUKU-DATA マホガニー 3m t38mm /45mm 巾150mm~

2.7×2.7m のL型カウンター材 D450mm程度の巾ハギのカウンター材として
昨日工務店さんが来られアッシュ、オーク、ビーチ、・・
そしてマホガニーを見ていただいた。
お話をお伺いする中で、今回はマホガニーをお勧めさせていただいた。
ビーチ材は優しい表情なのでL型カウンターになった際にすんなりとその空間に違和感かく溶け込むであろう事は想像できるが、
天井にミックスカラーのRシダー羽目板を貼るとの事だったので
カウンターにはもう少し色と表情のあるマホガニーの方がいいかも・・というのが
主な理由。
北米材、特にホワイトオーク材は1年ほど前に比べ価格は倍以上になり
今や高級材の価格帯・・・限りなくウォールナットに近づいてきた。
Wオーク材がこの10年ほどで普及したのは低価格だったことだが、
世界的にウイスキーのオーク樽需要が多い事などもその要因の一つで
ホワイトオーク、ヨーロピアンオーク、国産楢・・と
価格は上昇中で間に合わせで急いで作られる為か品質も悪くなっている。
家具メーカーや建築関係の業者はホワイトオークからレッドオークへ切り替えしていると聞く。
米材は軒並み、全て価格上昇で、安価に入手できる材ではなくなってきている。

マホガニー系は色んな種類があって、なかなかそれと判別し辛い材種同定するには
苦手の樹種ではあるが、
これを入手した商社曰くホンジュラスマホガニーの植林樹であるとの事で
ギターメーカーさんにも卸しているものらしい。
何故にこの材種の平割材を入れたかというと、
今回のようなカウンター用、テーブル用の巾ハギ材としての用途や
厚みを落して挽き板として建具面材へ向けることも想定、
他にマホガニーの家具って意外と今は少ないのでスツール、ベンチなど
ちょっとした家具材用・・ この辺りを想定して在庫した。

このマホガニーで巾ハギカウンター材を製作して
例えば3m 600×30mm、3m 500×30mmなど
何枚か木材倉庫で在庫してみようと考えていたが、まだ実行できずにいる。

今回、ご提案させていただいた工務店さんが先に巾ハギを作りカウンター材として
現場で使用する事になったので
出来上がりの様子、材面、見え方など完成したら見せていただこうと思っている。

左のマホガニーは削った材面の様子